M&Aニュース

INPEX、蘭国の洋上風力発電事業会社の株式取得

更新日:

株式会社INPEX(1605)は、欧州における再生可能エネルギー事業を推進することを目的として英国に新設したINPEX Renewable Energy Europe Limited(イギリス・ロンドン、INPEX REE)を通じて、三菱商事株式会社(8058)の完全孫会社である蘭法人Diamond Generating Europe B.V.社(オランダ・アムステルダム、DGE-NL)とDGE-NL子会社の株式譲渡契約を締結し、合意した。

INPEXは、オランダ沖合にて操業中のLuchterduinen(ルフタダウネン)洋上風力発電所の50%持分、およびBorssele(ボルセレ)Ⅲ/Ⅳ洋上風力発電所の15%持分を取得する。

INPEXは、石油・天然ガス、その他の鉱物資源の調査、探鉱、開発、生産、販売および同事業に付帯関連する事業、それらを行う企業に対する投融資を行っている。

INPEX REEは、欧州における電力開発事業を展開している。

DGE-NLは、ベネルクスにおける洋上風力事業の運営・管理を行っている。

本件により、INPEXは、2050年ネットゼロカーボン社会の実現に向けたさらなるエネルギー構造の変革に積極的に取り組む。

石炭石油製品製造販売・資源開発業界のM&A・事業承継の動向はこちら

総合・その他専門卸業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、総合・その他専門卸業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

INPEX・三菱商事に関連するM&Aニュース

三菱商事、メキシコの塩田事業会社の全保有持分を同国経済省に売却へ

三菱商事株式会社(8058)は、メキシコ合衆国の塩田事業会社ExportadoradeSal,S.A.deC.V.(メキシコ、以下「ESSA」)の全保有持分(49%)を、既存株主である同国経済省(※)に対して譲渡することに、2月24日付で合意した。三菱商事は、世界中に広がる約1,700の連結対象会社と協働しながらビジネスを展開。天然ガス、総合素材、化学ソリューション、金属資源、産業インフラ、自動車

三菱商事・KDDI・ローソン、資本業務提携契約を締結 KDDIはローソンにTOB実施へ

三菱商事株式会社(8058)、KDDI株式会社(9433)、株式会社ローソン(2651)の3社は、2024年2月6日、「リアル×デジタル×グリーン」を融合させた新たな生活者価値創出に向けた資本業務提携契約を締結した。また、三菱商事とKDDIは、公開買付け等によるローソンの非公開化に関する取引に合意し、KDDIはローソンに対する公開買付け(TOB)の実施を予定している。本取引の完了後、三菱商事とKD

シーディーアイ、三菱商事と介護 AI/DX 分野での資本業務提携を締結

株式会社シーディーアイ(東京都中央区、以下CDI)は、三菱商事株式会社(8058)との資本提携に合意するとともに、同社を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施した。CDIは、人工知能(AI)による介護DX支援事業を行う。三菱グループの大手総合商社である三菱商事は、近年ヘルスケア分野におけるDX化推進に注力している。併せて三菱商事は、CDIの筆頭株主である官民ファンドの株式会社INCJ(旧産

良品計画、三菱商事ファッションから良品計画向け衣料品製造販売事業を承継へ

株式会社良品計画(7453)は、会社分割により三菱商事ファッション株式会社(東京都港区、以下MCF社)の営む良品計画を販売先とする衣料品製造販売事業に関する権利義務の承継を決定した。MCF社を分割会社とし、良品計画を承継会社とする吸収分割方式。良品計画は、本会社分割の対価としてMCF社に1円を交付する予定。【承継する事業】良品計画を販売先とする衣料品製造販売事業良品計画は、「無印良品」を中心とした

INPEX、次世代リチウムイオン電池開発の米TeraWatt Technology社に出資

株式会社INPEX(1605)は、TeraWattTechnologyInc.(米国カリフォルニア州、以下TeraWatt)への出資を発表した。INPEXは、石油・天然ガス、その他の鉱物資源の調査・探鉱・開発・生産・販売や、それらを行う企業に対する投融資などを行っている。TeraWattは、既存のリチウムイオン電池から大幅に小型化、軽量化、大容量化された次世代リチウムイオン電池の開発・商用化を進め

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

海外M&A
ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

Xinchào(シンチャオ:こんにちは)!本記事では、ベトナムでのM&A投資における問題のひとつ、「厳しい競争環境」に関してお話させて頂きます。(本記事は、2022年11月に公開した記事を再構成しています。)独占交渉権とは「独占交渉権」とは、買手である譲受企業と売手である譲渡企業との間で、一定の間に独占的に交渉することができる権利の事です。一般的に買収ターゲット企業の選定後に、初期的な面談(対面/

海外M&Aにおける買収監査/DDチームの選び方

海外M&A
海外M&Aにおける買収監査/DDチームの選び方

本記事ではM&Aにおける終盤ステージである買収監査(デューデリジェンス)における留意点について解説したいと思います。ASEAN・中小M&Aにおける買収監査(デューデリジェンス)M&Aのプロセスでは基本合意契約を締結した後、最終契約に至る準備段階として買収監査が行われます。内容や期間はディールの規模や複雑性によって様々ですが、一般的に財務・税務・法務について専門チームに依頼します。また、場合によって

日本企業がマレーシアに投資をすべき理由8選

海外M&A
日本企業がマレーシアに投資をすべき理由8選

マレーシアは地味?そんなことはありません!皆さんはマレーシアにどのようなイメージをお持ちでしょうか。シンガポールほど先進的ではなく、インドネシアやベトナムほど人口が増えているわけでもなく…、どちらかと言えば少々地味に思われることが多いマレーシアですが、実は日本の企業がマレーシアに投資するメリットは多岐にわたります。ここでは、経済、政治、国際ビジネスの観点から、日本企業がマレーシアに投資すべき理由を

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2021年12月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード