
三菱電機が米PCI Energy Solutionsを完全子会社化へ
三菱電機株式会社(6503)は、米国のPCI Energy Solutionsの全持分を1,400百万米ドルで取得し、完全子会社化することを決定した。
三菱電機は、幅広い電機製品を手がける企業。重電システムや産業用メカトロニクス、情報通信システム、家庭電器などを展開している。
PCI Energy Solutionsは、北米を中心としたエネルギー事業者向けにソフトウエアを提供する企業。電力取引や発電・送配電運用、需給計画、リスク管理及び精算等を支援するエネルギー管理・最適化ソフトウエアを開発している。登記上の名称はPower Costs, Inc.で、米国オクラホマ州ノーマンに拠点を置く。
近年は再生可能エネルギーの導入拡大や分散型電源の普及、電力需要の増加等を背景に、電力システムの運用や電力取引が複雑化しており、エネルギー管理・最適化ソリューションへの需要が高まっている。三菱電機は新中期経営戦略において「スマートエナジー」を注力領域の一つに掲げており、本件はこの領域の強化を目的としている。
PCI Energy Solutionsは、発電資産の最適化やエネルギー取引管理、市場参画等のソフトウエアを提供している。特に需要予測や発電スケジューリング、電力トレーディングといった中核機能に強みを持つ。
三菱電機は、PCI Energy Solutionsの最適化技術と自社グループの制御技術及びコンポーネントに関する知見を組み合わせる。あわせてエネルギーマネジメントソリューション「BLEnDer」やデジタル基盤「Serendie」を活用し、エネルギー管理・最適化領域におけるソリューションの拡充を図る。両社の顧客基盤と販売チャネルを活用し、事業のさらなる成長を目指す。
今後の予定:
持分譲渡契約締結日:2026年8月20日(日本時間)
持分譲渡実行日:2026年中(予定)







