電気・機械専門卸業界のM&Aと事業承継の動向・案件情報2025年最新版
電気・機械専門卸業界に関する最新のM&A動向をご紹介します。 近年の市場推移やトピックス、業界再編にまつわる情報、電気・機械専門卸業界の周辺業界を含めたM&A・事業承継の事例をわかりやすく解説しています。 また、日本M&Aセンターが取り扱う最新のM&A案件、当社仲介によりM&Aを実行された経営者様の事例、 各業界の動向やM&A(第三者承継)への理解を深めるセミナー情報などもご紹介します。
更新:
電気・機械専門卸業界の
M&A案件(売却・事業承継案件)
一覧を見る
売却の無料相談
買収の無料相談
⽬次
電気・機械専門卸業界の概要とM&A動向
電気・機械専門卸業界には、センサー・スイッチといった電子部品や半導体、電気製品、照明器具、電線といった電設資材、産業用機械・機器、情報機器、中古車等の仕入卸売を行う事業が含まれています。
大手企業の中で例を挙げると、兼松エレクトロニクス、加賀電子、極東貿易などを本サイトではこの業界に分類しています。
電気・機械専門卸業界をとりまく環境
市場・販売/生産・取引動向
電気・機械専門卸業界は、経済産業省「商業動態統計調査」における「機械器具卸売業」「産業機械器具卸売業」などに相当し、日本の商業販売額の中でも設備投資やインフラ整備と密接に連動する分野です。
経済産業省の分析によると、2023年上期の商業販売額は約290兆JPYで、前年同期比1.9%増、その約7割を占める卸売業は0.5%増とされています。機械器具卸売業は、コロナ禍直後の反動需要や設備投資の前倒しにより2021〜2022年にかけて販売額を大きく伸ばした後、2023年以降は高水準を維持しつつも前年同月比でマイナスとなる月が増えるなど、横ばいからやや調整局面にあるとされています。
民間設備投資を示す内閣府「機械受注統計調査」では、「船舶・電力を除く民需」の季節調整値が2023年にかけて9,000億JPY前後のレンジで推移しており、製造業・非製造業ともに中長期的には堅調な投資意欲が続いていることがうかがえます。これはFA機器、産業用ロボット、工作機械などを扱う電気・機械専門卸にとって、一定の需要の下支え要因となっています。
カテゴリー別にみると、電設資材・制御機器など建設・設備投資と連動する分野、FA・ロボット・センサーなどスマートファクトリー関連、データセンター向け電源装置・空調機器、EV・再エネ関連部材などが相対的な成長領域とされています。一方で、汎用機械や一部の工作機械、自動車関連の設備投資は、2023〜2024年にかけて国内外需要の調整を受けて弱含みの局面が続いています。
数量面では、2020年のコロナ禍で受注・出荷が急減した後、2021〜2022年に一気に回復し、以降は価格要因(資材高・円安)も加わって販売額を押し上げてきました。2023年以降は、インフレ鈍化や為替動向の落ち着きにより単価上昇の寄与が縮小し、数量・単価の両面で過度な伸びが見られない「高止まり・横ばい」の局面にあると解釈できます。
取引チャネルの観点では、メーカー系専門商社・独立系専門商社・地域有力卸に加え、B2B ECプラットフォームや電子カタログを通じたオンライン取引が拡大しています。特に標準化された部品や工具、消耗材などでは、Web受発注システムを用いた直接発注比率が高まりつつあり、「持ち帰り型」営業からオンライン見積・受注を組み合わせたハイブリッドな販売モデルへの転換が進んでいます。
※商業動態統計や機械統計の長期時系列データは、基準改定や調査対象の見直しに伴い接続係数が設定される場合があり、2015年以前との単純比較には留意が必要です。
- M&A観点
- 電設資材やFA・制御機器、データセンター向け設備など成長カテゴリーを多く扱う専門卸は、今後も一定のトップライン成長が期待できる一方、需要調整局面にある工作機械・建設機械系などでは再編・統合の動きが出やすい環境にあります。成長分野へのポートフォリオシフトを加速するために、高成長カテゴリーに強みを持つ地域商社やニッチ専門商社を取得し、既存チャネルにクロスセルする水平統合型のM&Aや、メーカーやエンジニアリング企業を取り込む垂直統合型のM&Aの余地が大きいと考えられます。
事業者・設備・拠点動向
経済センサスや各種業界団体の統計によると、日本の卸売業事業所数は長期的に減少傾向にあり、その中でも機械器具卸売業は事業者数の微減と売上の集約化が進んでいるとされています。大手専門商社・総合商社グループ傘下の専門卸が一定のシェアを握る一方、地域密着型の中小卸や専門工具商社、オンライン専業の技術商社など、多様なプレイヤーが併存していることが特徴です。
東大阪のように機械工具や工作機械の卸売企業が団地を形成して集積している地域も存在し、物流機能・展示場・中古機械市場などを共有しながら共同事業を行うケースも見られます。こうした集積地では、およそ100社規模の卸売企業が集まり、生産現場向けに幅広い商品を提供しています。
1事業所当たりの販売額や従業者数でみると、大手と中小の規模格差が拡大している一方、専門性の高い中堅・中小企業ではエンジニアリング・設計支援・保守サービスまでを一体で提供することで、付加価値を高める動きが強まっています。倉庫の自動化やWMS(倉庫管理システム)導入により在庫回転率を改善し、物流コスト率を抑制する取り組みも広がっています。
販売拠点については、地域の需要に応じた営業所ネットワークに加え、メーカー工場や大規模プラントの近隣に技術サービス拠点を設けるケースが増えています。とくに産業用ロボットやインバータ、サーボなどの制御機器では、現場への試運転立会い、パラメータ設定、障害時の初動対応までを担う技術要員を配置することが競争力の源泉になりつつあります。
付帯機能の拡大として、設計部門との共同仕様検討、エンジニア派遣、レンタル・リーススキームのアレンジ、リサイクル・リユース対応など、単なる物品販売にとどまらないサービス化が進んでいます。これにより、売上総利益率の確保とともに、顧客との関係性を強化しスイッチングコストを高める狙いがあります。
- M&A観点
- 事業所数の減少と売上の集約化が進む中でも、技術サポートやエンジニアリング機能を持つ中堅・中小卸は高い付加価値を維持しており、買収ターゲットとしての魅力度が高い層です。M&Aでは、販売エリア・取扱商材・サービス機能の補完性に加え、倉庫・物流拠点の統合や在庫マスタの統一によるシナジーが重要になります。PMIでは、基幹システムや商品マスタの統合方法、物流拠点再配置、技術者組織の統合方針が成否を左右しやすい点に留意する必要があります。
需要側ファクター
総務省統計局「人口推計」によると、日本の総人口は2024年10月1日現在で約1億2,380万人と推計され、前年から55万人(▲0.44%)減少しており、14年連続の減少となっています。人口減少・高齢化が進行する一方で、生産年齢人口の減少が顕在化しており、製造業や建設業など主要ユーザー産業では、省人化・自動化投資の必要性が高まっています。
内閣府の機械受注統計や各種設備投資指標をみると、エネルギー効率化、省力化、自動化、デジタル化を目的とした投資は、景気の変動局面においても中長期的には拡大傾向にあります。特に、半導体・電子部品、EV・電池、データセンターなどの成長産業向け設備投資は高水準で推移しており、関連する電気・機械専門卸への波及効果が期待されます。
一方で、建設投資は公共投資・インフラ更新需要に支えられつつも、人手不足や資材高騰の影響を受けてプロジェクトの計画見直しや工期の長期化が生じており、電設資材・建設機械関連の需要には地域・用途ごとのばらつきがみられます。住宅分野では金利動向や所得環境の影響も大きく、中長期的には新築偏重からリフォーム・省エネ改修に軸足が移る可能性があります。
ESG・カーボンニュートラルの潮流を背景に、高効率モータやインバータ、変圧器の更新、省エネ型空調・照明設備、再エネ関連機器、エネルギーマネジメントシステム(EMS)などへの投資が拡大しています。こうした分野に強みを持つ電気・機械専門卸は、製品の組み合わせ提案や補助金申請支援、LCC(ライフサイクルコスト)提案を通じたソリューション営業の重要性が高まっています。
- M&A観点
- 人口減少に伴う市場縮小リスクがある一方で、省人化・省エネ・自動化投資は構造的な需要として継続する可能性が高く、これらの分野に強みを持つ卸売企業は中長期的に有利なポジションを確保しやすいと考えられます。M&Aでは、成長分野向けの製品ラインアップや技術支援力を持つ企業を獲得し、既存の顧客基盤・エリアと掛け合わせることで、需要減少地域の落ち込みを補うポートフォリオ構築がポイントになります。
制度・規制・DX
電気・機械専門卸業界は、電気用品安全法(PSE)、電波法、建設業法、消防法、労働安全衛生法など、幅広い法令・技術基準と関連しています。卸売段階では、PSEマークや技術基準適合証明の確認、仕様書・カタログ上の表示内容が適正であることを確認する責任があり、不適合製品の流通防止やリコール対応において重要な役割を担っています。
また、電気工事士法や電気工事業法との関係では、工事を伴う機器の販売に際して、有資格者による施工が前提となることが多く、卸売企業が工事会社・設計事務所と連携して適正な施工体制を確保することが求められます。高圧・特別高圧設備や危険物設備に関連する機器では、消防法や各種技術基準への適合確認も重要です。
会計・税務面では、機械設備や測定機器などをレンタル・リースで提供する場合の資産計上区分や減価償却、リース会計基準への対応などが論点となります。販売とリースを組み合わせたスキームを提供する場合には、金融商品取引法・割賦販売法等との関係も確認する必要があります。
DX関連では、インボイス制度や電子帳簿保存法の改正に伴い、受発注・請求・支払プロセスの電子化が急速に進んでいます。B2B ECやEDIによる受発注だけでなく、電子請求書の発行・保存、契約書の電子化、マスタデータ管理の高度化など、バックオフィス全体でのデジタル化が進行しており、これに対応できるかどうかが業務効率・内部統制の観点から重要になっています。
個人情報保護法やクッキー等のトラッキング規制の観点では、法人向けマーケティングでも担当者情報の取り扱いやアクセスログの分析に一定の制約が課されており、プライバシーポリシーの整備やオプトアウト対応、情報セキュリティガイドラインへの準拠が求められます。
- M&A観点
- 法令・規格・DX対応が進んでいる企業ほど、PMI時におけるコンプライアンスリスクやシステム統合コストが低く、プレミアム評価の対象になりやすい傾向があります。一方で、PSE・各国規格対応や電子帳票・インボイス対応が遅れている企業を買収する場合、統合後の是正コストやリスクをディスカウント要因として適切に織り込む必要があります。事前の法務・ITデューデリジェンスで、規格対応状況や基幹システムの更新余地を精査することが実務上のポイントです。
供給・ロジスティクス/サプライチェーン
電気・機械専門卸業界は、銅・アルミ・鉄鋼などの金属材料や電子部品・半導体などの価格動向に大きく影響を受けます。2021〜2022年にかけては世界的な供給制約と物流混乱により、原材料価格と輸送費が高騰し、販売単価の上昇と在庫負担増加を同時に経験しました。2023年以降は一部の資材価格が落ち着きつつあるものの、半導体・電子部品の需給調整や為替変動により、依然として不確実性が高い状況が続いています。
サプライチェーン面では、海外調達比率の高い電子部品・制御機器などで地政学リスクが顕在化したことから、中国・東南アジア・欧米など複数地域への分散調達や国内回帰の動きが見られます。調達リードタイムの長期化や需要の読み違いにより、在庫水準の平準化と欠品・滞留のバランスを取ることが大きな経営課題になっています。
物流面では、いわゆる「2024年問題」によるトラックドライバーの労働時間規制強化や人手不足の深刻化を背景に、幹線輸送・地域配送の双方で運賃の上昇が続いています。国土交通省の資料でも、再配達率削減や共同配送、モーダルシフトの必要性が強調されており、荷主である卸売企業にも物流負荷軽減に向けた取り組みが求められています。
高価値機器や精密機器、危険物を含む機器の輸送では、梱包仕様・温度管理・衝撃管理・トレーサビリティなどの要件が厳格化しており、物流パートナーの選定や輸送品質管理の重要性が増しています。製品保証・保守契約との関係で、輸送中のリスク分担や保険スキームも検討課題になります。
- M&A観点
- 物流コストや調達リスクが高まる中で、在庫・物流の共同化や輸送ネットワークの統合がM&Aシナジーの主要テーマになります。広域で倉庫や輸配送網を保有する企業と、特定商材の在庫・調達力に強みを持つ企業を組み合わせることで、安全在庫削減・配送効率化・調達条件改善を同時に実現できる可能性があります。一方で、物流・在庫管理システムの統合、現場オペレーション標準化には時間と投資が必要であり、PMI計画において十分な期間とリソースを確保することが重要です。
人材
卸売業全体では、完全失業率が2%台半ばの低水準にある一方で、人手不足感が強い状態が続いています。民間調査によると、卸売業の人手不足感DIは2024年1〜3月期にマイナス35程度とされ、全産業と同程度の高い人手不足感が続いています。
電気・機械専門卸では、営業担当に加えて、製品仕様に精通した技術営業、システム・制御設計に関する知識を持つエンジニア、物流・在庫管理に強いオペレーション人材、DX・データ分析人材など、多様な職種が必要です。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」では、卸売業を含む多くの産業で所定内給与額が緩やかに増加していることが示されており、人件費の上昇が収益を圧迫する要因となっています。
また、地域の中小卸では経営者やベテラン営業の高齢化が進んでおり、後継者不在や技術営業ノウハウの継承不足が課題となっています。採用市場では大都市圏・IT企業などとの人材獲得競争も激しく、地方拠点では新卒・中途とも採用難度が高まっています。
こうした環境のもと、多くの企業がOJTだけでなくメーカー主催の技術研修、資格取得支援、eラーニングによるDX・データ分析研修などを組み合わせた育成体系の整備に取り組んでいます。WMS・ERP・CRMなどのシステム導入に際しては、現場担当者のリスキリングと、データドリブンな営業・在庫マネジメントに対応できる人材育成が重要になっています。
- M&A観点
- 技術営業人材やエンジニア部隊を抱える企業は、単なる在庫・販売チャネルの拡大以上に高いシナジーをもたらす可能性があり、買収プレミアムを支払う価値があるケースも多いです。一方、オーナー経営者の高齢化と後継者難に直面する地域卸では、M&Aが実質的な事業承継手段となる場面が増えています。PMIでは、キー人材のリテンションプラン策定、評価・報酬制度の統合、技術ノウハウの見える化と共有が重要なテーマになります。
ガバナンス/広告・品質/コンプライアンス
電気・機械専門卸は、メーカーとユーザーの間に立つ立場として、品質保証とトレーサビリティの確保が重要です。不具合や事故が発生した際には、製品ロット・販売先・施工業者等のトレースが求められ、リコール対応・是正措置・原因分析をメーカーと連携して迅速に行う体制が必要です。
広告・表示の観点では、景品表示法や不当表示に関する公正取引委員会のガイドラインに留意し、性能や省エネ効果、耐用年数などを誇張せず、客観的な根拠に基づいて説明することが求められます。B2B取引であっても、カタログやWebサイト上の表現が不当表示と判断されれば行政指導やブランド毀損につながるリスクがあります。
独占禁止法・下請法の観点では、優越的地位の乱用、過度な返品・値引要請、著しく短い納期要求などが問題となり得ます。特に、元請・下請構造が複雑なサプライチェーンでは、支払サイトや価格転嫁の条件が適正かどうか、社内ルールとして明確に定め、定期的にモニタリングすることが重要です。
情報セキュリティ・サイバーリスクについては、取引先マスタや価格条件、図面データ等を扱うことから、ランサムウェア・不正アクセスへの対策や、クラウドサービス利用時の権限管理・ログ管理が重要なテーマです。ISMSやプライバシーマーク取得、BCP(事業継続計画)の整備など、ガバナンス強化の取り組みも進んでいます。
- M&A観点
- コンプライアンス体制・品質保証体制が整った企業は、顧客・メーカーからの信頼が厚く、取引継続性の観点から評価が高いため、M&Aにおいてもバリュエーション面で有利になりやすいです。逆に、過去の重大な品質不祥事や法令違反がある場合、買い手側にとってはレピュテーションリスク・訴訟リスクとなるため、デューデリジェンスでの確認と表明保証・補償条項の設計が実務上の重要ポイントになります。
M&Aリレーション
電気・機械専門卸業界では、総合商社グループや大手専門商社による規模拡大・機能補完型のM&Aに加え、地域有力卸同士の統合、中小企業の事業承継型M&Aが増加していると考えられます。物流・IT・人材といった固定費負担が増す中で、規模のメリットを追求して粗利率の低下を補う戦略が意識されています。
周辺業種との統合としては、物流会社との垂直統合による配送力強化、エンジニアリング会社・システムインテグレーターとの統合によるワンストップソリューション提供、建機リース会社との連携による設備調達スキームの多様化などがみられます。また、海外子会社や海外代理店の取得を通じて、国内メーカーの輸出支援機能を組み込むケースもあります。
- M&A観点
- 電気・機械専門卸業界における典型的なM&Aパターンとして、①同一商材・隣接エリア間の水平統合によるスケール拡大、②異なる商材ポートフォリオを持つ企業との統合によるワンストップ化、③物流・エンジニアリング・ITなど補完機能を持つ企業との垂直統合、④海外販社や現地ディストリビューターの取得によるグローバル展開強化、などが挙げられます。日本M&Aセンターのような専門アドバイザーは、オーナー企業の事業承継案件から大手企業の事業ポートフォリオ再編・カーブアウト案件まで、幅広いスコープでM&A計画の立案・候補先探索・PMI支援を行うことが想定されます。
電気・機械専門卸業界の今後の課題と展望
シナリオの前提と主要KPI
今後3〜5年程度の電気・機械専門卸業界を展望するにあたり、国内需要の伸び悩みと省人化・省エネ・自動化投資の継続、物流・人件費の上昇、規制・DX対応コストの増大といった要因を前提に置く必要があります。ここでは、売上成長率・営業利益率・在庫回転日数・EC比率・人件費率などを主要KPIとして、ベースシナリオ・上振れシナリオ・下振れシナリオを簡易的に想定します。
ベースシナリオでは、国内設備投資が横ばい〜緩やかな増加にとどまりつつも、省人化・省エネ投資や老朽設備更新需要に支えられ、電気・機械専門卸全体の売上高は年率1〜3%程度の成長にとどまる一方、営業利益率は人件費・物流費の上昇を価格転嫁と効率化で吸収し、概ね横ばい(例えば2〜4%のレンジ)で推移する姿が想定されます。EC・デジタルチャネル経由の売上比率は5年で現在比+5〜10ポイント程度の上昇を見込むイメージです。
上振れシナリオでは、脱炭素投資や半導体・データセンター・EV関連など成長分野への設備投資が想定以上に拡大し、売上高成長率が年率3〜5%程度まで高まる可能性があります。この場合、商品ミックスの改善やサービス収入比率の上昇により営業利益率も改善し、3〜5%程度のレンジを目指せる余地があります。ただし、関連分野向けの需要が世界景気や政策動向に大きく左右される点には留意が必要です。
下振れシナリオでは、世界景気の減速や金利上昇、為替変動により設備投資が抑制され、売上高が横ばい〜微減(▲1〜0%程度)にとどまる一方、人件費・物流費・エネルギーコストの上昇が続くことで営業利益率が1〜2%台に低下する可能性があります。この場合、在庫回転日数や棚卸資産の圧縮、固定費削減・拠点再編などにより資本効率を維持できるかが重要な経営課題になります。
- M&A観点
- いずれのシナリオにおいても、地域や商材ポートフォリオの分散、EC・DX対応の強化、付加価値サービスの比率向上が共通のテーマです。M&Aは、これらの課題を短期間で解決・加速させる手段として機能し得ますが、シナリオごとに重点が異なります。上振れ局面では成長分野の取り込みを目的とした積極的な買収、下振れ局面では不採算拠点・事業の統合や共同配送・共同在庫などコストシナジーを重視した再編が中心になります。
利益率圧迫要因と価格転嫁
- 課題
- 人件費や物流費、エネルギーコストの上昇に加え、2024年問題を背景とした運賃改定などにより、粗利率・営業利益率は構造的な圧迫を受けています。価格転嫁が不十分な場合、売上高が横ばいでも利益水準がじわじわと低下し、在庫負担や与信コストも含めた総コストの管理が難しくなります。特に取引先との力関係が弱い中小卸では、値上げ交渉の難しさが課題になります。
- 対応策
- コスト構造の見える化と、取引先別・商品別に必要なマージン水準や値上げ許容度を分析したうえで、計画的な価格改定を進めることが重要です。また、在庫のABC分析・サプライヤーとの共同在庫・直送スキームの活用などにより在庫回転を高め、物流拠点の集約や共同配送によって物流コスト率を抑えることが求められます。バックオフィスのRPA・電子帳票化による事務コスト削減も有効です。
- M&A観点
- 利益率が構造的に低下する環境では、単独での規模拡大には限界があるため、スケールメリットを獲得するためのM&Aが選択肢となります。同一商材・隣接エリア間の水平統合により仕入条件・物流効率を改善したり、共通プラットフォームへの統合によりシステム費用を分散したりすることで、1社当たりの固定費負担を軽減できます。PMIでは、価格マスタ・与信枠・仕入条件の統合方針を整理し、どの顧客・サプライヤーにどの条件を適用するかを早期に決めることが重要です。
物流・在庫と「2024年問題」への対応
- 課題
- 物流の「2024年問題」によって、トラックドライバーの労働時間上限規制が強化され、長距離輸送や深夜配送のコストが上昇しています。国土交通省の資料でも、今後もドライバー不足が深刻化する可能性が指摘されており、電気・機械専門卸にとってはリードタイムの長期化や運賃上昇、配送制約などが収益とサービスレベル双方の課題になります。精密機器や大型機械では専用輸送が必要な場合も多く、代替手段の確保が難しい領域です。
- 対応策
- 幹線輸送のモーダルシフト(鉄道・海運の活用)や共同配送、拠点配置の見直しにより輸送距離を短縮することが重要です。WMS・TMSを活用して荷量の平準化や積載効率の向上を図るとともに、発注ロットの見直しや直送比率の拡大によって倉庫を経由しない物流設計も検討する必要があります。危険物・高価値機器については、専用梱包や輸送保険の見直しによりリスクとコストの最適化を図ります。
- M&A観点
- 物流機能に強みを持つ卸売企業や物流会社をグループ内に取り込むことで、長距離輸送や共同配送スキームを自社で設計できるようになり、物流コストのコントロール力が高まります。また、地域別に分散した倉庫・配送拠点の統廃合を伴うM&Aでは、在庫移管・リードタイム管理・取引先への説明などPMIの負荷が高くなるため、統合計画の事前設計が不可欠です。
人材確保・スキル転換
- 課題
- 電気・機械専門卸では、技術営業・フィールドエンジニア・DX人材など、高度なスキルを持つ人材の採用競争が激しくなっています。少子高齢化の進展により、地方拠点では新卒・中途とも採用難度が高く、既存社員の高齢化や属人的なノウハウ蓄積が進んでいるケースも多いです。また、賃金構造基本統計調査が示すように、所定内給与は緩やかに上昇しており、人件費率の上昇は今後も続くと見込まれます。
- 対応策
- 採用面では、メーカーとの共同説明会やインターンシップ、専門学校・大学との連携を通じて、技術系人材にとってのキャリアパスとしての魅力を訴求することが重要です。同時に、既存社員に対しては、製品知識・制御技術・DXスキルを体系的に習得できる研修プログラムや資格取得支援、ジョブローテーションを通じた多能工化を進める必要があります。
- M&A観点
- 技術営業・エンジニア部隊を抱える企業や、特定分野に強い技術者を多く擁する企業をグループに取り込むことで、自社だけでは獲得が難しい人材プールを確保できます。ただし、人材獲得を目的としたM&Aでは、統合後にキーパーソンが離職してしまうリスクが高いため、インセンティブ設計やキャリアパス提示、現場の裁量を尊重した組織設計など、ソフト面のPMIが極めて重要になります。
デジタル/データ活用戦略
- 課題
- 電子カタログ・B2B EC・EDIなどの普及により、受発注プロセスのデジタル化は進みつつあるものの、商品マスタや価格情報、在庫データが部門ごと・会社ごとに分断されているケースが多く、データを活用した在庫最適化や需要予測、顧客分析が十分に行われていない企業も少なくありません。紙の帳票やFAX・電話による受注も根強く残っており、バックオフィスの負荷や入力ミス、属人化の問題が顕在化しています。
- 対応策
- 基幹システム・WMS・CRM・B2B ECを連携させたデータ基盤を構築し、商品マスタ・顧客マスタ・価格マスタを統合管理することが重要です。AI・機械学習を活用した需要予測や在庫最適化モデルを導入することで、安全在庫削減と欠品リスク低減の両立を図ることができます。また、RPAやワークフローシステムを用いて、見積・受注・請求・債権管理といったバックオフィス業務を標準化・自動化することで、人的リソースを付加価値の高い営業・技術活動に振り向けることができます。
- M&A観点
- 自社単独でのDX投資が難しい場合、B2B ECや受発注システムに強みを持つ企業や、ITベンダー・SIerと資本提携・M&Aを行うことで、デジタル基盤を一気に整備する選択肢もあります。また、同業他社との統合に際しては、システム統合のロードマップを早期に描き、どのプラットフォームに収斂させるかを明確にすることが成功のカギになります。マスタ統合・データ移行の品質確保は、PMIにおける最重要テーマの1つです。
ガバナンス・コンプライアンスとレピュテーションリスク
- 課題
- 製品の品質不具合や安全事故、表示誤り、情報漏えいなどは、電気・機械専門卸にとって重大なレピュテーションリスクとなります。サプライチェーンの上流で発生した問題であっても、ユーザー側からみると卸売企業が「責任ある窓口」と認識されることが多く、回収・交換対応や原因説明、再発防止策の提示が求められます。
- 対応策
- 品質保証・クレーム対応のプロセスを文書化し、トレーサビリティの確保と情報連携を強化することが重要です。景品表示法・独占禁止法・下請法・個人情報保護法などの教育・研修を定期的に実施し、営業現場や購買現場での行動規範を徹底する必要があります。情報セキュリティ面では、ゼロトラストを意識したアクセス制御や多要素認証、EDRなどの導入、サイバー保険の活用も検討対象になり得ます。
- M&A観点
- 買収対象のガバナンス・コンプライアンス水準は、ディールストラクチャーやバリュエーションに直接影響します。過去の重大な法令違反や不祥事が判明した場合には、条件調整や表明保証・補償条項の強化、場合によっては取引見送りも検討する必要があります。統合後は、グループ全体で共通のコンプライアンスポリシーや内部通報制度を整備し、監査・モニタリング体制を一本化することが重要です。
外需・越境・経済安全保障
- 課題
- 半導体・先端部材・一部の産業機械などでは、経済安全保障関連法制や輸出管理強化の影響を受ける商材も増えています。特定国・特定企業向けの輸出に際しては、輸出管理規則や安全保障貿易管理への対応が求められ、取扱いを誤ると行政制裁や取引停止リスクにつながります。また、為替変動や関税・通関手続の複雑さも、越境取引のコスト要因となります。
- 対応策
- 輸出管理に関する社内規程の整備と、担当者への教育・研修の徹底、リスト規制・キャッチオール規制への対応が不可欠です。海外拠点や現地ディストリビューターとの連携を強化し、現地通貨建て取引や在庫拠点の現地化により為替・物流リスクを分散することも有効です。多言語対応のマニュアル・技術資料の整備や、海外顧客向けのアフターサービス体制構築も重要なテーマになります。
- M&A観点
- 海外販売網を持つ現地ディストリビューターや、経済安全保障対応に習熟した専門商社をグループに取り込むことで、輸出管理・現地営業のノウハウを短期間で獲得できます。一方で、国・地域ごとに法令・商慣習が異なるため、クロスボーダーM&Aでは法務・税務・コンプライアンスの専門家を交えたデューデリジェンスとPMIが不可欠です。
地域エコシステムと再編地合い・倒産動向
- 課題
- 地域の中小製造業・建設業・設備工事業を主要顧客とする電気・機械専門卸では、顧客側の事業承継・廃業が増加することで、自社の売上基盤が細るリスクがあります。帝国データバンクの集計によると、2024年度上期の倒産件数は4,990件と前年同期比18.6%増となっており、コロナ関連支援の縮小や物価高によるコスト増が企業倒産を押し上げているとされています。
- 対応策
- 地域金融機関や産業支援機関と連携し、主要顧客の事業承継・事業再生の計画段階から情報共有・支援に関与することで、取引継続性を高めることが重要です。また、地域クラスター内での共同購買・共同配送・共同マーケティングなどの連携を通じて、単独では難しい投資や効率化を実現する余地もあります。
- M&A観点
- 倒産件数の増加は、事業譲渡・スポンサー型M&Aの案件増加につながる一方、仕入先・顧客の信用リスクを高める要因でもあります。電気・機械専門卸にとっては、顧客・サプライヤーの再編を見据え、どのプレイヤーとパートナーシップを組むかを早期に見極めることが重要です。自社が買い手となって顧客・サプライヤーを取り込む場合もあれば、他のプレイヤーと連携してスポンサーとなるケースもあり得ます。金融機関・専門アドバイザーと連携しつつ、信用リスクと成長機会をバランスさせたM&A戦略を構築することが求められます。
売却の無料相談
買収の無料相談
- 参考URL
-
マイナビキャリアリサーチLab|卸売業レポート(2024年5月)
オートメーション新聞WEB|JEMA 2024年度 産業用汎用電気機器の出荷実績
政府統計の総合窓口|商業動態統計調査
政府統計の総合窓口|賃金構造基本統計調査
内閣府 経済社会総合研究所|統計表一覧:機械受注統計調査報告
内閣府 経済社会総合研究所|令和5年4月実績:機械受注統計調査報告
一般社団法人 日本電機工業会|2024年度 電気機器の見通し 資料
一般社団法人 日本産業機械工業会|統計資料
経済産業省|2023年上期小売業販売を振り返る
経済産業省|時系列データ|商業動態統計
国土交通省|物流を取り巻く動向と物流施策の現状・課題
大阪機械卸業団地協同組合|組合について
統計局|人口推計(2024年(令和6年)10月1日現在)
帝国データバンク|倒産集計 2024年度上半期(4月~9月)
東北運輸局|物流の「2024年問題」とは
公益財団法人 矢野恒太記念会|第23章 卸売業・小売業
電気・機械専門卸業界における
M&A活用のメリット
電気・機械専門卸業界におけるM&A活用のメリットをご紹介します。
- 譲渡側のメリット
-
- 規模の拡大による交渉力の向上、収益性の改善が見込める
- コストの削減・財務力強化(仕入れコスト、管理部門コスト、物流コスト等)
- 管理体制の強化
- 事業意欲旺盛な会社との協業により、相互に発展することが可能
- 適切な会社に譲渡すれば、社員の雇用は保証され、成長機会も増える
- 後継者問題を解決できる
- オーナー社長は個人保証や担保提供から解放され、ハッピーリタイアができ、必要に応じて、役員等として継続してかかわることも可能
- 譲受け側のメリット
-
- 商品・サービスの拡充、商圏の開拓
- 売上規模・シェアの拡大が見込める
- 規模の拡大による交渉力の向上、収益性の改善が見込める
- 新たな流通経路を獲得することでクロスセルが見込める
- 事業多角化・新規事業への参入
- 人的リソースを獲得できる
- コストの削減・財務力強化(仕入れコスト、管理部門コスト、物流コスト等)
- 垂直統合により、製造から流通までを一括化できる
- バリューチェーンの補完・関連事業領域の拡大
- リスク分散ができる
売却の無料相談
買収の無料相談
電気・機械専門卸業界で
M&Aを実行する際のポイント
電気・機械専門卸業界でM&Aを実行する際に注意すべきポイントには、下記のようなものがあります。
- 在庫の管理・評価(デッドストック)
- 品質管理を徹底しているか
- 取引先等との関係性
- 許認可の継続可能性
- 人的リソース管理
- 財務問題
- 労務問題
- コンプライアンス、ガバナンス(管理体制)
ここでは一般的なポイントをご紹介させていただいておりますが、実際には、個別事情を勘案すると大きく変わります。また、業界によっては独自の規制や商習慣が存在するため、M&Aの仲介を行ううえで、それぞれの業種・業界の特性を正しく理解していることが非常に大切です。
全国に拠点を展開する日本M&Aセンターでは、各業界に精通したコンサルタントが所属しているため、専門性の高いサービスを提供させていただくことが可能です。秘密保持を厳守のうえ、個別相談を無料でお受けしています。M&Aの進め方やポイントなど、気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
電気・機械専門卸業界における
M&Aの価格相場
電気・機械専門卸業界のM&Aにおける価格や相場感について説明いたします。まず、中小企業のM&Aには明確な相場が存在せず、最終的な価格は売り手と買い手の交渉によって決まることが特徴です。M&Aの価格は、業種や企業の規模、人材の質、財務状況、ブランド力、将来性、市場環境など、多岐にわたる要素によって変動します。そのため、個別の状況を考慮しながら価格が算出されることになります。
M&Aの価格算定にはいくつかの評価方法がありますが、その中の一つに「取引事例法」があります。取引事例法は、過去のM&A事例の中から、事業内容や地域、財務指標が似ている企業の売買実績を基に価値を評価する方法です。取引事例法において重要なのは、類似の取引事例を参考にすることですが、類似条件を見つけるためには、相当数の事例を蓄積する必要があります。非上場企業のM&Aの多くが非公開情報であることから、他社の実績を参考にすることはハードルが高い方法でもあります。その点、日本M&Aセンターでは、M&Aにおいて成約実績10,000件超、M&A成約件数で世界No.1*のギネス世界記録™に5年連続で認定されるなど、豊富な実績があります。事業内容や地域、財務指標に基づく似た会社の売買事例を選定し、一定のルールに従って公正な価値評価を行うことが可能です。こちらから当社の株価算定シミュレーションを体験することができます。
※ギネス世界記録™:M&Aフィナンシャルアドバイザリー業務の最多取扱い企業 2020~2023年に続き、5年連続でギネス世界記録™に認定
次に、より高い評価を得て会社を高く譲渡売却するためには、よりシナジーのある買い手を見つけることが重要です。M&Aの最終価格は、売り手企業と買い手企業の交渉によって決まるため、買い手が「この会社が欲しい」と思う要素を増やしていく必要があります。例えば、現在、電気・機械専門卸業界の市場では人材不足が全体的な問題となっており、若くて優秀な人材を採用できる利点がある場合、買い手企業にとってM&Aの魅力が増します。
さらに、コンプライアンスやガバナンスに関する問題も重要な要素です。具体的には、顧客とのトラブルが存在しないか、社会保険への適切な加入状況が確認されることが求められます。これらの問題があると、潜在的な費用や負債として見なされ、価格交渉において不利な要因となり得ます。これらの要素が事前にクリアである場合、買い手企業も安心してM&Aを進めることができ、価格交渉もスムーズに進行しやすくなる傾向があります。
最後に、M&Aを成功させるためには、総合的に企業の魅力を高める努力が欠かせません。これは、価格評価への影響だけでなく、交渉の流れにも深く関わる要素であるといえるでしょう。
なお、実際には個別の業種や取引環境等によって価格相場は変動しますし、場所や経営状態によっても大きく左右されます。初期的なご相談や、簡易的な株価診断は無料にておこなっておりますので、よりくわしく評価や課題について聞きたい方は、弊社コンサルタントから詳細をご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。
売却の無料相談
買収の無料相談
株式会社日本M&Aセンター
業界別M&Aレポート編集部は、日本M&Aセンターの社員によって執筆・運営されています。各業界・業種のM&Aや事業承継に関する情報、トピックをお届けします。
電気・機械専門卸業界の
M&Aニュース
電気・機械専門卸業界のM&Aニュースを表示します。
-
2026.1.22
東陽テクニカ、セキュリティー機器メーカーのソニックガードを子会社化
-
2026.1.22
エフィッシモ、ソフト99コーポレーションに追加TOB実施
-
2026.1.13
No.1、子会社のNo.1デジタルソリューションを吸収合併
-
2025.12.26
ウイン・パートナーズ、医療機器販売業のプラステンメディカルを買収
-
2025.12.19
中央自動車工業、コーティング溶剤製造のYOOコーポレーションを子会社化
-
2025.12.8
ウイン・パートナーズ、HITOTSUから医療機器・資産管理システム「HITOTSU Asset」事業を譲受け
-
2025.11.18
扶桑電通、受託開発事業のシステムメイクを買収
-
2025.11.14
ソフト99コーポレーションのMBOが不成立 エフィッシモの対抗TOBが成立
-
2025.10.30
トミタ、研究開発機器販売の新日本産業を子会社化
-
2025.10.27
西華産業、塗装機械・圧造機械事業の旭サナックを完全子会社化へ
電気・機械専門卸業界の
M&A仲介実績
日本M&Aセンターが仲介・支援して成約した電気・機械専門卸業界のM&A案件をご紹介します。
※現在、2025年9月までの実績を掲載しています。次回の更新(2025年10月~12月分)は2026年1月30日以降の予定です。
| 譲渡・売却企業 | 譲受け・買収企業 | |
|---|---|---|
| 2025年9月 | 産業用機器卸売(中国・四国) | 医療関連サービス(中国・四国) |
| 2025年9月 | 金属部品加工(関西) | 金属部品加工(関西) |
| 2025年9月 | 金属部品加工(関東) | 金属部品加工(関東) |
| 2025年9月 | 金属部品加工(海外) | 金属部品加工(関西) |
| 2025年9月 | 金属部品加工(関東) | 金属部品加工(関西) |
| 2025年9月 | 金属部品加工(関西) | 金属部品加工(関西) |
| 2025年9月 | 製缶板金(甲信越) | 製缶板金(中国・四国) |
| 2025年9月 | 製缶板金(東海・北陸) | 樹脂部品加工(東海・北陸) |
| 2025年9月 | 産業用機械卸売(関西) | 金属部品卸売(関西) |
| 2025年9月 | クリニック(関東) | 産業用機器卸売(関東) |
電気・機械専門卸業界の
最新のM&A事例インタビュー
当社の仲介によりM&A・事業承継された電気・機械専門卸業界の事例を、経営者様へのインタビュー形式でご紹介します。
-

初めてのM&AとPMI(統合プロセス) 成功にはプロのアドバイスが不可欠
譲渡:滋賀県草津市 ねじ販売、部品加工
譲受け:京都府京都市 機械器具販売、部品加工、工場工事、エンジニアリング隣接業種の会社を譲り受けたK・マシン。成約後3ヶ月にわたりPMIを推進してきた同社に、PMIに注力した背景や効果について伺いました。
-

グローバル専門商社へ!現地顧客開拓のためのクロスボーダーM&A
譲渡:マレーシア 照明器具の卸売および小売
譲受け:東京都渋谷区 一般機械・電気機器・電子部品製造販売ASEANを中心に拠点を広げてきたレカムがM&Aで重視したのは、トップ自ら現地に足を運ぶこと。マレーシアの企業とM&Aを行った同社に話を伺いました。
-

優良企業のM&Aのために必要なこと
譲渡:東京都 損害保険会社の全損認定車両処分に関わる業務
譲受け:大阪府 自動車部品、用品および新商品ならびに関連サービスの開発・販売、輸出入自動車部品の販売からスタートし、現在は世界60か国で事業を展開する会社が大手商社の子会社を譲受けました。両社のM&Aの目的や背景について伺いました。
電気・機械専門卸業界の
セミナー情報
当社では、M&Aや事業承継をはじめ、経営に役立つさまざまセミナーを開催しております。ぜひご参加ください。