
投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ、日本調剤の子会社化に向けTOB実施へ
投資ファンドのアドバンテッジパートナーズは、傘下の株式会社AP86(東京都港区)を通じて、日本調剤株式会社(3341)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。
日本調剤は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、日本調剤株式は上場廃止となる見通し。
日本調剤グループは、調剤薬局事業、医薬品製造販売事業、医療従事者派遣・紹介事業を主たる事業として展開している。
目的
アドバンテッジパートナーズは、日本調剤を完全子会社化することで、多数の投資実績を通じて得た知見・ノウハウを提供し、事業成長を図る。
また、北米及びアジアのヘルスケア領域で20年以上の投資経験を持つ専門投資会社LYFE Capitalの出資も得て、資金面での効果に留まらず、米国GMP基準への施設アップグレード、先発品の導入や他剤型・特定疾患領域の強化等を視野に入れた研究開発能力の強化、仕入れのサプライチェーン最適化から、海外製薬企業の医薬品の導入、海外市場への製品提供まで医薬品製造販売事業の成長を支援することが可能との考えに至った。
買付予定の株券等の数
| 買付予定数 | 買付予定数の下限 | 買付予定数の上限 |
|---|---|---|
| 24,146,179株 | 14,078,200株 | ― |
買付け等の期間
2025年8月1日(金曜日)から2025年9月16日(火曜日)まで(31営業日)
買付け等の価格
普通株式1株につき、3,927円








