M&Aニュース

エムスリー、ベネフィット・ワンへのTOB期間を2月15日まで再延長

更新日:

エムスリー株式会社(2413)は、2023年11月14日付の取締役会決議により、株式会社ベネフィット・ワン(2412)の普通株式を金融商品取引法に定める公開買付け(TOB)により取得することを決定し、2023年11月15日より本公開買付けを実施しているが、2024年1月16日、本公開買付けの買付け等の期間を2024年2月15日まで延長することを決定した。

これにより、2023年11月15日付で提出した公開買付届出書(2023年12月12日付で提出した公開買付届出書の訂正届出書により訂正された事項を含む。)の記載事項の一部を訂正するため、法第27条の8第2項の規定に基づき、公開買付届出書の訂正届出書を提出した。

これに伴い、2023年11月14日付の「株式会社ベネフィット・ワン株式(証券コード:2412)に対する公開買付けの開始及び資本業務提携契約の締結に関するお知らせ」(2023年12月12日付で公表した「(変更)公開買付けの条件変更に伴う「株式会社ベネフィット・ワン株式(証券コード:2412)に対する公開買付けの開始及び資本業務提携契約の締結に関するお知らせ」の変更に関するお知らせ」により変更された事項を含む。)の一部を下記のとおり変更する。

【変更箇所:太字】
①買付け等の目的
(2)本公開買付けを実施するに至った背景、目的及び意思決定の過程、並びに本公開買付け後の経営方針

(訂正前) <前略> その後、公開買付者は、2023年12月6日に対象者から、第一生命ホールディングス株式会社(以下「第一生命」といいます。)から公開買付けによって第一生命の完全子会社となる提案を受け、当該提案の検討に期間を要することから、本公開買付けの公開買付期間の延長の要請を受け、2023年12月12日、公開買付期間を延長し、2024年1月17日までの40営業日とすることを決定いたしました。

(訂正後) <前略> その後、公開買付者は、2023年12月6日に対象者から、第一生命ホールディングス株式会社(以下「第一生命」といいます。)から公開買付けによって第一生命の完全子会社となる提案を受け、当該提案の検討に期間を要することから、本公開買付けの公開買付期間の延長の要請を受け、2023年12月12日、公開買付期間を延長し、2024年1月17日までの40営業日とすることを決定いたしました。

公開買付者は、2023年12月中旬以降、応募予定株主及び対象者との間で、本公開買付価格その他の本公開買付けに係る条件の変更の可能性等について議論を継続しておりますが、2024年1月16日現在において、合意に至っておりません。 そこで、公開買付者、応募予定株主及び対象者の間の現時点の議論の状況、並びに公開買付者が対象者から公開買付期間の再度の延長の要請を受けたことに鑑み、公開買付者は、2024年1月16日、公開買付期間を延長し、2024年2月15日までの60営業日とすることを決定いたしました。

②買付け等の概要
(2)日程等
② 届出当初の買付け等の期間

(訂正前) 2023年11月15日(水曜日)から2024年 117 日( 曜日)まで( 40 営業日)

(訂正後) 2023年11月15日(水曜日)から2024年 215 日( 曜日)まで( 60 営業日)

(8)決済の方法
② 決済の開始日
(訂正前) 2024年 124 日( 曜日) (注)<略>

(訂正後) 2024年 222 日( 曜日) (注)<略>

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

アウトソーシング業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、アウトソーシング業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

エムスリー・ベネフィット・ワンに関連するM&Aニュース

第一生命ホールディングス、ベネフィット・ワンへのTOBが成立

第一生命ホールディングス株式会社(8750、以下「公開買付者」)は、2024年2月8日開催の取締役会において、株式会社ベネフィット・ワン(2412、以下「対象者」)の普通株式を金融商品取引法による公開買付け(TOB)により取得することを決議し、2024年2月9日より本公開買付けを実施してきたが、本公開買付けが2024年3月11日をもって終了、その結果について発表した。また、本公開買付けの結果、20

エムスリー、ベネフィット・ワンへのTOBが不成立

エムスリー株式会社(2413、以下「公開買付者」)は、2023年11月14日付の取締役会決議により、株式会社ベネフィット・ワン(2412、以下「対象者」)の普通株式を金融商品取引法に定める公開買付け(TOB)により取得することを決定し、2023年11月15日より本公開買付けを実施していたが、2024年2月29日をもって本公開買付けが終了したことを発表した。本公開買付けにおいては、応募株券等の総数が

第一生命ホールディングス、ベネフィット・ワンに対しTOBを実施へ

第一生命ホールディングス株式会社(8750)は、2024年2月8日開催の取締役会にて、株式会社ベネフィット・ワン(2412)に対する公開買付け(TOB)を1株当たり公開買付価格2,173円で2月9日(金)より開始することを決定した。本公開買付けは、ベネフィット・ワン特別委員会及び取締役会並びにパソナグループ(“パソナ”)との協議・交渉の結果を踏まえ、2024年2月8日付でベネフィット・ワン取締役会

第一生命HDがベネフィットワンに買収提案、エムスリーに対抗TOBへ

第一生命ホールディングス株式会社(8750)は、株式会社ベネフィット・ワン(2412)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。第一生命ホールディングスは、生命保険会社、損害保険会社その他の保険業法の規定により子会社とした会社の経営管理を行う。ベネフィット・ワンは、福利厚生代行サービス事業を行う。ベネフィット・ワンに対しては、医療情報サイトを運営するエムスリー(2413)が12

エムスリー、インドの医師・医学生向け学習予備校運営Dr. Bhatia Medical Coaching Instituteを買収

エムスリー株式会社(2413)は、Dr.BhatiaMedicalCoachingInstitutePrivateLimited(インドハリヤナ州、以下「DBMCI」)の株式を取得し子会社化した。エムスリーは、日本の医師の約9割にあたる32万人以上が登録する医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供する。DBMCIは、インドにおい

この記事に関連するタグ

「TOB・買収」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的や流れ、企業事例を解説!

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的や流れ、企業事例を解説!

東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業へのTOB(株式公開買い付け)の動きが活発化しています。本記事ではTOBの概要や主な流れ、メリット、企業事例をご紹介します。日本M&Aセンターでは、M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちらTOB(株式

敵対的買収とは?仕組みやメリット、防衛策、企業事例を解説

M&A全般
敵対的買収とは?仕組みやメリット、防衛策、企業事例を解説

買収は「敵対的買収」と「友好的買収」の2つに大別できます。日本における企業買収の大半は友好的買収によって行われますが、稀に敵対的買収が行われることもあります。本記事では、敵対的買収の概要、敵対的買収を仕掛けられた側の防衛策、企業事例などをご紹介します。日本M&Aセンターでは、友好的M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せ

ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

M&A全般
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

上場企業の株主が経営陣と経営方針などを巡って対立した結果、会社の支配力を強める目的で株式を買い進める場合があります。これが、「敵対的買収」です。しかし、敵対的買収に対して経営陣も何もしないわけではありません。経営陣と敵対する株主の動きを防ぐため、敵対的買収に対する様々な防衛策を発動して対抗します。その買収防衛策のひとつがポイズンピルです。本記事では、ポイズンピルの概要、メリットやデメリット、実際に

MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

M&A全般
MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

経営状態が振るわない企業に、外部の専門家を送り込み経営の立て直しを行う方法をMBIと言います。本記事ではMBIのスキームやメリット・デメリットを紹介するとともに、似た名称であるMBOやTOB、LBOとの違いについても説明します。MBIとは?MBIとは、投資家・ファンド・金融機関等が企業を買収し、経営権を握った後に経営の専門家を送り込み、企業の立て直しや、企業価値向上を図る買収形態の一つです。企業価

日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

M&A全般
日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

日本M&Aセンターの中で特に業界での経験豊富な二人のスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動き、プレスリリースを中心に解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は前回に引き続き日立製作所による日立物流の売却をテーマに解説します。(本記事ではYouTube動画の概要をご紹介します。)日立製作所と日立物流が正式発表へ西川:前回(日立製作所が日立物流を売却へ!M&Aの狙いとは)につづき日立物流パート2

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。日本M&Aセンターでは、M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちらコングロマリットとはコングロマリット(co

「TOB・買収」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード