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SMFLみらいパートナーズ、小樽観光企画から旅館「小樽旅亭 蔵群」を取得

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SMFLみらいパートナーズ株式会社(東京都千代田区)は、出資する合同会社を通じ、株式会社小樽観光企画(北海道小樽市)から、北海道小樽市の旅館「小樽旅亭 蔵群」(以下:蔵群)を取得した。

株式会社温故知新(東京都新宿区)、Blueforest Capital Partners株式会社(東京都千代田区、以下:Blueforest)、三井住友ファイナンス&リース株式会社(東京都千代田区)の戦略子会社であるSMFLみらいパートナーズの3社は、蔵群を、2025年6月20日から新たな体制のもと運営開始した。

SMFLみらいパートナーズは、金融機能を持つ事業会社として、不動産関連事業、環境エネルギー関連事業、その他金融サービス事業を行っている。

温故知新は、全国に11ホテル、4つのレストランを運営している。

Blueforestは、最適な資金調達戦略およびアセットマネジメントを提供するプロフェッショナルファーム。投資戦略の立案から資金調達、期中のアセットマネジメント、売却や事業再生まで、一貫して支援を行っている。

背景・目的

3社は、建築家・中山眞琴氏の代表作で、小樽・朝里川温泉エリアで質の高い滞在を提供し、地域観光の発展に寄与してきた「蔵群」の再生プロジェクトに取り組む。

SMFLみらいパートナーズはオーナーとして、温故知新はホテルオペレーターとして、運営改善やマーケティング戦略の企画立案を担当する。

Blueforestは、アセットマネージャーとして、資産価値の最大化に向けた運営支援およびバリューアップ戦略の立案・実行を担う。

今回の取り組みは、小樽観光企画の事業戦略の見直しと蔵群のさらなる発展を目的としており、「静謐な滞在体験」や「上質なホスピタリティ」で高い評価を受けている蔵群を事業承継し、各社の強みを活かしてブランド力の向上を図る。

2025年8月ごろより改装工事を段階的に行い、同年12月ごろのリニューアルオープンを予定。

小樽旅亭 蔵群について

小樽の倉庫群をモチーフとし、異なる意匠をもつ18の客室を備えた旅館。
2つの宿泊棟、風呂棟、ロビー棟、食事棟の5棟が渡り廊下で連なる独創的な空間構成が特徴で、建築家・中山眞琴氏による設計が高い評価を得ている。

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