M&Aニュース

コニカミノルタと富士フイルムビジネスイノベーションが業務提携に向けた基本合意書を締結

更新日:

コニカミノルタ株式会社(4902)と富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(東京都港区)は、複合機・オフィス向けプリンター・プロダクションプリンター事業での業務提携に向けた協議を開始する基本合意書を締結した。

コニカミノルタは、デジタルワークプレイス事業、プロフェッショナルプリント事業、ヘルスケア事業、インダストリー事業などを行っている。

富士フイルムビジネスイノベーションは、ワークフローソリューション、IT サービス、デジタル複合機などの印刷機器に関する研究・開発・生産・販売を行っている。

背景

複合機・プリンター市場を取り巻く環境が大きく変化する中、商品の強固な供給体制の構築など、事業基盤のさらなる強化を図るために、業務提携に向けた協議を行う。
主な協議内容は以下の通り。今後は、両社の合意にもとづき、対象業務を拡張して協議を進める予定。

(1) 原材料および部材調達の連携を図るための合弁会社設立を含む調達に関わる業務提携
  ※以下の事項を前提として合弁会社設立の協議を実施
  ・設立目標時期:2024 年度第二四半期
  ・株式保有比率:富士フイルムビジネスイノベーション株式会社が過半を保有
 (2) トナーの開発および生産に関わる業務提携
 (3) その他別途合意する対象事業に関する業務提携

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電子部品・機械器具製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電子部品・機械器具製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

コニカミノルタに関連するM&Aニュース

コニカミノルタ、アメリカ子会社が保有する創薬支援企業Invicro社の全持分をCalyx社に譲渡

コニカミノルタ株式会社(4902)は、プレシジョンメディシン事業を展開する米国子会社であるREALMIDx,Inc.(レルムアイディーエックスインク、以下REALMIDx社)を通じて保有する、創薬支援のための画像解析、医療画像データ分析サービス事業を提供するInvicro,LLC(以下Invicro社)の全持分を、CalyxServicesInc.(以下Calyx社)に譲渡することを、2024年3

コニカミノルタ、中国ラックスビジョンに現地生産子会社2社を譲渡

コニカミノルタ株式会社(4902)は、光学コンポーネント事業における中国生産子会社2社の株式80%を広州ラックスビジョンズイノベーションテクノロジー有限会社(中国広東省広州、以下ラックスビジョン)に譲渡する契約を締結した。譲渡後、2社はラックスビジョンの子会社となる。コニカミノルタは、デジタルワークプレイス事業、プロフェッショナルプリント事業、ヘルスケア事業、インダストリー事業などを行う。ラックス

コニカミノルタ、米REALM IDx, Inc.の株式を追加取得へ

コニカミノルタ株式会社(4902)は、連結子会社のREALMIDx,Inc.(米国カリフォルニア州、以下REALMIDx社)の株式を株式会社INCJ(東京都港区)から追加取得することを決定した。INCJは保有するREALMIDx社の全株式について、プット・オプションを行使する。想定買取価格は、約220百万米ドル※2023年7月3日時点の為替レート(1ドル=約144.5円)で換算すると約320億円。

コニカミノルタ、子会社の合併完了(非連結化)、事業開始へ

コニカミノルタ株式会社(4902)は、コニカミノルタマーケティングサービス株式会社(東京都千代田区)とゴウリカマーケティング株式会社(東京都国分寺市)との合併が2023年6月1日に完了し、新会社「ゴウリカマーケティング株式会社」(東京都中央区)が設立され事業を開始した、と発表した。本合併に伴い、ゴウリカマーケティングはコニカミノルタの連結対象外となったが、コニカミノルタの提供するデザイン解析サービ

コニカミノルタ、丸紅と出資契約締結。介護業界の働き方改革支援で協業

コニカミノルタ株式会社(4902)と丸紅株式会社(8002)は、高齢化社会の課題解決に向けた介護現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)に寄与するため、丸紅がコニカミノルタQOLソリューションズ株式会社(東京都千代田区、コニカミノルタQOL)に出資することに合意、出資契約を締結した。取得割合は、コニカミノルタ51%、丸紅49%となる。コニカミノルタは、デジタルワークプレイス事業、プロフェッシ

この記事に関連するタグ

「業務提携・基本合意」に関連するコラム

業務提携とは?資本提携・M&Aとの違い、メリットを解説

M&A全般
業務提携とは?資本提携・M&Aとの違い、メリットを解説

企業は、競争力の強化や市場拡大、イノベーションの促進、リスクの分散などを実現するために、業務提携を積極的に活用しています。本記事では、業務提携の概要、メリット、リスクや注意点、円滑に進めるためのポイントについてご紹介します。日本M&Aセンターでは、業務提携や資本提携をはじめ、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこ

アライアンスとは?関連用語、M&Aとの違いなど解説

経営・ビジネス
アライアンスとは?関連用語、M&Aとの違いなど解説

企業が手を取り合い、共同で価値を生み出すために結ばれるアライアンスは、変化を伴う市場環境でますます重要な役割を担います。本記事では、アライアンスの概要、M&Aとの違い、メリットやデメリット等をご紹介します。日本M&Aセンターでは、M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちらアライアンスとはアライアン

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携とはどのようなもので、業務提携やM&Aとは何が違うのかを明確にしつつ、メリットやデメリット、手続きの流れなどについて解説します。日本M&Aセンターでは、資本提携など、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

「業務提携・基本合意」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード