M&Aニュース

BEMAC、フィンランドの発電機メーカーThe Switch Engineeringを買収へ

更新日:

BEMAC株式会社(愛媛県今治市)は、The Switch Engineering Oy(フィンランド ヴァーサ、以下スイッチ社)を買収すると発表した。

株式会社安川電機(6506)の連結子会社であるYaskawa Europe Holding ABが持つスイッチ社の全株式を、BEMACが筆頭株主として、三井物産株式会社(8031)と共同で取得することに合意し、三社間で株式譲渡契約を締結した。

BEMACは、船舶およびビル・工場・陸上プラント施設等の制御・配電・通信機器の製造や販売などを手がける。

スイッチ社は、船舶・風車向けの電機品の製造・販売を行う。同社の永久磁石同期機(PMM)は風力発電や船舶の発電機や推進モーターに使用される。

BEMACは、本件を通じて、船舶エネルギーソリューションによる温室効果ガス排出量抑制への取り組みを強化する。
また、三井物産との共同出資によって、日本国内でのPMMの受注拡大と販路の拡充を進める。

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

安川電機に関連するM&Aニュース

安川電機、米Oishii Farm Corporationと資本業務提携実施

株式会社安川電機(6506)は、OishiiFarmCorporation(米国ニュージャージー州、以下Oishii社)と、5月30日に資本業務提携を行った。安川電機は、サーボモータ、インバータ、産業用ロボット等の製造販売を行っている。Oishii社は、米国ニュージャージー州を拠点に、いちごを製造・販売するベンチャー企業。本提携により安川電機は、Oishii社が今後建設予定の工場で行う全行程(播種

ニッコンHD、安川電機の孫会社安川トランスポートの株式取得、連結子会社化へ

ニッコンホールディングス株式会社(9072)は、株式会社安川電機(6506)の子会社である株式会社安川ロジステック(福岡県北九州市、YL)が所有する株式会社安川トランスポート(福岡県北九州市、YT)の株式を取得する契約をYLと締結した。取得割合は、86%となる。本件に伴い、YTは社名を株式会社ニッコン北九へ変更するとともに連結子会社となる。ニッコンHDは、持株会社。グループにおいて、物流サービス事

安川電機(6506)、ロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」を開発のRapyuta Roboticsと資本業務提携

安川電機(6506)は、ロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」を提供するRapyutaRobotics(東京都中央区)と資本業務提携を締結した。安川電機は、産業用ロボットとモーションコントロール分野における世界的リーダー。RapyutaRoboticsは、複数台や複数種類のロボット連携を実現するためのエンタープライズ向けのロボット開発・運用インフラや群制御AIに強みを持つ企業。オープ

安川電機(6506)、配電機器事業を会社分割により横浜の電力機器卸ティケイディに譲渡

安川電機(6506)は、電力・産業用電気機械器具の開発、製造・販売を行う配電機器事業を簡易新設分割し、新設する「配電機器カンパニー株式会社」(福岡県行橋市)に承継するとともに、同日付でティケイディ株式会社(横浜市)に対し、新設会社の株式の100%を譲渡することを決定した。ティケイディは、電力関連機器の卸を主業としている。安川電機は、本件M&Aにより配電機器事業の効率化を行い、構造改革を実現する。●

安川電機(6506)、子会社を通じてフィンランドのバルチラ社グループより船舶用ドライブ製品開発・製造部門を取得

安川電機(6506)は、100%子会社であるTheSwitchEngineeringOy(フィンランド、スイッチ社)を通じ、バルチラ社(フィンランド)グループであるバルチラノルウェー社の船舶用ドライブ製品の開発および製造部門を取得することに合意し、契約を締結した。バルチラグループは、世界トップクラスの船舶用エンジン機器メーカー。バルチラノルウェー社ドライブ部門は、メガワット規模の船舶用ドライブビジ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・クロスボーダーM&A・買収」に関連するコラム

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。買収の希望条件を登録することで、ニーズに沿った譲渡案件を提案させて頂きます。買収をご検討の方は、ぜひ下記よりご登録ください。買収ニーズ情報登録はこちら企業買収とは?企業買収とは、他社の株式取得を通じ

買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

M&A全般
買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

もし自分の会社が買収される事態になったら、社員や取引先は「これまでと同じ環境や待遇で働くことができるのか」「継続して取引を続けることができるのか」と不安を覚えるでしょう。本記事では、会社が買収された場合に、どのような変化がもたらされるのか、また、スムーズな統合に向けてのポイントをご紹介します。@sitelink買収がもたらす変化会社が買収されると、会社の存続のほか、社員や取引先への影響が懸念されま

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aは譲渡企業(売り手)、譲受け企業(買い手)の双方が目的実現のために、M&Aを実行します。しかし、残念ながら中にはM&Aが失敗、交渉途中に破談に終わるケースもあります。本記事では、M&Aが失敗に至ってしまう原因や、対応策についてご紹介します。M&Aにおける失敗の定義はじめに、M&Aが失敗したとみなされる主なケースについて見ていきます。想定していたシナジー効果が得られないM&Aの目的の一つとして

[スタートアップのM&A事例]バーチャルレストランはなぜ譲渡を決断したのか?

M&A全般
[スタートアップのM&A事例]バーチャルレストランはなぜ譲渡を決断したのか?

2022年9月、フードデリバリーブランドのフランチャイズ事業を展開する株式会社バーチャルレストランは、株式会社USEN-NEXTHOLDINGSに株式譲渡を行いました。株式会社バーチャルレストラン代表取締役社長牧本天増様と株式会社バーチャルレストラン取締役小松原史弥様を迎えて、M&A実施の背景、今後の展望について、担当コンサルタントの渡邉がお話を伺いました。学生時代に起業、バーチャルレストランが出

M&Aの進め方とは?検討からクロージングまで、流れやポイントを解説

M&A実務
M&Aの進め方とは?検討からクロージングまで、流れやポイントを解説

M&Aは、検討を始めてから実行までの間にやるべきことが多く、その全容を正しく理解することは簡単ではありません。本記事では、M&A仲介会社の支援を受けた場合のM&Aの進め方について、「1.初期検討・相談」「2.マッチング・候補企業の検討」「3.面談・基本合意」「4.最終条件調整・成約」の主なフェーズごとに、押さえておきたいポイントを含めてご紹介します。参考:M&Aの全体の流れ(日本M&Aセンター)P

上場企業を子会社化?丸和運輸機関とファイズHD、資生堂の物流M&Aを解説

M&A全般
上場企業を子会社化?丸和運輸機関とファイズHD、資生堂の物流M&Aを解説

物流業3PL分野の有力企業同士のM&Aに注目西川:これまで日立物流の事例を取り上げてきましたが、今年に入って行われた物流M&A事例をもう1件紹介したいと思います。買い手は丸和運輸機関、株を売却したのがファイズホールディングス(ファイズHD)です。どちらも上場しているオーナー系の企業であり、今回TOBが用いられました。ただしTOBの後もファイズHDは上場を維持しています。【M&Aニュース】丸和運輸機

「株式譲渡・クロスボーダーM&A・買収」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年10月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード