M&Aニュース

ナブテスコ、ギリシャのR.K. Deep Sea Technologies Ltd.を連結子会社化

更新日:

ナブテスコ株式会社(6268)は、R.K. Deep Sea Technologies Ltd.(ギリシャ アテネ、以下Deep Sea Technologies)の発行済全株式を取得し、連結子会社化した。

ナブテスコは、中大型産業用ロボット関節用途である精密減速機の製造を行うメーカー。

CVCを通じDeep Sea Technologiesへ出資、船舶向けソリューションサービスを2023年から日本・中国・韓国で販売するとともに、船舶用制御システムの制御アルゴリズムの共同開発を進めていた。

Deep Sea Technologiesは、AIを活用した最適航路選定や状態監視などの船舶向けのソリューションサービスの提供を行う。

ナブテスコは、今回の買収を通じて、同社が持つAI技術による最適な航路・船速提案とナブテスコの舶用エンジン制御システムを組み合わせることにより、海運業界におけるDX化や船舶向けソリューションサービスの開発と販売を進める。

さらに、AIに基づく数値モデル化技術を活用した最適運航制御アルゴリズムを活用し、船舶の自律運航と省燃費の実現に貢献する。

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ナブテスコに関連するM&Aニュース

ナブテスコ、CVCを通じフランスのSpotLightに出資

ナブテスコ株式会社(6268)は、CVCとして設立したNabtescoTechnologyVenturesL.P.を通じて、SpotLight(フランスマシー、以下SpotLight社)に出資を行った。ナブテスコは、中大型産業用ロボット関節用途である精密減速機の製造を行うメーカー。SpotLight社は、地中貯留CO2の監視ソリューションを開発・提供を行っている。ナブテスコは今回の出資を通じ、社会

ナブテスコ、サンワへ階段移動用リフト事業を譲渡

ナブテスコ株式会社(6268)の住環境カンパニーは、階段移動用リフトの販売およびレンタル事業について、株式会社サンワ(東京都渋谷区)と事業譲渡契約を締結した。ナブテスコは、鉄道車両用機器、商用車用機器、舶用機器、航空機器、自動ドア・プラットホームドア、福祉機器、包装機、精密減速機、油圧機器事業など事業を展開している。サンワは、福祉機器・農業機器・物流機器の開発、設計、製造、販売、メンテナンス事業を

IHI(7013)グループのIHI運搬機械、ナブテスコ(6268)グループ傘下ナブコドアの機械式立体駐車装置の保守・保全事業を譲受け

IHI(7013)グループ傘下のIHI運搬機械株式会社(東京都中央区)は、ナブテスコ(6268)グループ傘下のナブコドア株式会社(大阪市西区)から、機械式立体駐車装置の保守・保全事業を譲受けすることについて事業譲渡契約を締結した。IHI運搬機械は、機械式、自走式等の立体駐車場等のパーキングシステムにおける総合メーカー。企画、開発、設計、製造、販売、賃貸、据付、メンテナンス、改修、運営管理にわたる一

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A・連結」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

中堅・中小企業のM&Aで、最も多く用いられるスキームが株式譲渡です。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続きの流れ、税金についてM&Aに精通した税理士がご紹介します。日本M&Aセンターは株式譲渡をはじめ、様々なスキームのM&Aを経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお尋ねください。M&A・組織再編に関するご相談はこちらから株式譲渡とは株式譲渡は、譲渡対象企

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A・連結」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年7月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード