M&Aニュース

日立建機(6305)、米国および豪州で建設機械関連事業展開のH-E Parts社の全持分取得

更新日:

日立建機(6305)は、H-E Parts International LLC(米国デラウェア州)およびH-E Parts Australian Holdings LLC(米国デラウェア州)(併せてH-E Parts社)の全持分を取得することを決定した。H-E Parts社の100%出資者であるH-E Parts Investors LLC(米国デラウェア州)と持分譲渡契約も締結を終えている。取得価額は約276億円。

日立建機は、グローバルなサポート体制の確立、経営の効率化に積極的に取り組んでいる。

H-E Parts社は、オーストラリアおよび米国を中心に、マイニング・砕石・建設機械および設備に関するサービス・ソリューション事業の提供や付随する部品の開発・加工・販売行っている。

本件により、日立建機は、顧客現場のニーズに合わせた、低コストかつ生産性の高いサービスを提供し、バリューチェーンの強化および一層の事業収益の安定性向上を図るとともに、H-E Parts社の知見を活用することでサービスソリューションの拡充を図る。

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

日立建機に関連するM&Aニュース

日立建機とアプトポッドが資本業務提携

日立建機株式会社(6305)は、株式会社アプトポッド(東京都新宿区)に対して出資を行い、業務提携契約を締結した。日立建機は、油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械、鉱山機械などの開発・製造・販売・サービスの事業をグローバルに展開する、建設機械メーカー。アプトポッドは、M2M※1・IoT関連ソフトウェアの企画開発、販売を行う会社本提携により、日立建機は、土木施工現場向けのリアルタイム性の高いデジタル

日立建機(6305)、オーストラリアの鋳造および鋳造製品の製造・販売会社Bradken社株式を公開買付け

日立建機(6305)は、オーストラリアのBradkenLimited(ニューカッスル、Bradken社)の全発行済普通株式に対する公開買付け(TOB)の実施を決定し、Bradken社との間で本公開買付けの実施に関して合意書を締結した。Bradken社取締役会は賛同の意見を表明している。買付け比率の下限は50%で、上限は設けていない。Bradken社は、鋳造および鋳造製品の製造・販売を行っているほか

三菱重工業(7011)とニチユ三菱フォークリフト(7105)、ユニキャリアHDの全株式を譲り受け

三菱重工業株式会社(7011)及びニチユ三菱フォークリフト株式会社(7105)は、ユニキャリアホールディングス株式会社(東京都品川区)の全株式および新株予約権を株式会社産業革新機構、日立建機株式会社(6305)、および日産自動車株式会社(7201)より譲り受けることを決定した。株式取得割合は三菱重工65%、ニチユ三菱35%。株式取得価格は約1,100億円超となる。ユニキャリアHDは、日立建機と日産

日立建機(6305)、川崎重工業(7012)子会社KCMJの事業を譲受け

日立建機株式会社(6305)は、子会社である日立建機日本株式会社が、株式会社KCMJ(兵庫県加古川市)よりホイールローダ及び除雪機械の国内向け販売サービス事業を譲り受けることを決定し、川崎重工業株式会社(7012)との間で合意した。日立建機は、川崎重工の子会社株式会社KCMを100%譲り受けることを発表しており、KCMの子会社であるKCMJのホイールローダ及び除雪機械の国内向け販売サービス事業につ

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

中堅・中小企業のM&Aで、最も多く用いられるスキームが株式譲渡です。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続きの流れ、税金についてM&Aに精通した税理士がご紹介します。日本M&Aセンターは株式譲渡をはじめ、様々なスキームのM&Aを経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお尋ねください。M&A・組織再編に関するご相談はこちらから株式譲渡とは株式譲渡は、譲渡対象企

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年12月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード