
JPMC、サンライズキャピタルによるMBOで非公開化へ
株式会社Amsterdam1および株式会社Amsterdam2は、株式会社JPMC(3276)の普通株式に対して公開買付け(TOB)を実施することを決定した。
Amsterdam1とAmsterdam2は、JPMC株式の取得を目的として設立された会社。いずれもサンライズキャピタル株式会社が直接または間接的に投資助言を行う投資ファンドの傘下にある。サンライズキャピタルは、国内の優良企業への投資に特化したプライベートエクイティファンドの管理・助言を手がけている。
JPMCは、賃貸住宅オーナーからマンションやアパートを一括して借り上げ、一般入居者に転貸する一括借上事業を中心に、プロパティマネジメント事業を全国展開している。滞納保証事業や保険事業、賃貸住宅オーナー向けのブロードバンド事業なども手がける。
本件は、JPMCの代表取締役である武藤英明氏が取引後も継続して経営にあたることが予定されているマネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われる。JPMCの取締役会は、本TOBに賛同の意見を表明するとともに、株主に応募を推奨することを決定した。
JPMCは、運用戸数の拡大と付加価値の向上を進めるうえで、M&Aの活用やDXの推進、人材・組織体制の強化が重要な課題になると認識している。これらの施策は中長期的な企業価値の向上につながる一方、効果の発現には時間を要する。本取引は、非公開化によって短期的な市場の期待にとらわれない機動的な意思決定体制を構築し、サンライズキャピタルの支援のもとで成長施策を推進することを目的としている。
両社は、サンライズキャピタルが持つM&Aの案件発掘ネットワークや投資先支援の実績、AI・データ活用の知見を活用する。これにより、賃貸管理会社やパートナー企業の事業承継ニーズを捉えたM&Aの推進、管理業務の効率化とサービス品質の向上、採用・定着の強化による人材基盤の拡充を図る。サンライズキャピタルは、JPMCの経営理念や企業文化を維持・尊重し、現行の経営執行体制を変更しない方針を示している。
買付価格は1株につき2,250円。本TOBが成立した場合、JPMC株式は上場廃止となる予定。
今後の予定:
公開買付期間:2026年8月4日から2026年9月15日まで
決済の開始日:2026年9月25日





