株価算定シミュレーション

タムラ製作所がイタリアEMG Power Electricを子会社化へ

更新日:

株式会社タムラ製作所(6768)は、EMG Power Electric S.r.l.の株式の80%を取得し、連結子会社化することを決定した。

株式の取得は、タムラ製作所の連結子会社であるTAMURA-EUROPE LIMITEDを通じて行う。取得価額は約95億円。

タムラ製作所は、電子部品事業を中核とするメーカー。大型トランス・リアクタを戦略製品の一つとし、再生可能エネルギーや電力変換システム、無停電電源装置などの電力インフラ分野に製品を供給している。

EMG Power Electricは、イタリアに本拠を置き、大型トランス、リアクトルの開発・設計・製造を行う企業。中電圧乾式トランス分野で真空加圧含浸方式やモールドトランス技術などの技術力を持つ。鉄道、再生可能エネルギー、船舶、産業用電源などの分野で実績を有している。

タムラ製作所は、第14次中期経営計画「One TAMURA for Next 100」において、クリーンエネルギー関連市場を注力市場と位置付けている。生成AIの普及等を背景としたデータセンターの増加や中電圧配電の普及拡大により、北米をはじめとする高成長市場で事業機会が拡大していると判断した。

本株式取得は、中電圧領域の高付加価値市場における競争力の強化および技術基盤の拡充を目的としている。

EMG Power Electricはタムラグループの中電圧乾式トランス技術の中核拠点と位置付けられ、グループ各拠点に対する設計開発、製造技術および技術移転を担う予定。両社の事業基盤と技術力を融合することで、製品開発、製造、顧客対応の柔軟性を高めるとしている。

今後の予定:
契約締結日:2026年7月17日
株式取得日:2026年10月1日(予定)

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

タムラ製作所に関連するM&Aニュース

タムラ製作所が中国子会社・田村汽車電子(佛山)を譲渡へ

株式会社タムラ製作所(6768)は、連結子会社(孫会社)かつ特定子会社である田村汽車電子(佛山)有限公司の持分をすべて佛山市南海矽鋼鐡芯制造有限公司へ譲渡することを決定した。タムラ製作所は、電子部品、電子化学実装材料、情報機器等の製造販売を手がけるメーカー。第14次中期経営計画「OneTAMURAforNext100」のもと、今後の成長に向けた基盤の構築および効率的に収益を最大化できる体質への転換

タムラ製作所、中国の合肥博微田村电子を合弁先の中電博微電子科技へ譲渡

株式会社タムラ製作所(6768)は、100%子会社である田村香港有限公司(香港)と、中電博微電子科技有限公司(中国安徽省)との間の合弁事業である合肥博微田村电子有限公司(中国安徽省)の持分をすべて、中電博微電子科技に譲渡することを決定した。なお、上記持分譲渡が実行された場合には、合肥博微田村电子は、タムラ製作所の持分法適用関連会社から除外されることとなる。中電博微電子科技は、レーダー探知・マイクロ

ヨコオ、タムラ製作所の子会社光波からネットワークソリューション事業等を承継

株式会社ヨコオ(6800)は、株式会社タムラ製作所(6768)の連結子会社である株式会社光波(東京都練馬区)のネットワークソリューション事業(以下:ネットワークソリューション事業等)を会社分割(簡易吸収分割)の方法により承継すること決定した。光波を分割会社とし、ヨコオを承継会社とする吸収分割方式。ヨコオは、管(クダ)の技術を極めた微細精密加工技術、高周波技術、電子回路技術等、ハードウェアを中心とし

タムラ製作所(6768)、タイのOEM先に資本参加し、同国に電子化学事業の生産拠点を新設

タムラ製作所(6768)は、グループのOEM先であるESEINDUSTRIES(THAI)CO.,LTD.(ESE(T)社)に対し資本参加を行い、タイに電子化学事業の生産拠点を新設することを決定した。タムラ製作所は、ESE(T)社の発行済株式834,000株のうち、370,000株を既存株主より122百万円で取得する。また、ESE(T社が実施する増資において、2,166,000株を714百万円で引

タムラ製作所(6768)、ドイツのはんだメーカーElsold GmbH & Co. KGの全持分取得

タムラ製作所(6768)は、ElsoldGmbH&Co.KG(ドイツ・イルセンブルク、ELS社)の全持分を、同じくドイツの持株会社TAMURADEUTSCHLANDGmbH(ドイツ・デュッセルドルフ)を通して現地資本の法人より取得した。タムラ製作所は、現在進行中の中期経営計画において、非日系顧客への売上比率を30%以上へ拡大し、最適なグローバル体制を構築することを目標に掲げている。ELS社は、ドイ

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

海外M&A

国内外のM&Aに精通する専門家が、国内ビール業界の中でも海外展開を積極的に進めてきたキリンHDの海外M&A事例について解説します。(本記事の情報は2022年時点のものです)キリンHD、MyanmarBreweryの全株式譲渡、ミャンマー事業から撤退へ(2022年06月30日)2011年の民政化をうけ、長年にわたる経済制裁が緩和されたミャンマー。「アジア最後のフロンティア」として注目を集めていたこの

TOB(株式公開買付け)とは?目的・仕組み・流れ・不成立原因をわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的・仕組み・流れ・不成立原因をわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)は、上場企業の買収や完全子会社化を実現するために用いられる代表的なM&A手法です。近年では、事業再編やグループ化、MBO(経営陣による買収)の手段としても活用されるケースが増えています。本記事では、TOBの基本的な仕組みから、目的、種類、メリット・デメリット、手続きの流れ、判断時の注意点までを、株主・経営者それぞれの立場からわかりやすく解説します。mokuji]TOB(株式

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きが今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

広報室だより
【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

富永商事ホールディングス(青果卸)がFreshmartSingapore(青果輸入卸)の一部株式を譲受け青果卸の富永商事ホールディングス株式会社(本社:兵庫県南あわじ市/代表取締役社長:富永浩司)は、シンガポールの青果輸入卸「FreshmartSingaporePteLtd」(本社:PandanLoop,Singapore/ManagingDirector:KohChoonKiat)をクロスボーダ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2026年7月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード