会社売却先シミュレーション

日本創発グループ(7814)、日経印刷親会社のグラフィックグループの株式取得および吸収合併

更新日:

日本創発グループ(7814)は、日経印刷株式会社(東京都千代田区)の完全親会社であるグラフィックグループ株式会社(東京都千代田区)の株式の一部を取得することを決定した。

取得価額は4,706百万円、議決権所有割合は69.01%となる見込み。

また、臨時株主総会における承認決議など所定の手続きを経た上で、日本創発グループを存続会社、グラフィックグループを消滅会社とする吸収合併を行うことを決定した。

グラフィックグループの株式1株に対して日本創発グループの株式6株を割当て交付する。

本合併により、日経印刷は、日本創発グループの完全子会社となる。

日本創発グループは、汎用的な一般情報用紙への印刷にとどまらずに、特殊素材・立体物への印刷に加え、ノベルティ・フィギュア・3Dプリンター造形や、デジタルコンテンツなどのソリューションの提供を行っている。

日経印刷は、企画・デザインに優れたノウハウを持つことに加え、高度な情報管理を実現していることから、教育関連事業向け印刷物や、金融事業向け印刷物に加え、各省庁から発行される白書などの分野において、安定的かつ圧倒的な受託実績を有する。

本件M&Aにより、日本創発グループは、両社が保有する製造設備や、製造管理技術、印刷技術などの経営資源を融合発展させることで、印刷物製造の効率向上や、品質向上、さらには、ワンストップサービスなど、顧客の要望への対応力を向上させ、グループの企業価値の一層の向上を実現する。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成29年10月11日
臨時株主総会開催日 平成29年11月28日
合併期日(効力発生日) 平成29年12月31日

印刷業界のM&A・事業承継の動向はこちら

印刷業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、印刷業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

日本創発グループに関連するM&Aニュース

日本創発グループ、フジプラスを買収

株式会社日本創発グループ(7814)は、株式会社フジプラス(大阪府大阪市)の株式の譲受け及び自己株式の処分による募集株式の引受けにより同社株式を取得し、日本創発グループを株式交換完全親会社、フジプラスを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決定した。また、フジプラスの完全子会社である株式会社フジプラス・ワン(大阪府大阪市)及び株式会社トライワーク彦根(滋賀県彦根市)についても、日本創発グルー

日本創発グループ、DNTIを買収

株式会社日本創発グループ(7814)は、株式会社DNTI(東京都千代田区)の株式を譲受け及び第三者割当増資の引受けにより取得し、子会社とすることを決定した。なお、DNTIの資本金の額が、日本創発グループの資本金の額の10%以上であるため、同社は日本創発グループの特定子会社に該当する。日本創発グループは、傘下グループ会社の経営管理およびそれに付帯する業務を行っている。DNTIは、経営、業務及びITに

日本創発グループ、横浜マテリアルを買収

株式会社日本創発グループ(7814)は、横浜マテリアル株式会社(神奈川県横浜市)の株式を取得し、子会社とすることを決定した。なお、横浜マテリアルの資本金の額が、日本創発グループの資本金の額の10%以上であるため、同社は日本創発グループの特定子会社に該当する。日本創発グループは、傘下グループ会社の経営管理およびそれに付帯する業務を行っている。横浜マテリアルは、主に、インテリア製品・記念品、トロフィー

日本創発グループ、企業向け多言語翻訳業のアイ・ディー・エーを買収

株式会社日本創発グループ(7814)は、アイ・ディー・エー株式会社(大阪府大阪市)の株式の譲受けにより同社株式を取得し、アイ・ディー・エーを連結子会社とすることについて決議した。日本創発グループは、印刷事業をはじめITメディアを組み合わせたセールスプロモーション開発、プロダクツ開発を行っている。アイ・ディー・エーは、企業向け多言語翻訳、多言語カタログ・マニュアル・WEBサイト制作を行っている。株式

日本創発グループ、印刷用金版製造のSakae Plusを買収

株式会社日本創発グループ(7814)は、株式会社SakaePlus(大阪府大阪市)の株式の譲受け、第三者割当増資の引受け及び自己株式の処分の引受けにより同社株式を取得し、SakaePlusを連結子会社とすることについて決議した。日本創発グループは、印刷事業をはじめITメディアを組み合わせたセールスプロモーション開発、プロダクツ開発を行っている。SakaePlusは、印刷用金版製造、エッチングプレー

この記事に関連するタグ

「合併・吸収合併・株式譲渡」に関連するコラム

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

M&A全般
合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

合併とは?合併とは、2つ以上の企業が統合し、新しい企業を形成することを指します。企業が競争力を高めるための重要な手段の一つであり、企業は合併によって相互のリソースを共有し、コストを削減し、より広範な市場にアクセスすることが可能になります。合併は、複数の会社が1つになるため、いずれかの法人格が消滅しますが、買収では経営権が移譲されるのみで、買収した会社の法人格は消滅せず残ります。実務的には完全子会社

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡とは株式譲渡とは、売り手が保有する株式を買い手に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、売り手企業の法人格はそのまま存続します。株主構成が変化する以外には、会社への影響が比較的少なく、独立性を維持しやすいため、中小企業のM&Aで多く用いられています。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、

「合併・吸収合併・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2017年8月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード