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ENEOSホールディングスが米シェブロンからシンガポール他5カ国の燃料油・潤滑油販売事業を取得へ

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ENEOSホールディングス株式会社(5020)は、米Chevron Corporationのグループ各社から、シンガポール、マレーシア、フィリピン、オーストラリア、ベトナムおよびインドネシアにおいて燃料油および潤滑油販売事業を行う法人の持分100%を取得することを決定した。

ENEOSホールディングスは、石油精製・販売、石油化学、機能材、電力、再生可能エネルギー事業等を展開する持株会社。グループ会社を通じて石油製品の元売り事業を国内最大手として手がけている。

Chevron Corporationは、米国に本拠を置く石油メジャー。今回の譲渡対象は、Chevron Singapore Pte. Ltd.(同社が保有するSingapore Refining Companyの持分50%およびChevron Lubricants Vietnam Ltd.に対する株式を含む)、Chevron Malaysia Limited、Chevron Philippines Inc.、Chevron Australia Downstream Holdings Pty Ltd、PT Chevron Oil Products Indonesiaの各社で、主に石油製品および潤滑油のマーケティング・販売事業を行っている。

本取引は、ENEOSグループが第4次中期経営計画において重点施策として推進する「ポートフォリオ再編」の一環として実施するもので、成長市場の取り込みを通じて事業基盤を強化し、収益基盤の拡充および将来の成長機会の取り込みを目的としている。日本国内では石油製品需要の中長期的な減少が継続する一方、東南アジア地域では経済成長等を背景に需要の増加が見込まれている。

本件取得により、ENEOSホールディングスは同地域における燃料油・潤滑油の供給・販売事業を拡大するとともに、トレーディング機能の強化および海外アセットの獲得を通じて、収益機会の拡大を図る。取得対価総額は21.7億米ドル(約3,360億円)を予定している。

今後の予定:
株式譲渡契約締結日:2026年5月14日
株式取得完了予定:2027年中(関係当局の承認等のクロージング条件充足を前提)

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