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川崎重工業、古河機械金属へアーステクニカ売却に向け基本合意を締結

更新日:

古河機械金属株式会社(5715)と川崎重工業株式会社(7012)は、川崎重工業の子会社である株式会社アーステクニカ(東京都千代田区)の株式を古河機械金属に譲渡することに向けて協議及び交渉を実施することに関する基本合意書を締結した。

株式譲渡は、二段階に分けて実行し、古河機械金属は、一段階目の株式譲渡により、アーステクニカが発行する過半数の株式を取得し、二段階目の株式譲渡により残りの全株式を取得する予定。

古河機械金属は、機械事業、素材事業等を行っている。
川崎重工業は、航空宇宙システム事業、エネルギーソリューション&マリン事業、精密機械・ロボット事業、車両事業、パワースポーツ&エンジン事業およびその他事業を行っている。
アーステクニカは、破砕機の設計・製造及び販売、環境リサイクル用機器設備の設計・製造及び販売、粉砕機等の設計・製造及び販売等を行っている。

目的

古河機械金属は、アーステクニカの優れた技術力を獲得し、産業機械部門における破砕機事業の技術力、生産性及びコスト競争力、顧客サービスの向上を図り、国内砕石業界の発展に繋げる。

また、両社がもつ販売・サービスネットワークを融合して、事業領域を拡大(鉱山・砕石の上流から下流まで)することで海外事業を強化し、海外市場においてもシナジー効果を図る。

日程

基本合意書締結:2025年5月13日
最終契約締結:2025年12月下旬(予定)
一段階目の株式譲渡 (古河機械金属による連結子会社化):2026年4月1日(予定)
二段階目の株式譲渡 (古河機械金属による完全子会社化):2027年4月1日(予定)

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