M&Aニュース

伊藤忠商事、米子会社を通じてアメリカンハイドロ社の全株式取得

更新日:

伊藤忠商事株式会社(8001)は、Wärtsilä社(フィンランド ヘルシンキ、以下バルチラ社)より、American Hydro社(米国 ペンシルベニア、以下アメリカンハイドロ社)の全株式、およびバルチラ社がカナダに持つ関連資産を取得した。

買収と買収後の運営は、伊藤忠商事の米国法人、伊藤忠インターナショナルの完全子会社であるIndustrious Group Inc.(米国 オハイオ、以下インダストリアスグループ社)を通じて行う。

伊藤忠商事は、大手総合商社。繊維や機械、金属などの国内取引や輸出入ならびに三国間取引を行っている。
北米においては、子会社を通じて再生可能エネルギー関連事業に取り組んでいる。

アメリカンハイドロ社は、水力発電所向けに水力タービンおよび関連設備の設計・製造・据付・メンテナンスを行う。

本件M&Aによりインダストリアスグループ社では、北米における老朽化したインフラ設備へのメンテナンス需要の高まりをとらえた機器メンテナンス事業の拡大を目指す。

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

総合・その他専門卸業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、総合・その他専門卸業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

伊藤忠商事に関連するM&Aニュース

伊藤忠商事、ボストンコンサルティンググループとDXコンサルティング事業の合弁会社設立

伊藤忠商事株式会社(8001)は、ボストンコンサルティンググループ(東京都中央区、以下「BCG」)と、顧客のIT・デジタル活用による課題解決・事業変革に資するDXコンサルティング事業を手がける合弁会社を設立することで合意した。本合弁会社は、関係当局の最終承認を取得出来次第、設立する予定。背景伊藤忠商事は、企業のIT・デジタル活用に求められる機能として、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)やベルシ

伊藤忠商事、会社分割方式でビッグモーターの主要事業を新会社に承継へ

伊藤忠商事株式会社(8001)と伊藤忠エネクス株式会社(東京都千代田区)は、2023年11月17日公表の通り、株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズ(東京都千代田区)とともに、株式会社ビッグモーター(東京都多摩市)が運営する事業について再建の可能性を検証してきた。その結果、事業再建が可能であり、かつ取組意義があると判断し、2024年3月6日、関係者間で事業再建に向けた契約を締結した。会社分割方式によ

伊藤忠商事、子会社を通じ英国自転車メンテナンス会社を買収

伊藤忠商事株式会社(8001)は、英国子会社EuropeanTyreEnterpriseLimited傘下のKwik-Fit(GB)Limited(英国、以下「KF社」)を通じ、FettleBikeRepair(英国、以下「Fettle社」)の全株式を取得した。Kwik-FitGroupは、1971年に設立された世界最大級の独立系自動車部品・修理・交換専門店。KF社は英国全土にグループ会社と合わせ

伊藤忠商事、オフグリッド型脱炭素エネルギーソリューションを推進するオーストラリアUONと資本業務提携

伊藤忠商事株式会社(8001)は、UONPtyLtd.(オーストラリア西オーストラリア州マラガ、以下「UON(ユーオン)」)の第三者割当増資を引き受け、オフグリッド型脱炭素エネルギーソリューションの推進に関する資本業務提携契約を締結した。伊藤忠商事は、繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において、国内、輸出入および三国間取引を行うほか、国内外における事業投資など、

伊藤忠商事、ビッグモーター再建に向け基本合意書締結

伊藤忠商事株式会社(8001)、伊藤忠エネクス株式会社(東京都千代田区)、株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズ(東京都千代田区)は、株式会社ビッグモーター(東京都多摩市)のデューデリジェンス実施を発表した。これと合わせビッグモーターと、独占交渉権の付与を含む基本合意書の締結を実施した。伊藤忠商事は、大手総合商社。繊維や機械、金属などの国内取引や輸出入ならびに三国間取引を行っている。伊藤忠エネクスは

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・クロスボーダーM&A・SDGs」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

日本M&Aセンターが新たにESGの構成銘柄入り

広報室だより
日本M&Aセンターが新たにESGの構成銘柄入り

企業の社会的責任がより求められるなか、ESGへの取り組みが世界的にも進展しています。機関投資家が投資先を選ぶ上で、企業の財務情報だけではなく、ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みなど非財務情報の重要性が年々高まっています。ESGインテグレーション(統合型)投資がトレンドとなっている昨今、2021年6月、うれしいニュースが舞い込んできました。ESGのグローバル基準を満たす日本企業を対象にした

株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

中堅・中小企業のM&Aで、最も多く用いられるスキームが株式譲渡です。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続きの流れ、税金についてM&Aに精通した税理士がご紹介します。日本M&Aセンターは株式譲渡をはじめ、様々なスキームのM&Aを経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお尋ねください。M&A・組織再編に関するご相談はこちらから株式譲渡とは株式譲渡は、譲渡対象企

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

「株式譲渡・クロスボーダーM&A・SDGs」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年5月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード