
マーチャント・バンカーズ、エネルギーポイントを持分法適用関連会社化
マーチャント・バンカーズ株式会社(3121)は、株式会社エネルギーポイント(東京都渋谷区)の普通株式20%を取得することにより、持分法適用関連会社としてグループ会社とすることを発表した。
併せて、エネルギーポイントと系統用蓄電池事業に関する資本業務提携を締結することを決定し、本格的に系統用蓄電池への投資への取組みを開始することとした。
マーチャント・バンカーズは、東京に本社を置く投資会社。国内、海外の企業・不動産への投資業務およびM&Aのアドバイス、不動産の売買、仲介、賃貸および管理業務等を展開している。
エネルギーポイントは、暗号資産交換業並びに宅地建物取引業を展開しており、特定卸供給事業者(アグリゲーター)のライセンスを持つ。
背景・目的
マーチャント・バンカーズは、2025年5月に「不動産」以外の投資分野の強化を掲げ、社会性や将来性の高い投資分野の1つとして「再生可能エネルギー」に注目している。
本件を通じて、エネルギーポイントに資本参加することにより、ライセンスや、高度な専門知識も求められる系統用蓄電池の運営をマーチャント・バンカーズグループとして完結する。
脱炭素社会の実現に不可欠で、高い収益性も期待できる系統用蓄電池案件について、本格的に投資への取組みを開始するとともに、アグリゲーター事業の収益の一部も、連結グループとして取り込む狙い。
エネルギーポイントは、アグリゲーター事業の強化のため、今回、第三者割当増資と、マーチャント・バンカーズと資本提携を行い、必要な財務上の要件の充足をはかり、人材育成、取引強化、システム構成、事業体制を整え、また、日本卸電力所(JEPX)の取引会員となることで効率的な電力の調達体制を構築する。
資本提携の内容
- 2025年10月7日付で、第三者割当の方法により、マーチャント・バンカーズがエネルギーポイントの普通株式120株(第三者割当後の発行済株式総数に対する所有割合20.0%)を取得する。
- 取得価額は、3百万円(1株当たり25,000円)。
業務提携の内容
- マーチャント・バンカーズが投資する系統用蓄電池案件について、エネルギーポイントと共同し、案件の発掘・開発を行う。
- マーチャント・バンカーズの投資する系統用蓄電池について、アグリゲーターとしてエネルギーポイントが運営を行う。
株式の状況
| 異動前の所有株式数 | -株 |
| 取得株式数 | 120株(議決権の数:120個) |
| 取得価額 | 3百万円 |
| 異動後の所有株式数 | 120株(議決権の数:120個)(議決権所有割合:20.0%) |
日程
資本業務提携契約締結日:2025年10月6日
事業開始日:2025年10月6日









