
スズケン、韓国のドンウォン薬品グループとの提携、傘下企業への出資を発表
株式会社スズケン(9987)は、ドンウォン薬品グループ(韓国)との業務提携および同グループの株式会社慶南ドンウォン薬品(韓国)との資本業務提携を発表した。
スズケンは、 医療用医薬品、試薬、医療用機器、医療材料、食品などの販売、ならびに医療用機器の開発製造を行っている。
ドンウォン薬品グループは、韓国全域で医薬品流通事業を行っており、業界第3位の企業グループ。
慶南ドンウォン薬品は、医薬品および医療機器の流通事業を行っている。
目的
スズケンは、2016年に医薬品流通事業を営む株式会社ポクサンナイス(韓国)と資本業務提携を行い、ソウル首都圏および釜山地域を中心に、事業展開を進めてきた。
ドンウォン薬品グループとの業務提携により、成長が見込まれる韓国市場での事業基盤の強化を図る。
また、ドンウォン薬品グループとの取り組みの実効性と信頼関係を深めるため、同グループの慶南ドンウォン薬品に対し、スズケンおよびポクサンナイスが出資することとした。
資本業務提携の内容
(1)ドンウォン薬品グループとの業務提携の内容
①医薬品流通事業の全国展開
②医薬品流通事業の物流機能の強化
③医薬品流通事業の差別化戦略
④新規事業の共同研究・開発
⑤人材交流
(2)慶南ドンウォン薬品との資本業務提携の内容
・発行済株式総数における出資比率は、スズケンが33.6%、ポクサンナイスが3.4%となる。
・出資額および諸条件は、非公開。