M&Aニュース

サン電子、マレーシアのEKTech社の株式取得、連結子会社化へ

更新日:

サン電子株式会社(6736)は、EKTech Holdings Sdn. Bhd.(マレーシア セランゴール州、以下EKTech)の株式を取得し、連結子会社化することを決定した。

サン電子は、アミューズメント事業やモバイルルータなどの通信モジュール、ゲーム・コンテンツ配信のサンソフトなどIT事業を展開している。

EKTechは、EKTech Communications Sdn. Bhd.(以下ECS)・EKTech Systems Engineering Sdn. Bhd.(以下ESE)・EKTech Eureka MSC Sdn. Bhd.(以下EEM)の3社を子会社にもつ持株会社。

ECSは、携帯電話技術を用いた安全な企業向け無線通信システムを提供する他、ワイヤレスルーターにつながる周辺デバイスとの接続を支援する事業を行っている。
EEMは、これらネットワークシステムの24時間監視サービスを提供している。この事業はEKTechグループの売上8割を占めている。
ESEは、監視カメラやファイアウォール等のセキュリティー商材を取り扱うシステム・インテグレーション事業を行っている。

本件M&Aにより、EKTechグループの提供するサービスと、サン電子の新規IT関連事業であるIoT・M2M事業とのシナジー効果創出を図る。

併せて、技術支援および経営資源を活用し5Gの普及に伴う新たな価値の提供、今後発展が見込まれるASEAN地域での事業基盤の確保によりグループの事業拡大を図る。

・今後の予定
契約締結日   2022年12月26日
株式譲渡実行日 2023年1月下旬

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

サン電子に関連するM&Aニュース

サン電子(6736)のイスラエル子会社Cellebrite Mobile Synchronization Ltd.、米BlackBag Technologies Inc.の全株式取得、子会社化

サン電子株式会社(6736)は、子会社のCellebriteMobileSynchronizationLtd.(イスラエル国、Cellebrite社)において、BlackBagTechnologiesInc.(米国カリフォルニア州、BlackBag社)の全株式を取得することによりBlackBag社を子会社とすることを決定した。取得価額は、36億36百万円。サン電子は、モバイルデータソリューション事

サン電子(6736)、アドバンテッジアドバイザーズと事業提携契約締結

サン電子株式会社(6736)は、アドバンテッジアドバイザーズ株式会社(東京都港区)と事業提携契約の締結をを決定した。サン電子は、アドバンテッジアドバイザーズがサービスを提供するファンドに対して、新株予約権及び転換社債型新株予約権付社債を発行するとともに、同社との間で、事業提携契約を締結する。サン電子は、モバイルデータソリューション事業、エンターテインメント関連事業、新規IT関連事業の開発・製造・販

サン電子(6736)、イスラエルのM2Mソリューション事業のBacsoft社を子会社化

サン電子株式会社(6736)は、Bacsoft株式会社(イスラエル)の株式を取得し、子会社化することを決定した。サン電子はBacsoft社株式14.5%の第三者割当増資を引き受けるとともに、Bacsoft社大株主3名から53.2%の株式を譲り受ける。所有割合は19.9%から84.7%となる。取得価額は9,476千USドル(フィー込)。Bacsoft社は、工場や大規模プラント等を無線通信により遠隔監

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

中堅・中小企業のM&Aで、最も多く用いられるスキームが株式譲渡です。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続きの流れ、税金についてM&Aに精通した税理士がご紹介します。日本M&Aセンターは株式譲渡をはじめ、様々なスキームのM&Aを経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお尋ねください。M&A・組織再編に関するご相談はこちらから株式譲渡とは株式譲渡は、譲渡対象企

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2022年12月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード