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日本電産、イタリアの工作機械メーカーPAMA S.p.A.および同関連会社を買収へ

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日本電産株式会社(6594)は、PAMA S.p.A.(イタリア トレンティーノ=アルト・アディジェ州)および同関連会社9社(総称して、以下PAMA社)を買収する方針を固めた。

日本電産は、大手総合モーターメーカー。2021年8月に三菱重工工作機械(現日本電産マシンツール)を買収し、また2022年2月に OKK(現ニデックオーケーケー)の第三者割当増資の引き受けを実施し、工作機械事業に本格参入している。

PAMA S.p.A.は、イタリアの工作機械メーカー。工作機械(横中ぐり盤、門型機他)の製造・販売を行っている。

本件M&Aにより日本電産は、PAMA社とグループの工作機械メーカー2社との経営資源の相互利用により、以下をはじめとしたシナジー効果を図る。

①販売における、広範な品揃えとクロスセルによるアジア市場と欧米市場での売上拡大
②製品開発における、3社の得意技術の組み合わせによるあらたな製品やコンポーネントの開発
③製造における、欧州・米国・アジアのグローバルな生産最適化による納期とコストの改善

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