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三菱UFJ銀行などの3社、マネーツリーの買収に向け基本合意書を締結

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株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306、以下:MUFG)の連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行(東京都千代田区)および三菱UFJ銀行の連結子会社であるウェルスナビ株式会社(東京都品川区)ならびにマネーツリー株式会社(東京都港区)は、2025年5月27日付で、マネーツリーの株式譲渡に向け、三社およびマネーツリー経営株主の間で、基本合意書を締結した。

MUFGは、傘下子会社およびグループの経営管理ならびにそれに付帯する業務を行っている。
三菱UFJ銀行は、金融業およびその他付帯業務を行っている。
ウェルスナビは、金融商品取引業を行っている。
マネーツリーは、資産管理サービス「Moneytree」、金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」等の開発・運営を行っている。

目的

MUFGは、本件M&Aを通じて、マネーツリーが培ってきた金融データプラットフォームや、顧客の資産情報を守るセキュリティ水準を維持・向上し、オープンで公平なサービス提供を継続していくための体制整備を支援していく。

具体的な戦略の方針として、デジタルバンク・MAPへの機能実装および豊富なデータ連携による最適提案、相互送客による顧客基盤の拡大、法人領域における協働などを見込む。

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