
芝浦機械、射出成形機メーカーのドイツLWB Steinlを買収
芝浦機械株式会社(6104)は、100%子会社であるSHIBAURA MACHINE EMEA GmbHを通じて、LWB Steinl GmbH(ドイツ)の発行済株式総数の80%を取得する株式譲渡契約を締結した。
同社は、2025年9月26日付で「LWB Steinl GmbHの株式取得(子会社化)に向けた基本合意書締結のお知らせ」を公表していた。
芝浦機械は、射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機、工作機械、超精密加工機、微細転写装置、高精度光学ガラス素子成形装置、産業用ロボット、電子制御装置、鋳物などの製造・販売およびレトロフィット・アフターサービス等を行っている。
LWB Steinlは、射出成形機を中心とする産業用機械の製造・販売を行っている。
目的
本件M&Aにより、欧州における芝浦機械の射出成形機事業の生産拠点と販売・サービス力を強化するとともに、同社のブランド力を活かしながら、欧州市場参入の足掛かりとする。
また、芝浦機械のインド工場等のリソースを活用することで、同社の製品コストの削減や、アジア市場向けの拡販にも繋げる。
株式の状況
| 異動前の所有株式数 | 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0%) |
| 取得株式数 | 400,000株(議決権の数:400,000個) |
| 異動後の所有株式数 | 400,000株(議決権の数:400,000個)(議決権所有割合:80%) |
※異動後の議決権について、芝浦機械グループが所有しない20%については、既存の株主であるPeter Steinl氏が引き続き所有する。また、3年後を目途に同社を完全子会社化する予定。
日程
契約締結日:2025年10月6日
株式譲渡実行日:2025年11月下旬~12月中旬(予定)













