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トヨタ自動車、プライムアースEVエナジーを完全子会社化へ

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トヨタ自動車株式会社(7203、以下「トヨタ」)は、車載用電池の量産体制を強化するため、プライムアースEVエナジー株式会社(静岡県湖西市)を完全子会社化することを、パナソニックホールディングス株式会社(6752、以下「パナソニックHD」)と合意した。3月下旬の完全子会社化を予定している。

プライムアースEVエナジーは、1996年12月にパナソニックEVエナジー(株)として設立(出資比率はトヨタ 40%、パナソニックHD* 60%)。HEV用ニッケル水素バッテリー、リチウムイオンバッテリー、バッテリーマネジメントシステムの開発・製造・販売、車載用電池パックの受託試験の実施を行う。2005年の増資を経て、2010年6月にプライムアースEVエナジー(株)へ社名変更。トヨタ単独で増資を引き受け、出資比率変化(トヨタ 80.5%、パナソニックHD 19.5% )。*当時は松下グループ(松下電器産業株式会社、及び松下電池工業株式会社)

トヨタ関連企業の電池量産体制については、現在、プライムアースEVエナジーがハイブリッド車(以下、HEV)用電池を、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社(出資比率 : トヨタ 51%、パナソニックHD 49%)が電気自動車(以下、BEV)・プラグインハイブリッド車(以下、PHEV)・HEV用電池を、さらに株式会社豊田自動織機がHEV用電池を量産している。

今後も電池の量産や開発において、これらの企業と引き続き連携していく。

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