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東海カーボン、ドイツ電極事業子会社のTOKAI ERFTCARBONを現地ファンドへ売却

更新日:

東海カーボン株式会社(5301)は、TOKAI ERFTCARBON GmbH(ドイツ、以下:TEG)の全株式を、Lenbach Equity Opportunities III. GmbH & Co. KG(ドイツ、以下:LEO III.ファンド)に譲渡することを決定した。

TEGは、2005年に東海カーボングループに入り、これまで電極事業の日米欧3極体制の一翼を担ってきた。
LEO III.ファンドは、投資会社DUBAG Investment Advisory GmbH(ドイツ、以下、DUBAG社)が運用助言を行っている投資ファンド。

目的

電極事業は、欧州市場での需要が低迷しており、価格競争と安価品の流入に伴う市況下落により、TEGは低稼働率によるコスト増などの課題を抱えている。

このような状況の中、カーブアウトされた企業や事業改善が必要な会社などへの投資に強みを持つDUBAG社の傘下に加わることが、TEGの発展と成長のために最適であると判断し、本決定に至った。

持分の状況

異動前の持分 100.0%
譲渡持分 100.0%
異動後の持分 0.0%
譲渡価格 非公開

日程

株式譲渡契約締結日:2025年5月16日(ドイツ時間)
株式譲渡完了日:2025年6月(予定)

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