成長戦略セミナー

タナベコンサルティンググループ、営業・マーケティング・DX支援などのSurpassを買収

更新日:

株式会社タナベコンサルティンググループ(9644、以下「TCG」)は、株式会社Surpass(東京都品川区)が発行する株式の過半数を取得して子会社化すること、および同社と資本業務提携を行なうことを決定した。

TCGは、経営コンサルティングとして、成長戦略を立案・推進する「ストラテジー&ドメイン」、DX戦略を立案・実装させる「デジタル・DX」、人的資本経営を実装させる「HR」、企業価値向上を実現する「ファイナンス・M&A」、ブランドの本質的価値を高める「ブランド&PR」等を展開している。

Surpassは、BtoB営業アウトソーシング事業(常駐型営業支援・セールスデザインなど)、女性活躍推進総研の運営を行っている。

目的

Surpassと資本業務提携することにより、TCGのHRコンサルティング領域における「DE&I」「女性活躍推進および人材育成」「キャリアデザイン」などの「組織開発コンサルティング領域」を強化する。

また、Surpassは、大企業向けの「BtoBセールス/マーケティングの実装支援」において約90%という高いリピート率を有しており、TCGとしてこれらの領域に新たに参入することで、顧客企業のサステナブルな組織戦略を強力に支援していく。

資本提携の内容

Surpassの普通株式を既存株主からの株式譲受により取得する見込み。当該株式取得により、Surpassの発行済株式総数に対するTCGの所有割合は60.0%となる予定である。

グループビジョンを推進する資本業務提携

TCGの経営コンサルティング領域における「HRコンサルティング」「アカデミーコンサルティング」「ブランドコンサルティング」「PRコンサルティング」などの戦略実装コンサルティングを強化する。

加えて、グループ企業である「タナベコンサルティング」「リーディング・ソリューション(BtoBデジタルマーケティング)」「グローウィン・パートナーズ(クロスボーダーを含むM&A全般の支援やバックオフィス部門のBPR/DX支援)」「ジェイスリー(ブランディングやCXデザイン)」「カーツメディアワークス(国内外における戦略PR)」との、グループとしてのシナジーを高めていく。

経営コンサルティングサービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

タナベ経営に関連するM&Aニュース

タナベコンサルティンググループ、カーツメディアワークスを子会社化、および資本業務提携

株式会社タナベコンサルティンググループ(9644)は、株式会社カーツメディアワークス(東京都渋谷区)が発行する株式の過半数を取得し子会社化すること、およびカーツメディアワークスとの資本業務提携を決定した。タナベコンサルティンググループは、経営コンサルティングなどを行うグループの持株会社。カーツメディアワークスは、PR会社。外資系を含む大企業に対する戦略PR、海外PRおよびデジタルマーケティングの戦

タナベ経営、会社分割により純粋持株会社体制へ移行

株式会社タナベ経営(9644)は、会社分割により純粋持株会社体制へ移行すること、および完全子会社として「株式会社タナベコンサルティング」(分割準備会社)を設立することを決定した。タナベ経営は、経営コンサルティング全事業を会社分割(吸収分割)の方法により分割準備会社に承継させ、純粋持株会社へ移行する。また、商号を「株式会社タナベコンサルティンググループ」に変更する予定。・今後の予定2022年4月15

タナベ経営、経営コンサルティング会社のグローウィン・パートナーズより株式取得、資本業務提携へ

株式会社タナベ経営(9644)は、グローウィン・パートナーズ株式会社(東京都千代田区)が発行する株式の過半数を取得して子会社化することおよび同社と資本業務提携を行なうことを決定した。取得価額は、約802百万円。議決権所有割合は、50.1%となる。タナベ経営は、経営コンサルティング事業を展開している。グローウィン・パートナーズは、M&A支援サービス、財務経理業務BPM/BPOサービス、投資事業、人材

タナベ経営(9644)、BtoBビジネスに特化したデジタルマーケティング支援サービスのリーディング・ソリューションの株式取得

タナベ経営(9644)は、株式会社リーディング・ソリューション(東京都中央区)が発行する株式の過半数を取得し子会社化すること、およびリーディング・ソリューションとの資本業務提携を決定した。所有割合は60%となる。タナベ経営は、日本の民間経営コンサルティングファームのパイオニア。リーディング・ソリューションは、BtoBビジネスに特化したデジタルマーケティング支援サービスを提供している。特に、デジタル

この記事に関連するタグ

「買収・資本業務提携・資本提携」に関連するコラム

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携とはどのようなもので、業務提携やM&Aとは何が違うのかを明確にしつつ、メリットやデメリット、手続きの流れなどについて解説します。日本M&Aセンターでは、資本提携など、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実

TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

TOB(株式公開買付け)とは?TOBとは、株式公開買付け(TakeoverBid)の略で、対象企業の経営権取得を目的に、株式の買付価格や期間、株式数などを公告し、取引所外で多くの株主から大量に買付ける手法を指します。一般的にTOBを仕掛ける買収側を「公開買付者」、実施される側を「対象者」と呼びます。東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業への

アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

経営・ビジネス
アライアンスの意味とは?使い方、M&Aとの違いをわかりやすく解説

アライアンスとはアライアンスとは、異なる企業や組織が協力関係を築き、共同で目標を達成するために提携することを指します。一般的には市場競争力の強化、リソースの共有、新たなビジネスチャンスの創出などを目的として行われます。英語(alliance)では「同盟」「提携」「連合」などの意味を持ち、この協力関係は、単なる取引以上の戦略的な意味合いを持つことが多く、長期的なビジョンを共有する過程が含まれます。ア

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。同意なき買収(敵対的買収)の事例直近、国内で行われた同意なき買収に

業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

M&A全般
業務提携とは?メリット、資本提携やM&Aとの違いを解説

企業は、競争力の強化や市場拡大、イノベーションの促進、リスクの分散などを実現するために、業務提携を積極的に活用しています。本記事では、業務提携の概要、メリット、リスクや注意点、円滑に進めるためのポイントについてご紹介します。業務提携とは?業務提携とは、複数の企業が経営資源を出し合い、1社だけでは解決できない問題を協力し合うことで事業成長、競争力強化を行う施策の一つです。自社単独では、残念ながら多く

「買収・資本業務提携・資本提携」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。買い手が買収先を検討する流れ企業概要書をふまえ、さらに具体的に検討を進めるに一般的には「M&A仲介会社との提携仲介契約の締結」「個別詳細情報についての質疑応答」のステップがあります。買い手候補企業の

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。買収先の探し方①譲渡案件型お相手探しは大きく「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つにわかれます。譲渡案件型は、M&A仲介会社が保有する売り手企業(譲渡を希望する企業)の

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。【登録無料】買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から始めてみませんか?買収希望条件の登録はこちらM&Aの目的①市場シェアの拡大企業は競合他社を買収することで、自社の市場シェアを拡大

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年8月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード