
大日本印刷によるオーストリアAUSTRIACARD HOLDINGSへのTOBが成立へ
大日本印刷株式会社(7912)は、オーストリアのAUSTRIACARD HOLDINGS AGを対象とする公開買付け(TOB)が、成立の前提条件である応募下限を満たしたと発表した。
大日本印刷は、情報セキュア関連、エレクトロニクス、生活・産業の3事業を中核とする総合印刷企業。
AUSTRIACARD HOLDINGSは、欧州・アフリカ・北米で決済ICカード・国民IDソリューション・バリアブルセキュリティ印刷事業を展開する企業。ウィーン証券取引所およびユーロネクスト・アテネ証券取引所に上場している。
買付価格は1株当たり10.0ユーロ(配当込み)で、応募株式数は議決権所有割合で約96.55%にあたり、取得価額は約652億円となる。オーストリアにおける外資規制のクリアランスを取得でき次第、公開買付けは有効に成立し、AUSTRIACARD HOLDINGSは大日本印刷の連結子会社となる予定。その後、オーストリア法に従ったスクイーズアウト手続きにより、完全子会社となる見通し。
本件は、アジアにおける大日本印刷の強固な基盤と、欧州・アフリカ・北米におけるAUSTRIACARD HOLDINGSのプレゼンスを融合させるもの。グローバルな情報セキュア関連事業の強化を目的としている。
両社の統合により、地理的な補完関係・技術力・クロスセルを活用し、差別化された高度なセキュリティ・ソリューションのグローバル・プロバイダーとしての地位強化を見込む。
今後の予定:
追加の公開買付期間:2026年8月26日から2026年11月26日まで(ウィーン時間)
応募株式の取得完了:2027年3月期第2四半期中(予定)








