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日本道路、三菱ケミカル傘下のMCCスポーツを買収

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日本道路株式会社(1884)は、三菱ケミカル株式会社(東京都千代田区)の完全子会社であるMCCスポーツ株式会社(東京都千代田区)の全株式を取得することで三菱ケミカルと合意し、2025年6月30日に最終契約書を締結した。

これに伴い、MCCスポーツは、2025年11月4日付で日本道路の完全子会社となる。

日本道路グループは、建設事業、製造・販売事業、共創事業を展開している。
MCCスポーツは、人工芝・合成樹脂加工品・弾性舗装材等の開発、製造、販売等を行なっている。

背景・目的

日本道路は、1980年代よりテニスコ-ト工事を中心に陸上競技場等のスポ-ツ関連事業に取り組んできた。

2012年度より、直接受注を増やす営業戦略ターゲット先としてスポ-ツ関連事業・自動車関連事業・物流関連事業を重点3分野として掲げ営業展開しており、近年、スポーツ関連事業の受注は業界トップクラスを維持している。

日本道路は、本件M&Aにより、MCCスポーツが持つ営業・施工体制並びに、日本道路グループの営業拠点網及び日本道路の親会社である清水建設グループの営業チャンネルを両社で活用することにより、スポーツ関連事業領域の拡大を図る。

新たに得られた営業チャンネルによる、学校、企業のスポ-ツ施設以外の舗装関連工事の獲得や、スポーツ関連事業を強化することによる人財採用への効果も期待できると考えている。

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