会社売却先シミュレーション

トレードワークス、NFTマーケットプレイス事業のミンカブWeb3ウォレットを買収

更新日:

株式会社トレードワークス(3997)は、株式会社ミンカブWeb3ウォレット(東京都港区、以下:MW3W)の全株式を取得して完全子会社化すること、及び同社を吸収合併することを決定した。

トレードワークスは、金融システム開発サービス・ECプラットフォームなどのシステム開発を展開している。
MW3Wは、NFTマーケットプレイス事業、NFTによる個人のアクティビティ証明事業を行っている。

目的

本件M&Aを通じて、MW3Wとの技術融合および開発資源の再編をし、以下の重点施策のもとで事業を推進していく。

・全社的なWeb3アーキテクチャの統合とウォレット技術の内製化によるスタック整備
・NFT等を活用したスキルユーザー貢献の可視化およびガバナンス機能の高度化
・企業向けトークンを活用した福利厚生・インセンティブサービスの企画・実装

株式の状況

異動前の所有株式数 普通株式 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0%)
取得株式数 普通株式 2,050株(議決権の数:2,050個)
取得価額 概算額 37百万円
異動後の所有株式数 普通株式 2,050株(議決権の数:2,050個)(議決権所有割合:100 .0%)

合併の方式

トレードワークスを存続会社とする吸収合併方式で、MW3Wは解散する予定。

日程

株式譲渡実行日:2025年6月2日(予定)
吸収合併効力発生日:2025年9月1日(予定)

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

トレードワークスに関連するM&Aニュース

トレードワークスとSCSKが資本業務提携へ

株式会社トレードワークス(3997)は、SCSK株式会社(9719)との資本業務提携と、SCSKに対する第三者割当を決定した。トレードワークスは、金融ソリューション事業、デジタルコマース事業、FXシステム事業(ワークステクノロジー)を行っている。SCSKは、ITサービス業界おいて、基幹システムやその周辺システムを中心にシステム構築をはじめとする様々なサービス提供している。本資本業務提携の目的トレー

ミンカブ・ジ・インフォノイドの子会社がトレードワークスの株式を追加取得

株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)の子会社である株式会社ミンカブソリューションサービシーズ(東京都港区、以下「MSS」)は、2024年5月10日、株式会社トレードワークス(3997、以下「TW」)との間で業務提携を行うことを決定し、業務提携契約の締結及びMSSによるTW株式の追加取得を決定した。ミンカブ・ジ・インフォノイドグループは、情報系ソリューション事業並びに幅広い金融機関におけ

トレードワークス、株式取得及び株式交換によりペガサス・システムを完全子会社化へ

株式会社トレードワークス(3997)は、ペガサス・システム株式会社(東京都渋谷区)の発行済み株式の一部を取得後、簡易株式交換を行うことによりペガサス・システムを完全子会社化することを決定した。また、株式譲渡契約および株式交換契約を締結した。ペガサス・システムの普通株式1株に対して、トレードワークス普通株式1,982株を割当交付する。トレードワークスは、金融ソリューション事業、デジタルコマース事業、

トレードワークス、医療系ロボット等開発のリバーフィールドと資本提携締結

株式会社トレードワークス(3997)は、リバーフィールド株式会社(東京都新宿区)と資本提携することを決定した。リバーフィールドの第三者割当増資を引受ける。トレードワークスは、金融業界向けに特化した独立系システム開発会社。証券・FX・商品先物業界向けフロントシステム、取引所接続システム、不公正取引監視システムなどのソリューションを提供している。リバーフィールドは、医療機器である空気圧駆動ロボットなど

トレードワークス、あじょの全株式取得、連結子会社化へ

株式会社トレードワークス(3997)は、株式会社あじょ(大阪府大阪市)の発行済全株式を取得するとともに新株発行を引き受け、子会社化することを決定した。トレードワークスは、金融業界向けに特化した独立系システム開発会社。あじょは、ソフトウエア開発、ITユーザーコンシェルジュなどITによる経営向上支援を様々な分野において手掛けている企業。本件M&Aにより、トレードワークスは、あじょと各事業において様々な

この記事に関連するタグ

「買収・吸収合併・合併」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

M&A全般
合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

企業の合併は、競争が激化するビジネス環境において、成長戦略の一環として注目されています。合併を通じて、企業は資源の最適化や市場シェアの拡大、技術革新の促進を図ることができます。しかし、成功する合併には戦略的な計画と文化の統合が欠かせません。本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[cta][mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

「買収・吸収合併・合併」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード