株価算定シミュレーション

メディカル一光グループ、西部沢井薬品株式会社と事業統合へ

更新日:

株式会社メディカル一光グループ(3353)は、連結子会社であります株式会社メディカル一光(三重県津市)と西部沢井薬品株式会社(福岡県北九州市)、およびその子会社である株式会社沖縄アメル(沖縄県浦添市)の医薬品・医薬部外品等の卸売事業(以下、対象事業)を統合することに最終合意し、事業譲渡契約および株式譲渡契約の締結を決定した。

【本統合概要】
(1)メディカル一光が西部沢井薬品の対象事業を譲受するとともに、西部沢井薬品の子会社沖縄アメルの全株式を取得し、子会社化(メディカル一光グループの孫会社化)する。
(2)メディカル一光は、西部沢井薬品の関連会社の位置付けにある株式会社博愛中井調剤薬局(福岡県北九州市)の一部株式を取得することに、基本合意した。今後は株式譲渡契約締結に向け協議を進める。

メディカル一光グループは、1道2府12県にて、調剤薬局事業・医薬品卸事業・介護事業を展開している。

メディカル一光は、調剤薬局事業、医薬品卸事業を行う。

西部沢井薬品は、九州地区を中心に沢井製薬株式会社の代理店として医薬品・医薬部外品等の卸売事業を行う。

沖縄アメルは、医薬品卸売事業を行う。

博愛中井調剤薬局は、調剤薬局事業を行う。

メディカル一光グループと西部沢井薬品は、事業規模の拡大による効率化を図り、人材獲得は喫緊の課題と考え、事業統合を前提とした協議を重ね、最終合意に至った。

メディカル一光グループは、沖縄アメルの株式取得を本統合の一環としており、西部沢井薬品の子会社の対象事業も一体として統合することで、統合効果の最大化を図る。また、博愛中井調剤薬局の一部株式取得に関する基本合意により、医薬品卸事業のみならず調剤薬局事業についても関係を強化することで、統合効果の最大化を図る。

・今後の予定
株式譲渡実行日(沖縄アメル)   2023年9月1日
株式譲渡実行日(博愛中井調剤薬局)2023年10月を目途に協議を進める

調剤薬局業界のM&A・事業承継の動向はこちら

メディカル一光グループに関連するM&Aニュース

メディカル一光グループ、有料老人ホーム運営のサンライズヴィラ土浦を子会社化へ

株式会社メディカル一光グループ(3353)は、連結子会社である株式会社ハピネライフ一光(三重県津市)が、株式会社サンライズヴィラ土浦(茨城県土浦市)の発行済株式を全株取得し子会社化することを決定し、同社株主との間で株式譲渡契約を締結することを発表した。メディカル一光グループは、グループで調剤薬局事業、ヘルスケア事業、医薬品卸事業等を展開している。サンライズヴィラ土浦は、茨城県土浦市にて有料老人ホー

メディカル一光グループ、サイト薬品の子会社化に向け基本合意書を締結

株式会社メディカル一光グループ(3353)の連結子会社である株式会社メディカル一光は、株式会社サイト薬品(愛知県稲沢市)の発行済株式を全株取得し、子会社化することについて協議を開始する旨決議し、同社の株主との間で基本合意書を締結した。メディカル一光グループは、調剤薬局事業・ヘルスケア事業・医薬品卸事業・不動産事業・投資事業を展開している。サイト薬品は、医薬品卸売事業を行っている。沢井製薬株式会社の

メディカル一光グループ、医薬品販売代理店の高知第一薬品を買収

株式会社メディカル一光グループ(3353)の連結子会社である株式会社メディカル一光は、高知第一薬品株式会社(高知県高知市)の発行済株式を全株取得し、子会社化することについて決議し、同社株主との間で株式譲渡契約を締結することとした。メディカル一光グループは、調剤薬局事業・ヘルスケア事業・医薬品卸事業・不動産事業・投資事業を展開している。高知第一薬品は、医薬品卸売事業を展開。沢井製薬株式会社の販売代理

メディカル一光、静岡沢井薬品の買収への協議開始

株式会社メディカル一光グループ(3353)の連結子会社である株式会社メディカル一光(三重県津市)は、静岡沢井薬品株式会社(静岡県沼津市)の子会社化について協議を開始することを決定し、同社の主要株主との間で基本合意書を締結した。メディカル一光は、調剤薬局事業・医薬品卸売事業を行う。静岡沢井薬品は、医薬品卸事業を行っている。目的医薬品関連事業を取り巻く環境は大きく変化している。社会全体がインフレに直面

メディカル一光、医薬品卸事業の京葉沢井薬品を買収へ

株式会社メディカル一光グループ(3353)の連結子会社である株式会社メディカル一光(三重県津市)は、京葉沢井薬品株式会社(千葉県芝山町)の発行済株式を全株取得し、子会社化することを決定した。メディカル一光は、調剤薬局事業・医薬品卸売事業を行う。京葉沢井薬品は、沢井製薬株式会社の販売代理店。医薬品卸事業を行っており、千葉県に営業基盤を築いている。目的医薬品関連事業を取り巻く環境は大きく変化している。

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・事業譲渡・子会社・連結」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

M&A全般
会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社を売る際に知っておきたいポイントについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社の譲渡が成長加速の選択肢として注目されている。会社を売る主なメリットは存続、経営者の負担軽減、廃業コスト削減が挙げられる。一方で条件

会社売却後の役員退職金、従業員退職金はどうなる?

M&A全般
会社売却後の役員退職金、従業員退職金はどうなる?

会社売却後に退職する場合、退職金はもともとの規定が引き継がれるのでしょうか。支払われる金額や方法、時期などに変化が生じるのでしょうか。本記事では、会社売却にともない退職者が出た場合の従業員や役員の退職金、注意すべきポイントについて解説します。M&Aのプロに、まずは相談してみませんか?日本M&Aセンターは、ご相談からM&Aの成約まで、経験豊富なM&Aのプロが丁寧にサポートいたします。会社の売却をご検

「株式譲渡・事業譲渡・子会社・連結」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード