カーブアウト
カーブアウトとは、企業が子会社や事業の一部を切り出して独立させる経営手法を指す。 親会社との関係を維持しつつ外部からの資金調達ができるため、分離事業の成長加速を図る目的で用いられる。
また、ノンコア事業(非中核事業)から撤退し、コア事業(中核事業)に経営資源を集中させる目的でも使われる。
事業の売却や再編の取り組み全般を指す言葉としてダイベストメントがある。
カーブアウトとは?メリットや課題、進め方、企業事例を紹介
~ある上場企業の経営企画部長の悩み~社長から「事業ポートフォリオ見直しに着手せよ」という指示を受けました。選択と集中は不可欠で、子会社や事業の切離し(カーブアウト)も視野に入れたいと社長は力説します。しかし、当社は買収実績があっても売却はほとんどしたことがない。さて、どうしたものか・・・。近年、事業ポートフォリオの見直しに伴う、グループ会社や事業の切り離し、つまりカーブアウトの動きが加速しています