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芝浦機械、射出成形機メーカーのドイツLWB Steinlの子会社化に向け基本合意

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芝浦機械株式会社(6104)は、100%子会社であるSHIBAURA MACHINE EMEA GmbHを通じて、LWB Steinl GmbH(ドイツ)を子会社化することに向け、株主との間で基本合意書を締結することを決定した。

芝浦機械は、射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機、工作機械、超精密加工機、微細転写装置、高精度光学ガラス素子成形装置、産業用ロボット、電子制御装置、鋳物などの製造・販売およびレトロフィット・アフターサービス等を行っている。

LWB Steinlは、射出成形機を中心とする産業用機械の製造・販売を行っている。

背景・目的

芝浦機械グループは、中期経営計画に基づき、事業ポートフォリオの変革を中心とした各種施策を遂行している。

その施策の1つとして掲げている欧州市場開拓の取り組みとして、既存のイタリアの子会社に加え、2025年5月にドイツの子会社を設立して射出成形機を中心に拡販を図るとともに、M&Aについても欧州事業の拡大に寄与する案件の検討を進めてきた。

本件M&Aにより、欧州における芝浦機械の射出成形機事業の生産拠点と販売・サービス力を強化するとともに、同社のブランド力を活かしながら、欧州市場参入の足掛かりとする。

また、芝浦機械のインド工場等のリソースを活用することで、同社の製品コストの削減や、アジア市場向けの拡販にも繋げる。

株式の状況

発行済株式総数の80%をLWB Steinlの既存株主から取得する予定だが、株式譲渡の契約締結時に改めて開示を行う予定。また、3年後を目途に同社を完全子会社化する予定である。

日程

基本合意書締結日:2025年9月26日
契約締結日:2025年10月初旬(予定)
株式譲渡実行日:2025年11月下旬~12月中旬(予定)

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