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東洋エンジニアリング、持分法適用関連会社を連結子会社化へ

更新日:

東洋エンジニアリング株式会社(6330)は2024年4月25日開催の取締役会において、東洋エンジニアリングの持分法適用関連会社であるTSParticipações e Investimentos S.A.社(ブラジル 、以下「TSPI」)に対する貸付債権の株式化(デッド・エクイティ・スワップ、以下「DES」)に伴い、TSPI株式を追加取得することにより連結子会社化すること、合わせてTSPIの子会社であり東洋エンジニアリングの持分法適用関連会社であるTSE S.A. 社(ブラジル 、以下「TSE」)とEstaleiros do BrasilLtda.社(ブラジル 以下「EBR」)についても東洋エンジニアリングの連結子会社化することを決定した。

東洋エンジニアリングは、各種産業プラントの研究・開発協力、企画、設計、機器調達、建設、試運転、技術指導 等の総合エンジニアリング事業を行う。

TSPIは、各種産業設備の企画、設計、機器調達、建設、運転指導、洋上石油・ガス設備向けモジュールの設計、組立、据付を行う。

TSEは、各種産業設備の企画、設計、機器調達、建設、運転指導を行う。

EBRは、洋上石油・ガス設備向けモジュールの設計、組立、据付を行う。

DES及び連結子会社化の理由

東洋エンジニアリングのブラジル事業は、TSPIの傘下に陸上設備に関わるEPC(設計/調達/建設)を担うTSE、海洋設備に関わるEPCI(設計/調達/建設/据付)を担うEBRを擁し、2社体制で事業を遂行してきたが、近年特にEBRが手がける一部のプロジェクトにおける収支悪化、キャッシュフロー悪化に伴い、財務体質の改善や収益力の向上が急務な状況となっている。

この状況を踏まえて、東洋エンジニアリング連結業績の安定化、中期経営計画の実現を図る上で、遂行中のプロジェクトに関する実行支援、リスク管理とガバナンスの強化、資本の充実による財務基盤の強化を東洋エンジニアリング主導で積極的に推進する必要があると判断した。

取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況

(1) 異動前の所有株式数:普通株式 26,840,407 株(議決権所有割合50%)
(2) 第三者割当増資による追加取得株式数:種類株式(議決権付優先株式) 330,000,000 株(予定)
(3) 取得価額:330 百万ブラジルレアル(約100 億円) 予定、債権(貸付金)による現物出資
(4) 異動後の所有株式数: 合計356,840,407 株(議決権所有割合93%)
 ※1 ブラジルレアル当たり30円換算にて計算、為替相場により若干変動する可能性がある。

日程

取締役会決議日:2024年4月25日
株式追加取得日:1回目(150,000,000 株) 2024年4月29日(予定)
        2回目(180,000,000 株) 2024年6月中(予定)

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