会社売却先シミュレーション

丸紅、持分法適用会社のMarubeni SuMiT Rail Transportを売却

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丸紅株式会社(8002)は、Midwest Railcar Corporation(米国イリノイ州、以下:MRC)の持株会社であり、丸紅の持分法適用会社であるMarubeni SuMiT Rail Transport Inc.(米国デラウェア州、以下:MSRT)の全株式を譲渡した。

丸紅は、国内外のネットワークを通じて、ライフスタイル、食料・アグリ、金属、エネルギー・化学品、電力・インフラサービス、金融・リース・不動産、エアロスペース・モビリティ、情報ソリューション、次世代事業開発、次世代コーポレートディベロップメント、その他の広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引のほか、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開している。

MRCは、北米における鉄道貨車リース事業を行っている。

MSRTは、鉄道貨車リース事業を営むMRCへの出資を行っている。

目的

MRCは、丸紅が2006年に100%出資して以降、北米にて25,000台を超える貨車を保有する業界有数の規模へと成長を遂げた。

2016年には三井住友信託銀行株式会社および三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社(以下:三井住友信託銀行グループ)に合計50%の持分譲渡を実施し、三井住友信託銀行グループと連携しながら、事業価値の向上に取り組んできた。

丸紅は、中期経営戦略GC2027において、投資の回収を促進し、創出したキャッシュを優良な成長投資に優先配分することを掲げている。

この一環として、三井住友信託銀行グループとともに全株式を資本関係の無い第三者に譲渡(※)した。本譲渡を皮切りに、丸紅は、今後も資産入替による事業ポートフォリオの強化を図り、企業価値向上を狙う。

(※)契約上の守秘義務により、株式譲受者の詳細は非開示。

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