
SBI新生銀行、NECキャピタルソリューションに対しTOB実施
SBIホールディングス株式会社(8473)の完全子会社である株式会社SBI新生銀行(東京都中央区)は、NECキャピタルソリューション株式会社(8793)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。
NECキャピタルソリューションは、TOBに対して賛同を表明している。また、上場は維持する予定である。
SBI新生銀行は、銀行業を行っている。
NECキャピタルソリューションは、情報通信機器、事務用機器、産業用機械設備、その他各種機器設備等のリース・割賦及びファクタリング、融資、集金代行業務等を行っている。
目的
SBI新生銀行は、NECキャピタルソリューションの株式を追加取得し、互恵関係のあるパートナーとして、事業の連携による事業機会の拡大やリスク管理体制の強化、人材の相互交流等を進めることで、資本関係の強化を図る。
また、SBI新生銀行の持つ顧客基盤やストラクチャードファイナンス領域の専門性、地域金融機関との強固なネットワークと、NECキャピタルソリューションの持つリース・レンタル、ローン、リースバック、流動化ファイナンスなどの多様で柔軟な金融機能を掛け合わせることで、リスクの深度に応じた、シニア性資金(※1)から、劣後性資金(※2)、資本性資金(※3)まで提供可能な体制を構築する狙い。
買付予定の株券等の数
株券等の種類 | 買付予定数 | 買付予定数の下限 | 買付予定数の上限 |
---|---|---|---|
普通株式 | 2,195,275(株) | ―(株) | 2,195,275(株) |
買付け等の期間
2025年5月27日(火曜日)から2025年6月23日(月曜日)まで(20営業日)
買付け等の価格
普通株式1株につき、3,750円
買付代金(予定)
8,232,281,250円
(注)買付代金は、本公開買付けにおける買付予定数(2,195,275株)に、本公開買付価格(3,750円)を乗じた金額。
(※1)シニア性資金:他の債権よりも返済順位が高く、相対的にリスクの低い資金調達手段。
(※2)劣後性資金:シニア性資金よりも返済順位が低く、相対的にリスクの高い資金調達手段。
(※3)資本性資金:最も返済順位が低く、最もリスクの高い資金調達手段。