事業承継セミナー

外為どっとコム、マネーパートナーズグループへTOBを実施

更新日:

株式会社外為どっとコム(東京都港区)は、株式会社マネーパートナーズグループ(8732)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得すると発表した。

マネーパートナーズグループは、TOBに対して賛同を表明している。また、TOB完了後、マネーパートナーズグループは上場廃止となる見通し。

外為どっとコムは、インターネットを介した店頭デリバティブ取引事業を行っている。

マネーパートナーズグループは、外国為替取引事業や金融システム開発事業などを営む会社を傘下とする持株会社。

本公開買付けの目的

外為どっとコムは、マネーパートナーズグループを完全子会社化することにより経営資源を統合することで、より強固な経営基盤を確立し、相互の知見やノウハウを活用したより付加価値の高い商品・サービスの開発を目指す。

また、以下のシナジー効果を狙う。

  • FX事業の強化
  • 収益源の多角化
  • システム統合によるコストシナジー
  • 外為どっとコムの大株主である伊藤忠商事との連携

買付予定の株券等の数

株券等の種類 買付予定数 買付予定数の下限 買付予定数の上限
普通株式 32,599,599(株) 21,733,000(株) -(株)

買付け等の期間

2024年11月1日(金曜日)から2024年12月13日(金曜日)まで(30営業日)

買付け等の価格

普通株式1株につき、475円

保険・保険代理店、保証サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

保険・保険代理店、保証サービス業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、保険・保険代理店、保証サービス業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

マネーパートナーズグループに関連するM&Aニュース

マネーパートナーズグループ(8732)、仮想通貨交換業登録に向けて準備中のコイネージの全株式取得

マネーパートナーズグループ(8732)は、コイネージ株式会社(東京都渋谷区)の全株式を所有する特別目的会社コイネージ投資株式会社(東京都渋谷区)の全株式を取得し、両社を子会社化することを決定した。本件に伴い、マネーパートナーズグループは、2019年3月25日に決定した子会社の設立を取りやめる。マネーパートナーズグループは、100%子会社である株式会社マネーパートナーズにおいて、仮想通貨交換業の登録

マネーパートナーズグループ(8732)、暗号通貨サービスのテックビューロに出資

マネーパートナーズグループ(8732)は、テックビューロ株式会社(大阪市)との間で募集株式引受契約を締結するとともに、同社とマネーパートナーズグループ100%子会社である株式会社マネーパートナーズ(東京都港区)との間で業務提携契約を締結した。本件に関し、マネーパートナーズグループは、テックビューロに49百万円の出資をする。テックビューロは、日本最大級のビットコイン取引所「ZaifExchange」

マネーパートナーズグループ(8732)、米国ビットコイン取引所運営のPayward Inc.へ出資

株式会社マネーパートナーズグループ(8732)は、PaywardInc.(米国サンフラシスコ)との間で、同社への出資に係る覚書を締結した。PaywardInc.は、Kraken名義で世界的にビットコイン取引所を運営している。マネーパートナーズグループは、ビットコイン取引はじめビットコインを活用した決済サービスやビットコインを原産としたデリバティブ取引等に関する業務提携について検討を行ってきた。両社

この記事に関連するタグ

「TOB・買収」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

TOB(株式公開買付け)とは?TOBとは、株式公開買付け(TakeoverBid)の略で、対象企業の経営権取得を目的に、株式の買付価格や期間、株式数などを公告し、取引所外で多くの株主から大量に買付ける手法を指します。一般的にTOBを仕掛ける買収側を「公開買付者」、実施される側を「対象者」と呼びます。東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業への

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。同意なき買収(敵対的買収)の事例直近、国内で行われた同意なき買収に

ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

M&A全般
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

上場企業の株主が経営陣と経営方針などを巡って対立した結果、会社の支配力を強める目的で株式を買い進める場合があります。これが、「敵対的買収」です。しかし、敵対的買収に対して経営陣も何もしないわけではありません。経営陣と敵対する株主の動きを防ぐため、敵対的買収に対する様々な防衛策を発動して対抗します。その買収防衛策のひとつがポイズンピルです。本記事では、ポイズンピルの概要、メリットやデメリット、実際に

MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

M&A全般
MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

経営状態が振るわない企業に、外部の専門家を送り込み経営の立て直しを行う方法をMBIと言います。本記事ではMBIのスキームやメリット・デメリットを紹介するとともに、似た名称であるMBOやTOB、LBOとの違いについても説明します。MBIとは?MBIとは、投資家・ファンド・金融機関等が企業を買収し、経営権を握った後に経営の専門家を送り込み、企業の立て直しや、企業価値向上を図る買収形態の一つです。企業価

日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

M&A全般
日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

日本M&Aセンターの中で特に業界での経験豊富な二人のスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動き、プレスリリースを中心に解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は前回に引き続き日立製作所による日立物流の売却をテーマに解説します。(本記事ではYouTube動画の概要をご紹介します。)日立製作所と日立物流が正式発表へ西川:前回(日立製作所が日立物流を売却へ!M&Aの狙いとは)につづき日立物流パート2

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。この記事のポイントバイアウト(BuyOut)とは、主に企業の経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法のこと。経営再建・事業継続、さらなる収益向上を目的に行われ、MBOやEBOなどの手法が存在する。M

「TOB・買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。買い手が買収先を検討する流れ企業概要書をふまえ、さらに具体的に検討を進めるに一般的には「M&A仲介会社との提携仲介契約の締結」「個別詳細情報についての質疑応答」のステップがあります。買い手候補企業の

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。買収先の探し方①譲渡案件型お相手探しは大きく「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つにわかれます。譲渡案件型は、M&A仲介会社が保有する売り手企業(譲渡を希望する企業)の

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。【登録無料】買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から始めてみませんか?買収希望条件の登録はこちらM&Aの目的①市場シェアの拡大企業は競合他社を買収することで、自社の市場シェアを拡大

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年10月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード