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大日本印刷、レゾナック傘下のレゾナック・パッケージングを買収

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大日本印刷株式会社(7912、以下:DNP)は、2025年2月3日付で、株式会社レゾナック・パッケージングの発行済み全株式を、株式会社レゾナック( 東京都港区)から取得したことを発表した。

なお、レゾナック・パッケージングは、同日に社名を「株式会社DNP高機能マテリアル彦根」(滋賀県彦根市)に変更する。

DNPは、幅広い事業分野で多様な製品やサービスを提供する総合印刷会社。
レゾナック・パッケージングは、二次電池外装材・包装材などを手掛けている。

背景・目的

地球温暖化の防止に向けた世界的な潮流のなか、各国・地域はカーボンニュートラルやグリーンリカバリー等の政策を打ち出し、国内や欧米・中国等を中心に積極的に電気自動車(EV)の開発・導入を進めている。

DNPは、印刷技術の一つであるコンバーティング技術(材料加工技術)を活かし、リチウムイオン電池の外装材であるバッテリーパウチを開発し、国内外の電池メーカーに提供してきた。

レゾナック・パッケージングも、同時期にバッテリーパウチ事業を立ち上げ、スマートフォンやタブレットなどIT用途向けにリチウムイオン電池包材「SPALF®」を開発・提供し、DNPとともに日本製のパウチ型リチウムイオン電池外装材への信頼と期待を世界的に高めてきた。

DNPは、本件M&Aにより、両者が培ってきた経営資源や技術、ノウハウなどの強みを掛け合わせることで、バッテリーパウチ関連や包装関連での競争力強化を図る。

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