
日立製作所、日立建機の株式一部を売却
株式会社日立製作所(6501、以下:日立)は、同社が保有する日立建機株式会社(6305)の株式の一部譲渡を決定した。
日立は、大手総合電機メーカー。情報・通信システムや社会・産業システムなど様々な製品の開発・生産・サービスなどを手掛けている。
日立建機は、建設機械・運搬機械及び環境関連製品等の製造・販売・レンタル・アフターサービスを手掛けている。
目的
日立は、本株式譲渡を通じて、日立建機の株主基盤の拡大と独立性向上の支援を図る。
日立の日立建機に対する議決権所有割合は18.4%となり、日立建機は日立の持分法適用会社から外れる。
両社は、今後も、デジタル技術や自律運転技術の活用、電動化や部品供給などにおいて協力関係を継続する。
なお、日立建機は、機械のライフサイクルを通じた統合サポートで課題解決を加速する、ソリューションプロバイダーへの進化をめざし、2027年4月1日付で社名を「ランドクロス株式会社」に変更する方針を発表している。
株式譲渡の概要
| 概要 | |
|---|---|
| 譲渡株数 | 日立が保有する54,062,310株(議決権所有割合:25.4%)のうち 15,000,000株(7.1%) |
| 譲渡日 | 2025年11月7日 |
| 譲渡方法 | ゴールドマン・サックス証券株式会社および 大和証券株式会社を共同幹事証券として国内外の機関投資家に売却 |
| 譲渡価格 | 2025年11月4日から2025年11月5日 8時(日本時間)までの間のいずれかの時点に、 需要状況等を総合的に勘案した上で、決定する。 |









