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丸の内キャピタル、中野冷機の完全子会社化に向けTOB実施へ

更新日:

投資ファンドの株式会社丸の内キャピタル(東京都千代田区)は、エムキャップ十五号株式会社(東京都千代田区)通じて、中野冷機株式会社(6411)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。

中野冷機は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、中野冷機株式は上場廃止となる見通し。

中野冷機は、食品店舗向けの冷凍・冷蔵ショーケース等の設計、製造、販売等を行っている。

目的

丸の内キャピタルは、中野冷機を完全子会社化することにより、グループが有する経験、実績、人材、経営ノウハウを活用することで、中野冷機の中長期的な競争力の確保及び企業価値の向上を狙う。

具体的には、以下の施策を行う予定。

・新興国市場への展開拡大
・国内主力事業の競争力強化
・業務提携及びM&Aによる収益機会の拡大
・経営基盤強化

買付予定の株券等の数

買付予定数 買付予定数の下限 買付予定数の上限
3,347,064株 1,677,200株 ー株

買付け等の期間

2025年6月17日(火曜日)から2025年7月29日(火曜日)まで(30営業日)

買付け等の価格

普通株式1株につき、7,900円

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