医薬品卸・小売業界のM&Aと事業承継の動向・案件情報2025年最新版

医薬品卸業とは、医薬品をメーカーから仕入れ、病院・調剤薬局などの医療機関、ドラッグストアやコンビニなどの小売店に販売する業種のことをいいます。医薬品小売業は、一般医薬品(大衆薬)と医療用品を小売する事業所をいいます。大手調剤やドラッグストアによる業界再編が進み、M&Aが活発に行われている業界ですが、薬価や調剤報酬の引き下げにより、M&Aの相場も下落傾向にあります。本記事では、医薬品卸・小売業界のニュースや事例、最新のM&A動向などをご紹介します。
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⽬次
医薬品卸・小売業界における
M&Aの概要
医薬品は人の健康・生命に直接関わるため、「薬機法」などの法的規制を受け、政府による規制の影響を強く受ける業界でもあります。また、安定供給が求められています。
とくに医療用医薬品では、製薬メーカーから出荷される製品の90%以上が医薬品卸を通じて病院や診療所、保険薬局などに販売されています。医薬品卸業界は、医薬品や衛生材料を医療機関に安定供給するための重要な役割を担っています。しかし、製品の差別化が難しく、価格転嫁が容易でないため、薄利体質に悩まされてきました。1999年以降、価格交渉や制度的要因により業界再編が進み、1990年の381社から2022年には70社にまで減少。全国をカバーする「4大卸」と特定地域でシェアの高い卸に集約され、業界のM&Aはほぼ終了し、均衡状態にあります。近年は、事業の多角化や経営効率化を目指した異業種間のM&Aが増加しており、業界はさらなる変化を迎える予想があります。
医薬品小売の中では、調剤薬局に先行して、ドラッグストアの業界再編が活発化しています。
2010年から2018年には大手16社の市場シェアが56%から74%に増加しています。また、2021年には当時業界6位のマツモトキヨシとココカラファインの経営統合も行われ、「マツキヨココカラ&カンパニー」が発足しました。同社の誕生により業界の勢力図は大きく変化し、業界の壁を超えたインパクトを与えました。
経済産業省の資料によると、近年ドラッグストアの商品販売額は継続的に増加しており、特に調剤医薬品や食品分野での成長が顕著です。また、店舗数も毎年約500~800店舗増加しており、業界への需要が高まっていることが伺えます。さらに、日本チェーンドラッグストア協会の2023年の調査では、ドラッグストアに併設されている調剤薬局の売上前年比は109.5%であり、店舗数の増加とともに、業界規模も拡大しています。医薬品、調剤は利益率が高い傾向にあります。
ドラッグストア大手であるウエルシアホールディングスは、調剤薬局とのM&Aを戦略的に行っており、調剤薬局併設店の割合を78.0%まで伸ばしています。(2024年2月期)
ドラッグストアは大衆薬だけでなく食品や化粧品も販売しており、診療報酬改定の影響を受けづらい体制を構築しています。また、低価格を集客フックとしてスーパーマーケットからも顧客獲得ができるため、大手企業を軸にマーケットを拡大しています。
調剤薬局業界は、中小企業のM&Aが多く見られる分野です。調剤薬局は、医師の診断に基づいた処方箋に従って薬を調剤し、販売する役割を果たしています。2024年3月末時点で、全国には6万2828軒の調剤薬局があり、この数はコンビニエンスストアよりも多い数です。
調剤薬局の収益はほとんどが調剤報酬から得られ、報酬は「薬剤料」と「技術料」で構成されています。粗利益は「技術料」と「薬価差益」で構成されています。この「薬価差益」は規模のメリットを享受しやすいため、とくにM&Aによるシナジー効果が期待できます。
このような背景の中、調剤薬局の業界再編は成長期から成熟期に差し掛かっており、今後は在宅調剤のノウハウや薬剤師の補充、AI・ビッグデータへの対応など、大きな変革が求められ、より戦略的なM&Aが進むことが予想されます。
調剤額の推移とドラッグストア調剤額の比率
年度 | ドラッグストアの調剤額費(億円)(A) | 対前年伸率 | 調剤医療費総額費(億円)(B) | 対前年伸率 | 比率(A/B) |
---|---|---|---|---|---|
2017 | 8,069 | - | 77,129 | - | 10.5% |
2018 | 8,858 | 9.8% | 74,746 | -3.1% | 11.9% |
2019 | 9,807 | 10.7% | 77,464 | 3.6% | 12.7% |
2020 | 10,693 | 9.0% | 75,447 | -2.6% | 14.2% |
2021 | 11,738 | 9.8% | 77,515 | 2.7% | 15.1% |
2022 | 12,811 | 9.1% | 78,821 | 1.7% | 16.3% |
2023 | 14,025 | 9.5% | 83,077 | 5.4% | 16.9% |
参考:日本チェーンドラッグストア協会「第24回(2023年度)日本のドラッグストア実態調査」
厚生労働省「令和5年度 調剤医療費(電算処理分)の動向」
医薬品卸・小売業界における
M&A活用のメリット
医薬品卸・小売業界におけるM&A活用のメリットをご紹介します。
- 譲渡側のメリット
-
- 後継者問題を解決できる
- 事業意欲旺盛な会社との協業により、相互に発展することが可能
- 適切な会社に譲渡すれば、社員の雇用は保証され、成長機会も増える
- オーナー社長は個人保証や担保提供から解放され、ハッピーリタイアができる
- 個人保証や担保提供から解放されたうえで役員等として継続してかかわることも可能
- 譲受け側のメリット
-
- 売上規模・シェアの拡大・地域補完が見込める
- 事業多角化・新規事業への参入
- 人材の獲得・技術力の向上
- シナジーの創出
- バリューチェーンの補完・関連事業領域の拡大
- リスク分散ができる
- コストの削減・財務力強化(仕入れコスト、管理部門コスト、物流コストなど)
医薬品卸・小売業界で
M&Aを実行する際のポイント
医薬品卸・小売業界でM&Aを実行する際に注意すべきポイントには、下記のようなものがあります。
- メーカー、医療施設などとの関係
- 有資格者の状況(人数・年齢・給与・継続雇用の可否)
- 在庫管理・評価(過剰在庫を抱えていないか)
- 財務問題
- 労務問題
- コンプライアンス
- ガバナンス・管理体制
ここでは一般的なポイントをご紹介させていただいておりますが、実際には、個別事情を勘案すると大きく変わります。また、業界によっては独自の規制や商習慣が存在するため、M&Aの仲介を行ううえで、それぞれの業種・業界の特性を正しく理解していることが非常に大切です。
全国に拠点を展開する日本M&Aセンターでは、各業界に精通したコンサルタントが所属しているため、専門性の高いサービスを提供させていただくことが可能です。秘密保持を厳守のうえ、個別相談を無料でお受けしています。M&Aの進め方やポイントなど、気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
医薬品卸・小売業界における
M&Aの価格相場
本業界のM&Aの価格・相場感の考え方についてお話します。M&Aには様々な評価方法があります。その一例として「取引事例法」をご紹介します。
取引事例法は、過去のM&A事例から、事業内容・地域・財務指標などが似ている企業の売買事例を選定し、その売買実績に基づいて価値算定を行う方法です。取引事例法において重要なのは、類似の取引事例を参考にすることです。しかし、「他社のM&A実績から価格を参考に知りたい」と思っても、非上場企業のM&Aでは、情報が非公開のため、ほとんど参照することはできません。
類似する条件を見つけるために非常に多くの事例の蓄積が必要になります。日本M&Aセンターでは、M&Aにおいて成約実績10,000件超、M&A成約件数のギネス世界記録™に4年連続で認定※されるなど、豊富な実績があります。事業内容・地域・財務指標などから似た会社の売買事例を選定し、一定のルールで公正な価値評価を算出することができます。
こちらから当社の株価算定シミュレーションを体験することができます。
※ギネス世界記録™:M&Aフィナンシャルアドバイザリー業務の最多取扱い企業(2020年~2023年)
では、より高い評価を得て、より高く会社を売るにはどうしたらよいでしょうか。また、魅力的な買い手企業を見つけるにはどうしたらよいでしょうか。M&Aの価格は最終的には売り手企業と買い手企業との交渉になるので、買い手企業にとって「この会社が欲しい」と思われる要素を増やしていくことが必要です。
例えば、どの業界でも、全体的に人材不足となっています。例えば、買い手企業からすれば、より若くて優秀な人材(薬剤師やMSなど)が確保できるようであれば、M&Aによって買収するメリットが大きくなります。さらに、コンプライアンスやガバナンスの問題もあげられます。これはどちらかというと、交渉でマイナス要素を作らないという視点です。具体的には、顧客との間でのトラブルがないか、社会保険にしっかり加入しているか、などです。これらがあると潜在的な費用や負債として見られ、価格交渉上不利になりえます。事前にこれらの要素がクリアされていますと、買い手企業としても安心してM&Aを実行することができますし、価格交渉でのマイナスポイントが少なくスムーズに進めやすくなる傾向にあります。
なお、実際には個別の業種や取引環境等によって価格相場は変動しますし、場所や経営状態によっても大きく左右されます。初期的なご相談や、簡易的な株価診断は無料にておこなっておりますので、よりくわしく評価や課題について聞きたい方は、弊社コンサルタントから詳細をご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。

株式会社日本M&Aセンター
業界別M&Aレポート編集部は、日本M&Aセンターの社員によって執筆・運営されています。各業界・業種のM&Aや事業承継に関する情報、トピックをお届けします。
医薬品卸・小売業界における
最新のM&A事例
医薬品卸・小売業界の動向を見るために、近年に実施された医薬品卸・小売業界のM&A事例をご紹介します。医薬品卸・小売業では大手調剤やドラッグストアチェーンによる競争が激しく、成長戦略の一つとしてM&Aが積極的に取り入れられていることがわかります。
ドラッグストア×ドラッグストア
イオン傘下のウエルシアHDとツルハHDが経営統合へ
- 株式交換
- 株式会社ツルハホールディングス(3391)、ウエルシアホールディングス株式会社(3141)
経営統合の概要
スキーム:株式交換、経営統合 実行時期:2025年12月予定
2025年4月11日、イオン株式会社は、傘下のウエルシアホールディングス株式会社(以下:ウエルシアHD)と、約20%を出資する株式会社ツルハホールディングス(以下:ツルハHD)の経営統合を発表しました。
2027年末としていた当初目標を2年前倒しし、2025年12月の統合を予定しています。
ツルハグループは、1929年に北海道旭川市で創業し、「ツルハドラッグ」をはじめとするドラッグストアの運営を行っています。
イオンは、「AEON」などの総合スーパーや食品スーパーを全国展開する会社で、国内流通の大手企業です。
ウエルシアグループは、調剤薬局業界、ドラッグストア業界の大手。「ウエルシア薬局」「HAC」など調剤薬局を併設したドラッグストアチェーンを展開しています。
イオン、ツルハHDおよびウエルシアHDは、本経営統合が、地域生活者のより高次なヘルス&ウエルネスを実現することにつながることになると判断しました。
ツルハHDおよびウエルシアHDの2社を合わせると、売上高は約2兆円、店舗数は約5,500を超えることになります。
今回の経営統合により、日本最大のドラッグストア連合体を創成し、競争力の獲得、アジアNo.1のグローバル企業への成長を目指します。
調剤薬局×調剤薬局
調剤大手アインHD、広島の中堅調剤チェーンであるファーマシィHDを子会社化
- 譲渡企業
- 株式会社ファーマシィホールディングス(広島県福山市)
- 譲受け企業
- 株式会社アインホールディングス(北海道札幌市)
M&Aの概要
スキーム:株式譲渡 実行時期:2022年5月
2022年5月、調剤薬局業界最大手のアインホールディングスは、広島県福山市に本社を置く調剤薬局チェーン、ファーマシィホールディングスの全株式を取得し、完全子会社化しました。
売り手のファーマシィホールディングスは、日本の医薬分業の黎明期である1976年に創業し、中国地方を中心として全国に約100店舗の調剤薬局を展開。在宅医療を中心に地域医療に積極的に取り組むほか、薬剤師の専門性強化にも力をいれています。
ファーマシィホールディングスは、いくつかの同業他社と意見交換する中で、経営理念など共通点が多いアイングループとともに歩むことが、同社の描くビジョンをより確実に実現できる道だと確信し、グループへの参画を決めたとしています。また、アイングループに参画以降も、引き続き福山市を本社とし、会社の商号やファーマシィ薬局のブランドは継続する予定です。
買い手のアインホールディングスは、さらなる店舗網の拡充とともに、相互の事業ノウハウを融合することで、地域医療インフラとしての企業価値を高めていきたいとしています。
M&Aによる取得額は非公表ですが、ファーマシィホールディングスの2021年3月期の売上高は約215億円で、アインホールディングスのこれまでのM&Aでも最大規模となりました。新規出店とM&Aを活用した事業拡大を図るアインホールディングスにとって、絶好のパートナーであったといえましょう。このM&Aにより、ファーマシィグループが持つ約100店舗を加え、アインホールディングスは1,200店舗を超える調剤薬局を擁するグループ企業となり、今後もM&Aを中心に、年80店舗ペースでの出店拡大を掲げています。
※「5年で400店増計画」2022年日本経済新聞のインタビューによる
人材派遣×調剤薬局
日本調剤、連結子会社を通じて産業医業務提供を行うWORKERS DOCTORSを子会社化
- 譲渡企業
- 株式会社WORKERS DOCTORS(東京都杉並区)
- 譲受け企業
- 株式会社メディカルリソース(東京都千代田区)
※日本調剤株式会社(3341)の連結子会社
M&Aの概要
スキーム:株式譲渡 実行時期:2020年11月1日
2020年11月、日本調剤の連結子会社である株式会社メディカルリソースは、産業医業務提供を行う株式会社WORKERS DOCTORSの全株式を取得しました。
株式会社メディカルリソースは、保険調剤薬局チェーンの経営を展開する日本調剤の連結子会社です。薬剤師や医師、メディカルスタッフ(登録販売者・看護師など)の人材紹介などの事業、有料老人ホーム、高齢者住宅検索サイトの企画・運営などの施設事業を行っています。
本件M&Aにより、日本調剤は、医師紹介実績や全国規模の営業体制と WORKERS DOCTORSが保有する産業医に関するノウハウやネットワークを活用することで、産業医業務提供事業の全国への展開を図り、業容をさらに拡大し、企業の健康経営には欠かせないメンタルヘルスを含む健康管理を中心とした労働衛生管理へのさまざまなニーズに幅広く対応させることを目指しています。
調剤薬局×ドラッグストア
ウエルシアHD、愛媛の調剤薬局ネオファルマーとサミットの2社を子会社化
- 譲渡企業
-
株式会社ネオファルマー(愛媛県四国中央市)
株式会社サミット(愛媛県新居浜市)
- 譲受け企業
- ウエルシアホールディングス株式会社(東京都千代田区)
M&Aの概要
スキーム:株式譲渡 実行時期:2020年7月1日
2020年7月、薬局併設型を含むドラッグストアを全国展開するウエルシアホールディングスは、愛媛県を中心に地域密着型の薬局を展開している「ネオファルマー」及び「サミット」の全株式を取得し、子会社化しました。 2社は同一創業者のもと、愛媛県を中心にそれぞれ10店舗と3店舗の調剤薬局を展開していました。このM&Aにより、ウエルシアホールディングスは、愛媛県の調剤事業の推進及び四国地域の店舗網拡大を図るとともに、サービスとノウハウの融合ならびに共同仕入によるスケールメリットを生かし、調剤を中心としたビジネスモデルの展開を進め、グループの企業価値向上を高めていくとしています。
※さらに、2021年3月1日を効力発生日として、ウエルシア薬局株式会社を存続会社、ネオファルマー、およびサミットを消滅会社として、吸収合併をおこなっています。本部機能の効率化と経営資源の有効活用を目的として、両社はグループの中核的子会社であるウエルシア薬局に合併されました。
小売・卸×調剤薬局
調剤薬局大手のアインHD、病院向け事業を展開するシダックスグループと資本業務提携
- 譲渡企業
-
シダックスアイ株式会社(東京都調布市)
※シダックス株式会社の連結子会社
- 譲受け企業
- 株式会社アインホールディングス(北海道札幌市)
資本業務提携について
2020年2月、調剤薬局大手のアインホールディングスは、シダックスグループとの資本業務提携を発表しました。全国の病院や官公庁、企業で400店超の売店を受託運営しているシダックスアイの全株式を取得し、完全子会社化しました。シダックスは病院給食の受託を手がけており、病院向けの事業を展開する同グループと連携することで、店舗網の拡大に生かす意図です。
M&Aの概要
スキーム:株式譲渡 実行時期:2020年3月
シダックスアイは、シダックスの全額出資子会社で、病院を中心として企業、官公庁、大学及びオフィスビル等の閉鎖商圏における売店の受託運営を主業とし、全国で400超の店舗を運営。特に病院内売店事業及び企業内売店事業等においては最大手として長年に亘る実績を有していました。
アインホールディングスが、シダックスアイの総資産額に相当する15億円で全株式を取得、子会社化しました。病院などに対してアイン薬局との共同出店をするなど、同グループと連携し、薬局出店の競争力強化につなげる見込みです。
さらに、2020年5月、アインホールディングスの100%出資子会社である株式会社アインファーマシーズ(北海道札幌市)は、シダックスアイを吸収合併しました。
シダックスアイに関し、アインファーマシーズが吸収合併する手法をもって、同社の売店事業等を承継することになりました。医療機関との連携がより一層強化されるとともに、重複管理業務を削減し、グループ全体としての事業効率の向上を図る目的です。
医薬品卸・小売業界のM&A動向を動画で解説
当社のM&Aコンサルタントが、医薬品卸・小売業界の特徴とM&Aの動向を分かりやすく解説します。
医薬品卸・小売業界の
M&Aニュース
医薬品卸・小売業界のM&Aニュースを表示します。
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2025.5.29
アインHD、「さくら薬局」運営のクラフトを買収
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2025.5.23
エムティーアイ、子会社ファルモの一部保有株式を東邦ホールディングスなどに売却
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2025.5.13
スズケン、韓国のドンウォン薬品グループとの提携、傘下企業への出資を発表
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2025.4.24
メディカル一光グループ、サイト薬品の子会社化に向け基本合意書を締結
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2025.4.24
メディカル一光グループ、医薬品販売代理店の高知第一薬品を買収
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2025.4.11
ウエルシアとツルハが12月に経営統合へ
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2025.4.1
クオールホールディングス、第一三共エスファの80%株式取得完了
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2025.3.24
マツキヨココカラ&カンパニー、丘の上薬局運営のティー・エム・シーを買収
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2025.3.14
アインHD、新潟の調剤薬局チェーンのエーアンドエムを買収
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2025.2.14
サンドラッグ、子会社の合同会社サンドラッグ酒店を吸収合併
医薬品卸・小売業界の
M&A仲介実績
日本M&Aセンターが仲介・支援して成約した医薬品卸・小売業界のM&A案件をご紹介します。
※現在、2025年3月までの実績を掲載しています。次回の更新(2025年4月~6月分)は2025年7月30日以降の予定です。
譲渡・売却企業 | 譲受け・買収企業 | |
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2025年3月 | 調剤薬局・ドラッグストア(東海・北陸) | 介護・福祉(東海・北陸) |
2025年3月 | 調剤薬局・ドラッグストア(北海道・東北) | 調剤薬局・ドラッグストア(九州・沖縄) |
2025年3月 | 調剤薬局・ドラッグストア(関東) | 調剤薬局・ドラッグストア(中国・四国) |
2025年3月 | 調剤薬局・ドラッグストア(中国・四国) | 調剤薬局・ドラッグストア(中国・四国) |
2025年3月 | 医療機器卸(九州・沖縄) | 医薬品卸売(関東) |
2025年1月 | 調剤薬局・ドラッグストア(関東) | 調剤薬局・ドラッグストア(関東) |
2024年12月 | 調剤薬局・ドラッグストア(九州・沖縄) | 調剤薬局・ドラッグストア(九州・沖縄) |
2024年12月 | 調剤薬局・ドラッグストア(中国・四国) | 調剤薬局・ドラッグストア(中国・四国) |
2024年12月 | 調剤薬局・ドラッグストア(九州・沖縄) | 調剤薬局・ドラッグストア(関東) |
2024年11月 | 調剤薬局・ドラッグストア(東海・北陸) | 調剤薬局・ドラッグストア(東海・北陸) |
医薬品卸・小売業界の
最新のM&A事例インタビュー
医薬品卸業・医薬品小売業では大手調剤やドラッグストアによる業界再編が進み、M&Aが活発に行われています。当社がM&Aをお手伝いさせていただいた事例を、経営者様へのインタビュー形式でご紹介します。
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医薬品×食品、異色のM&A。120年以上の歴史にカイゼンの風を吹き込む
譲渡:宮城県白石市 乾麺(白石温麺、うどん、そば、中華めん)の製造・販売
譲受け:青森県八戸市 ジェネリック医薬品の卸売業ジェネリック医薬品の卸売業を営む八戸東和薬品は、異業種のきちみ製麺を譲受けました。約2年経った現在話を伺いました。
-
120年以上の歴史を持つ老舗温麺メーカーが医薬品卸売会社に譲渡した理由
譲渡:宮城県白石市 乾麺(白石温麺、うどん、そば、中華めん)の製造・販売
譲受け:青森県八戸市 ジェネリック医薬品の卸売業120年以上温麺の製造を行う「きちみ製麺」が譲渡先に選んだのは、ジェネリック医薬品の卸売業の会社でした。成約から約2年経った現在について伺いました。
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受け継がれる、“地域医療をサポートする”想い
譲渡:静岡県沼津市 調剤薬局
譲受け:東京都 調剤薬局「地域医療のため、薬局を閉店させてはいけない」という信念を持つ調剤薬局オーナー。「本当の限界が来る前に引き継ぎ手を探したい」とM&A決断に至りました。
医薬品卸・小売業界の
セミナー情報
当社では、M&Aや事業承継をはじめ、経営に役立つさまざまセミナーを開催しております。ぜひご参加ください。