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シャープ、堺ディスプレイプロダクトを再子会社化へ

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シャープ株式会社(6753)は、堺ディスプレイプロダクト株式会社(大阪府堺市、SDP)を完全子会社として復帰させることを目的として、SDPの株主であるWorld Praise Limited(サモア独立国)とSDP株式取得について協議すると発表した。

次のメリットがあることから本決定に至る。

・テレビ事業及び業務用ディスプレイ事業において、グローバル事業拡大に取り組む上で、コスト構造上大きな割合を占める高品位パネルの安定的且つ優位性のある調達が極めて重要であること。

・今後、ディスプレイの需要は益々高まることが期待される中、当社ディスプレイデバイス事業のアプリケーションの拡大や生産能力の向上、さらには将来の競争力強化に繋がること。

・大型液晶パネル市場において大きなシェアを占める中国が米中貿易摩擦の最中にあることから、中国以外にある唯一の第10世代(マザーガラス2,880mm×3,130mm)以上の大型液晶パネル工場であるSDPは、米州市場向けのパネル供給において優位性が期待できること。

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シャープ、パイオニアとの合弁会社の保有株式を同社に譲渡し合弁解消へ

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シャープの中国孫会社、東芝の中国子会社の東芝杭州を買収

シャープ株式会社(6753)の孫会社である玳能科技(杭州)有限公司(中国、以下「DBH社」)は、東芝杭州有限公司(中国、以下「TOH社」)の持分を取得し、DBH社の子会社とすることについて決定した。TOH社は、東芝杭州工業団地に設立する事業会社に対する管理サービス及び管理コンサルティングを行う。・持分取得の理由TOH社は、シャープが2018年10月1日付にてDynabook株式会社を子会社化した際

シャープ、連結子会社カンタツを永輝商事に譲渡へ

シャープ株式会社(6753)は、連結子会社であるカンタツ株式会社(東京都品川区)を株式会社永輝商事(東京都品川区)に譲渡することを決定した。これにより、カンタツおよび同社子会社でシャープの特定子会社である平湖康達智精密技術有限公司(中国浙江省)の異動が生じる。シャープは、電気通信機器・電気機器及び電子応用機器全般並びに電子部品の製造・販売等を行っている。カンタツおよび平湖康達智精密技術有限公司は、

シャープ、子会社を通じ車載カメラ事業のFIT ELECTRONICS DEVICE PTE. LTD.の株式を追加取得、完全子会社化へ

シャープ株式会社(6753)の子会社シャープディスプレイテクノロジー株式会社は、FITELECTRONICSDEVICEPTE.LTD.(シンガポール、以下FITED)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。FITEDはシャープの孫会社となる。シャープは、日本の大手電機メーカー。電気通信機器・電気機器・電子応用機器全般、ならびに電子部品の製造・販売等を行っている。シャープディスプレイテクノロ

東芝、シャープへDynabook社の全株式を譲渡

株式会社東芝(6502)は、保有するDynabook株式会社(東京都江東区)の発行済全株式をシャープ株式会社(6753)に譲渡することを決定した。本件譲渡により、Dynabook社は、シャープの100%子会社となるシャープの取得割合は、19.9%。東芝は、及び東芝グループは、「エネルギーシステムソリューション」「インフラシステムソリューション」「ビルソリューション」「リテール&プリンティングソリュ

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