会社売却先シミュレーション

メタウォーター、エンジニアリング企業の米Schwing Biosetを買収へ

更新日:

メタウォーター株式会社(9551)は、米国法人であるMETAWATER USA, INC.(米国ニュージャージー州)を通じて、米国のSchwing Bioset, Inc.(米国ミネソタ州、以下:シュウイング バイオセット インク)の全株式を取得することで合意した。

メタウォーターは、水処理分野では国内初となる機電一体型の会社で、水環境プラントに必要な機械設備・電気設計を製品として有するとともに、プラントの設計、施工、運転・維持管理までを網羅した事業で、上下水道施設に最適なソリューションを提供している。

シュウイング バイオセット インクは、エンジニアリング企業として、主に汚泥処理に関するエンジニアリングとサービスを北米全域および南米で展開している。

目的

メタウォーターは、海外事業の成長戦略として、欧米を戦略エリアと位置づけ、強い商材と技術力を軸に、現地企業との連携強化によるシナジーの創出を掲げている。

北米では、人口増加に伴い汚泥発生量の増加が見込まれ、環境規制による下水汚泥の有効活用も近年増加しており、市場の拡大が見込まれる。

本件M&Aにより、メタウォーターおよび北米グループ企業との連携を強化することで、北米事業全体のシナジーを創出し、革新的なソリューションの提供を目指す。

日程

株式譲渡実行日:2025年4月1日(予定)

電気・ガス・水道業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電気・ガス・水道業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電気・ガス・水道業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

メタウォーターに関連するM&Aニュース

メタウォーター、オランダの水処理エンジニアリング会社RWB社の全株式取得、子会社化

メタウォーター株式会社(9551)は、RoodWitBlauwHoldingB.V.(オランダアルメロ市、RWB社)の全株式を取得した。取得割合は、24.7%から100%取得となる。メタウォーターは、浄水場・下水処理場・ごみ処理施設向け設備等の設計・建設、各種機器類の設計・製造・販売、補修工事、運転管理等の各種サービスの提供している。RWB社は、オランダをはじめ、ドイツ、ベルギー、ノルウェー、スウ

メタウォーター (9551)、米国の水処理機器供給会社Wigen Companies, Inc.の全株式を取得

メタウォーター株式会社(9551)は、米国法人であるMETAWATERUSA,INC.(MUSA社)を通じて、WigenCompanies,Inc.(米国・ミネソタ州、Wigen社)の全株式を取得した。メタウォーターは、浄水場・下水処理場をはじめとする設備などの機器類の設計・建設、及び各種サービスの提供を行っている。Wigen社は、米国の水処理機器供給会社。上水、民需および再生水向けの膜ろ過技術や

メタウォーター(9551)、人事評価クラウド事業のあしたのチームの第三者割当増資により株式を取得

メタウォーター株式会社(9551)は、株式会社あしたのチーム(東京都中央区)の第三者割当増資を引き受け、株式を取得した。メタウォーターは、「プラントエンジニアリング事業」と「サービスソリューション事業」行っていて、「働きたい会社No.1」の早期実現を目指している。そのためサテライトオフィスやITインフラなどのハード面の整備のみならず、評価制度や報酬制度に係るソフト面での仕組みづくりなどの改革が必要

メタウォーター(9551)、循環型農業「アクアポニックス」を展開するプラントフォームの株式取得

メタウォーター株式会社(9551)は、株式会社プラントフォーム(新潟県長岡市)の株式を第三者割当増資により取得する。メタウォーターは、浄水場・下水処理場をはじめとする設備などの機器類の設計・建設、及び各種サービスの提供を行っている。プラントフォームは、魚と植物を同時に育てる循環型農業「アクアポニックス」を展開。アクアポニックスは、下水処理場の未利用地の有効利用、余剰エネルギーの利活用という観点だけ

メタウォーター(9551)、米国水処理エンジニアリングのAqua-Aerobic Systems, Inc.を子会社化

メタウォーター株式会社(9551)は、米国子会社であるMETAWATERUSA,INC(MUSA)を通じて米国の水処理エンジニアリング会社であるAqua-AerobicSystems,Inc.(アクアエアロビックシステムズインク、AAS)およびその子会社を買収し、完全子会社化することを決定した。買収価額は概算104億円。メタウォーターグループは、市場拡大が見込まれる欧米エリアでの事業拡大に注力して

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A・成長戦略」に関連するコラム

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

広報室だより
インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

焼き菓子や珍味類の製造販売を行う銀の汐や、高級米菓の製造販売を行う三州製菓などをグループに持つミクシオホールディングス株式会社(本社:広島県呉市)が、インドネシアの上場会社で多くのヒット製品を持つ菓子メーカー「TAYSBAKERS」との資本業務提携を締結し、「TAYSBAKERS」の主力商品である“TRICKS”の日本独占輸入販売権を取得しました。2023年10月24日(火)に、両社が日本M&Aセ

[スタートアップのM&A事例]バーチャルレストランはなぜ譲渡を決断したのか?

M&A全般
[スタートアップのM&A事例]バーチャルレストランはなぜ譲渡を決断したのか?

2022年9月、フードデリバリーブランドのフランチャイズ事業を展開する株式会社バーチャルレストランは、株式会社USEN-NEXTHOLDINGSに株式譲渡を行いました。株式会社バーチャルレストラン代表取締役社長牧本天増様と株式会社バーチャルレストラン取締役小松原史弥様を迎えて、M&A実施の背景、今後の展望について、担当コンサルタントの渡邉がお話を伺いました。学生時代に起業、バーチャルレストランが出

中小企業白書に日本M&Aセンターの海外M&A案件が事例紹介

海外M&A
中小企業白書に日本M&Aセンターの海外M&A案件が事例紹介

日本とマレーシアをつなぐクロスボーダーなM&Aが脚光を浴びました。中小企業庁が策定する2022年版「中小企業白書」に、日本M&AセンターがFA(ファイナンシャルアドバイザー)として支援した海外M&A案件が事例として紹介されました。新型コロナウイルスの世界的な蔓延を受けた渡航制限下で、M&Aの全交渉をフルリモートで完結したウィズコロナ時代に即した先進的なクロスボーダー案件です。中小企業経営のバイブル

株式会社ハンズがTOKYO PRO Marketに新規上場

広報室だより
株式会社ハンズがTOKYO PRO Marketに新規上場

2022年2月17日、東京証券取引所が運営する株式市場「TOKYOPROMarket(TPM)」に、日本M&AセンターがJ-Adviserを担当する株式会社ハンズ(東京都渋谷区)が上場しました。東京証券取引所では晴れて上場セレモニーが挙行されました。大手ゼネコンから信頼を集める揚重技術ハンズは1990年創業。建設現場の天井や壁などの床板資材を地上から建物上部に運ぶ揚重分野に強みを持ち、大手ゼネコン

「買収・クロスボーダーM&A・成長戦略」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2025年3月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード