
SBIホールディングス、都市型カプセルホテル運営のナインアワーズの一部株式の取得と資本業務提携契約を発表
SBIホールディングス株式会社(8473)は、完全子会社であるSBIファイナンシャルサービシーズ株式会社(東京都港区、以下:SBIFS)がその持分の全てを所有するSBIFS合同会社(東京都港区)を通じて、株式会社ナインアワーズ(東京都千代田区)の株式を34.8%取得し、2025年12月5日付で資本業務提携契約を締結した。
なお本件株式譲受後は、ナインアワーズは、SBIホールディングスの持分法適用関連会社となる予定。
SBIホールディングスは、証券などの金融サービスや投資、医薬品・健康食品開発等を行うグループ会社の統括・運営を行っている。
ナインアワーズは、都市型カプセルホテルの運営を中心に、ホテル事業・睡眠事業・再生事業を展開しており、一部店舗では睡眠解析サービス「9h sleep checkup」を提供している。
背景・目的
SBIホールディングス並びにその子会社及び関連会社(以下:SBIグループ)は、金融サービス事業、資産運用事業、PE投資事業、暗号資産事業及び次世代事業において「顧客中心主義」に基づく顧客本位の良質な商品・サービスの提供に努めており、近年は、公募型不動産セキュリティ・トークンや不動産小口信託受益権等の不動産関連金融商品の販売等にも注力している。
併せて、不動産開発事業を展開する企業のほか公募リートの運用や不動産クラウドファンディングの運営といった不動産アセットマネジメント事業を手掛ける企業等を対象としたM&Aを推進し、不動産関連金融事業の事業基盤の拡充を進めてきた。
今後も不動産関連金融事業においてビジネスを拡大するためには、不動産へ投資することが必要不可欠で、その中でも、宿泊需要が堅調に推移すると見込まれるホテルへの投資においては、物件取得に加えバリューアップを図ることが重要であると考えている。
このような状況の下、SBIグループは、ナインアワーズとの資本業務提携を通じて、ホテル投資の中核であるオペレーターがグループに加わることで、物件ソーシングやSBIグループの保有資産のバリューアップに貢献し、SBIグループにおける不動産金融事業の拡大につなげる。
業務提携の内容
- SBIグループおよびナインアワーズが持つ不動産ネットワークを活用した物件情報の取得
- SBIグループのノウハウを生かしたナインアワーズホテルの開発型ファンド組成
- SBIグループの投資先物件に対するナインアワーズの運営ノウハウの供与
- SBIグループの顧客基盤を活用したマーケティング・プロモーションの実施
- SBIグループのバイオ・ヘルスケア関連企業との協業
株式の状況
| 取得前の所有株式数 | 0株(議決権比率:0.0%) |
| 既存株主からの取得株式数 | 153,000株 |
| 取得後の所有株式数 | 153,000株(議決権比率:34.8%) |








