成長戦略セミナー

フェローテックHD、大泉製作所の株式を公開買付けにより取得、子会社化へ

更新日:

株式会社フェローテックホールディングス(6890)は、株式会社大泉製作所(6618)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。
また、第三者割当増資を行い、連結子会社とすることを目指す。

フェローテックHDは、半導体等装置関連事業、電子デバイス事業、その他関連事業を展開している。

大泉製作所は、熱・温度変化によって電気抵抗値が変化する半導体セラミックスのサーミスタを利用した各種電子部品の製造・販売を行っている。

両社は2021年3月24日付で資本業務提携契約を締結していたが、成果として具現化したものがなかったため、より両社の連携を深める体制にすることで改善を図る。

・今後の予定
買付け期間 2022年6月13日~2022年7月25日まで(30営業日)
第三者割当増資の払込期日 2022年6月27日

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電子部品・機械器具製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電子部品・機械器具製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

フェローテックホールディングス・大泉製作所に関連するM&Aニュース

フェローテックホールディングス、真空装置を受託製造するコスモ・サイエンスを買収

株式会社フェローテックホールディングス(6890)は、連結子会社である株式会社フェローテックマテリアルテクノロジーズ(以下FTMT)を通じて、株式会社コスモ・サイエンス(神奈川県平塚市)を買収した。フェローテックホールディングスは、半導体等装置関連事業、電子デバイス事業等を展開している。コスモ・サイエンスは、半導体製造装置メーカーおよびFPD製造装置メーカー向けに真空装置の受託製造を行っている。本

フェローテックHD、東洋刄物の株式を公開買付けにより取得へ

株式会社フェローテックホールディングス(6890)は、東洋刄物株式会社(5964)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。フェローテックHDは、東洋刄物の株式を33.24%所有しているが、今回発行済株式の全てを取得し完全子会社化を目指す。買付代金は、2,157百万円(普通株式1株につき、2,254円)。フェローテックHDは、半導体等装置関連事業、電子デバイス事業、その他関連事

フェローテックHD、高級デザイン家電の企画等を行うカドーと資本業務提携締結へ

株式会社フェローテックホールディングス(6890)は、株式会社カドー(東京都港区)との間で、資本業務提携契約を締結することを決定した。フェローテックHDは、半導体等装置関連事業、電子デバイス事業、その他関連事業を展開している。カドーは、「環境」、「健康」を志向した高級デザイン家電の企画、設計、販売事業を行っている。本提携により、フェローテックHDは、カドーとの間でフェローテックHDのサーモモジュー

フェローテックHD、電子部品の製造および販売を行う大泉製作所と資本業務提携

株式会社フェローテックホールディングス(6890)は、株式会社大泉製作所(6618、埼玉県狭山市)との間で、資本業務提携契約を締結することを決定した。フェローテックHDおよびフェローテックグループは、製造業を主に展開。フェローテックのコア技術であるNASAアポロ計画から誕生した「磁性流体」と冷熱素子「サーモモジュール」を応用した技術で幅広い分野で事業を展開している。大泉製作所は、電子部品の製造およ

フェローテックHD、ドイツ子会社を通じて超小型サーモモジュール製品事業のロシアRMT社の持分取得、連結子会社化へ

株式会社フェローテックホールディングス(6890)の連結子会社であるFerrotecEuropeGmbH,(ドイツ・フランクフルト、FTE)を通じて、RMTLtd.,(ロシア連邦共和国ニジニ・ノヴゴロド州、RMT)の出資金持ち分を取得し、連結子会社とすることを決定した。取得価額は、25.8百万円。議決権所有割合は、60.0%。フェローテックHDは、およびフェリーテックグループは、製造業として「もの

この記事に関連するタグ

「TOB・子会社・第三者割当増資・株式譲渡」に関連するコラム

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

M&A全般
日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

日本M&Aセンターの中で特に業界での経験豊富な二人のスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動き、プレスリリースを中心に解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は前回に引き続き日立製作所による日立物流の売却をテーマに解説します。(本記事ではYouTube動画の概要をご紹介します。)日立製作所と日立物流が正式発表へ西川:前回(日立製作所が日立物流を売却へ!M&Aの狙いとは)につづき日立物流パート2

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

「TOB・子会社・第三者割当増資・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2022年6月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード