M&Aニュース

事業承継セミナー

ダイヘン、ドイツ溶接機メーカのローヒ・シュヴァイステクニック社を完全子会社化へ

更新日:

株式会社ダイヘン(6622)は、Lorch Schweißtechnik GmbH(ローヒ・シュヴァイステクニック社:ドイツ バーデン=ヴュルテンベルク州、以下LORCH社)を完全子会社化することを決定し、ドイツにて持分譲渡契約を締結した。

ダイヘンは、変圧器、受変電設備、制御通信機器、分散電源機器、溶接機、切断機、産業用ロボット、プラズマ発生用電源などの製造・販売を行う。

LORCH社は、ドイツ国内シェア2位の溶接機メーカ。溶接機の開発、製造・修理、販売を行っている。

ダイヘンは、LORCH社買収により、同社が持つ西欧の販売ネットワークと大手ユーザへの直販体制を活かし、西欧でのダイヘン独自の接合機器の販売拡大を加速する。また、FAロボット事業においても、欧州事業強化策として買収したドイツのシステムインテグレータ(2019年度LASO tech社、2022年度Femitec社)を活用することで、LORCH社顧客が持つ多様な自動化ニーズに応える。

加えて、ダイヘンが2014年度に買収した溶接機器メーカであるVARSTROJ社が持つ販売ネットワークを活用した、東欧でのLORCH社製品の販売拡大も見込んでいる。

・今後の予定 持分譲渡実行日 2024年1月15日

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ダイヘンに関連するM&Aニュース

ダイヘン、ロボットシステムインテグレータの豪Rolan Robotics BV社を買収

株式会社ダイヘン(6622)は、2024年3月28日開催の取締役会において、オランダのロボットシステムインテグレータ(SIer)RolanRoboticsBV社(オランダズワーグ、以下「ローラン社」)の全株式を取得し、完全子会社化することについて決定した。ダイヘンは、変圧器や溶接機、産業用ロボット、半導体製造装置用高周波電源など産業用製品の開発を手掛けるメーカー。ローラン社は、アーク溶接を含む金属

ダイヘン、東北電機製造の株式取得へ

株式会社ダイヘン(6622)は、東北電機製造株式会社(宮城県多賀城市)株式の70%を取得する、株式譲渡契約締結を決定した。今後、東北電力が持つ東北電機製造株式180,000株のうち73,080株、日立製作所が持つ東北電機製造の全株式を取得する予定。ダイヘンは、変圧器、受変電設備、制御通信機器、分散電源機器、溶接機、切断機、産業用ロボット、プラズマ発生用電源などの製造・販売を行っている。東北電機製造

ダイヘン、連結子会社ダイヘンテクノサポートを吸収合併へ

株式会社ダイヘン(6622)は、連結子会社である株式会社ダイヘンテクノサポート(兵庫県神戸市)の吸収合併を決定した。ダイヘンを存続会社、ダイヘンテクノサポートを消滅会社とする吸収合併方式。ダイヘンは、変圧器、受変電設備、制御通信機器、分散電源機器、溶接機、切断機、産業用ロボット、プラズマ発生用電源などの製造・販売を行っている。ダイヘンテクノサポートは、溶接メカトロ事業の国内販売子会社。溶接機、切断

ダイヘン、独ロボットシステムインテグレータのFemitec(フェミテック)を買収

株式会社ダイヘン(6622)は、FemitecGmbH(ドイツ・バイエルン、フェミテック)の買収を行った。ダイヘンは、変圧器をはじめとする電力機器、産業用ロボット、溶接機、高周波電源、ワイヤレス給電システムなどを提供している。現在、世界中の顧客の用途に応じた機器やシステムをトータルで提案するため、システムインテグレータ機能を拡充し、ロボットシステム事業の強化を進めている。フェミテックは、ロボットを

ダイヘン(6622)、ドイツのロボットシステムインテグレータであるLASOtech Systems GmbHを買収

株式会社ダイヘン(6622)は、ドイツのロボットシステムインテグレータ(SIer)であるLASOtechSystemsGmbH(ドイツ・テューリンゲン州、ラゾテック社)を買収した。ダイヘンは、変圧器をはじめとする電力機器や、産業用ロボット、溶接機、高周波電源、ワイヤレス給電システムなどを提供するメーカーで、自動車の生産などに欠かせないアーク溶接技術を得意としている。ラゾテック社は、ロボットを活用し

この記事に関連するタグ

「子会社・クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

ベトナムの成長企業が日本の業界大手企業と戦略的資本提携を実施日本M&AセンターInOut推進部の河田です。報道にもありましたように、河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市、以下「河村電器産業」)が、DuyHungTechnologicalCommercialJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DH社」)およびDHIndustrialDistributionJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DHID社」)の株

会社売却とは?メリットや成功させるポイント、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや成功させるポイント、流れを解説

会社売却を行うにあたって、あらかじめ押さえたいポイントがいくつかあります。本記事では会社売却のメリット、流れなど概要をご紹介します。自社の「業種・地域・売上高」の3つを入力するだけで「会社売却をするとしたら、どのような相手が候補に挙がってくるか」が1分でわかる、無料の診断サービスがあります。ぜひご活用ください。会社売却先シミュレーション(無料)を試してみる会社売却とは?会社売却は、経営者が新たなビ

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。事業承継を断念する前に、会社を売却し事業を存続させる方法について話を聞いてみませんか?数々の事業承継をご支援してきたコンサルタントが、M&Aによる取引価額、売却先候補についてご案内致します。ご相談は

「子会社・クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年8月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード