株価算定シミュレーション

IHI、子会社の運搬システム事業をタダノへ譲渡

更新日:

株式会社IHI(7013)は、連結子会社であるIHI運搬機械株式会社(東京都中央区)の運搬システム事業(以下:対象事業)を、IHIが新たに設立する会社(以下:新設会社)に対して吸収分割の方法で承継させたうえで、新設会社の全株式を株式会社タダノ(6395)に譲渡することを決定した。IHI運搬機械を吸収分割会社、新設会社を吸収分割承継会社とする吸収分割方式。

IHI運搬機械を吸収分割会社、新設会社を吸収分割承継会社とする吸収分割方式。

IHI運搬機械は、パーキングシステム、運搬機械の企画・開発・設計・製造・販売・賃貸・据付・メンテナンス・改修・運営・管理事業を行っている。

タダノは、移動式クレーンにおける業界のリーディングカンパニーとして建設用クレーン、車両搭載用クレーン、高所作業車の製造・販売を行っている。

背景・目的

IHIは、外部環境の変化に迅速に対応しながら対象事業を持続的に成長させるため、戦略的オプションを幅広く検討し、タダノと対象事業の譲渡に係る協議を重ねてきた。
本件は市場環境の著しい変化に対応し得る事業体制の確立、対象事業の持続的な成長に資するとの結論に至り、本件取引を行なうことを決定した。

タダノに対象事業を譲渡することで、製品ポートフォリオの拡充、販路の拡大および調達・生産体制の融合によるコスト効率の向上等を通じた対象事業の競争力強化を実現し、より付加価値の高い製品・サービスをグローバルで展開していくことを目指す。

本吸収分割に係る割当ての内容

新設会社は、本吸収分割に際して、新たに普通株式10株(以下:対価株式)を発行し、IHI運搬機械に対しその全てを割当交付する。また、IHI運搬機械は、新設会社から対価株式が交付されたことを条件として、対価株式の全てを配当財産として、IHIに対し剰余金の配当を実施する。

株式の状況

異動前の所有株式数 20株(議決権の数:20個)(議決権所有割合:100.0%)
譲渡株式数 20株(議決権の数:20個)
譲渡価額 契約上の守秘義務により非開示
異動後の所有株式数 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0.0%)

日程

取締役会決議日  :2024年11月6日
株式譲渡契約締結日:2024年11月6日
新設会社設立日  :2025年3月(予定)
吸収分割契約締結日:未定(新設会社の設立後に締結)
吸収分割効力発生日:2025年7月(予定)
株式譲渡実行日  :2025年7月(予定)

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

タダノに関連するM&Aニュース

IHI、大型舶用エンジン製造の寿鉄工を売却

株式会社IHI(7013)は、2月1日に、連結子会社である寿鉄工株式会社(兵庫県相生市)の全株式を、常石鉄工株式会社(広島県福山市)に譲渡した。寿鉄工は、IHIグループにおいて、大型舶用エンジンおよび石炭焚きボイラ事業に係る大型構造物の製造を担ってきた。常石鉄工は、常石グループにおいて、国内トップクラスの舶用軸の機械加工、船体ブロックや船尾骨材など各種艤装品やパイプ一品管を製作し、常石造船と海外の

IHI、住友重機械搬送システムの機械式駐車場事業を買収

株式会社IHI(7013)は、住友重機械工業株式会社(6302)の子会社である住友重機械搬送システム株式会社(東京都品川区)の機械式駐車場事業(以下:対象事業)を、IHIの連結子会社であるIHI運搬機械株式会社(東京都中央区)に、吸収分割により承継することを決定した。住友重機械搬送システムを分割会社、IHI運搬機械を承継会社とする吸収分割方式。住友重機械搬送システムは、運搬機械、物流機械、駐車装置

タダノ、建設用クレーン関連製品の子会社を吸収合併

株式会社タダノ(6395)は、完全子会社である株式会社タダノエンジニアリング(香川県高松市)を合併することを決定した。タダノを存続会社とする吸収合併方式で、タダノエンジニアリングは解散する。タダノは、建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車及び運搬機械等の製造・販売を行っている。タダノエンジニアリングは、建設用クレーン関連製品等の製造・販売を行っている。タダノが、1988年にマニュアル部門を

能美防災、IHIの子会社の明星電気を買収

能美防災株式会社(6744)は、株式会社IHI(7013)から、同社の子会社である明星電気株式会社(群馬県伊勢崎市)の全株式を取得するための株式譲渡契約を締結した。能美防災グループは、火災報知設備や消火設備などの防災設備を提供している。明星電気は、気象防災および宇宙防衛に関する機器の製造、販売およびサービスの提供を行っている。背景・目的能美防災グループは、中長期ビジョン2028に基づき、積極的なM

IHI、子会社の新潟トランシスをジェイ・ケイ・エフへ売却

株式会社IHI(7013)は、連結子会社である新潟トランシス株式会社(新潟県北蒲原郡)の全株式を、株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズ(以下:JWP)が運営管理するファンドが設立した株式会社ジェイ・ケイ・エフ(東京都新宿区)に譲渡することを決定した。新潟トランシスは、旅客車、ライトレール、鉄道用保守車両などの鉄道車両や、除雪機械の設計・製造・保守の事業を展開している。JWPは、幅広い産業の多様なメ

この記事に関連するタグ

「吸収分割・事業譲渡・会社分割・事業ポートフォリオ」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

M&A実務
会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

会社分割とは、企業が事業の全てもしくは一部を切り離して別の会社に承継させるM&A手法の1つです。主に「新設分割」と「吸収分割」の2種類があります。本記事では会社分割の概要、種類、メリット・注意点についてご紹介します。この記事のポイント会社分割には新設分割と吸収分割があり、新設分割は新会社に事業を移転し、吸収分割は既存会社に事業を移転する。どちらも義務や権利が移転先に引き継がれる。会社分割のメリット

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

事業売却とは?会社売却との違いやメリット、税金について解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違いやメリット、税金について解説

事業売却は、企業が特定の事業部門や資産を他の企業に譲渡するプロセスであり、戦略的な再編成や資金調達の手段として広く利用されています。この手法は、企業が不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを行う場面で活用されます。本記事では、事業売却のメリットやデメリット、手続きについてご紹介します。この記事のポイント事業売却の目的は資金調達、事業ポートフォリオの見直し、事業承継な

事業譲渡とは?メリット、流れをわかりやすく解説

M&A全般
事業譲渡とは?メリット、流れをわかりやすく解説

事業譲渡は、M&Aスキームの1つであり、経営戦略の一環として注目される手法です。本記事では、事業譲渡の概要について詳しく解説します。この記事のポイント事業譲渡は企業が事業の一部または全部を他社に売却する取引で、経営権は売り手に残る。事業譲渡は、売り手が不採算部門を手放す際や、経営資源を集中させたい場合に有効である。売り手には法人税や消費税が発生し、買い手は不動産取得税や登録免許税が課せられる。mo

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年11月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード