株価算定シミュレーション

東京急行電鉄(9005)、東急レクリエーション(9631)株式を公開買付け

更新日:

東京急行電鉄株式会社(9005)は、株式会社東急レクリエーション(9631)の普通株式を公開買付けにより取得すること及び東京急行電鉄をを割当先とする第三者割当による東急レクリエーション自己株式の処分の引受け、並びに東京急行電鉄及び東急レクリエーションとの間における資本業務提携契約の締結について決定した。

東京急行電鉄は既に東急レクリエーションを持分法適用関連会社としており、本公開買付けにより東急レクリエーションを連結子会社とする。
所有割合は現状25.45%だが、本公開買付け成立後も引き続き東急レクリエーション株式は上場を維持する予定で、買い付け予定数の上限時の所有割合は50.10%。

東急グループは、交通、不動産、生活サービス、ホテル・リゾート事業などの事業を展開している。現在、沿線開発と不動産事業の更なる推進を目指し、渋谷駅街区・東棟などの再開発を推進している。
東急レクリエーションは、東急グループにおける映画興行事業やボウリング場・フットサル場・フィットネス施設の経営、不動産賃貸事業の運営を行っている。

東急グループは、両社間の協力関係を一層強化し、映画鑑賞環境の差別化等により渋谷再開発計画を加速させていく。

●今後のスケジュール
公開買付開始公告日 平成28年2月12日
届出当初の買付け等の期間 平成28年2月12日から平成28年3月10日

鉄道・バス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

この企業に関連するM&Aニュース

東急、グループの商業施設運営事業の再編を発表

東急株式会社(9005)は、商業施設運営事業の再編を発表した。東急は、不動案賃貸業、不動産販売業、その他事業を行っている。再編の目的東急のリテール事業では、「商業施設運営事業」と「食品・日用品小売り事業」の2事業を展開しており、「食品・日用品小売り事業」については、2022年に東急ストアを主体として推進する体制を構築してきた。「商業施設運営事業」については、現在、東急線沿線を中心に百貨店およびショ

東急、ホテル業のTHMを吸収合併

東急株式会社(9005)は取締役会において、2024年4月1日を効力発生日(予定)として、完全子会社である株式会社THM(東京都渋谷区)を吸収合併することを決議した。また、本合併の決議にあたり、東急がTHMに対して有する債権を放棄することを併せて決議した。東急を存続会社とする吸収合併方式で、THMは解散する。東急は、不動産賃貸業、不動産販売業、その他事業を行う。THMは、ホテル業を行う。なお、東急

イッツ・コミュニケーションズ、東急の連結子会社Connected Designを吸収合併へ

イッツ・コミュニケーションズ株式会社(東京都世田谷区)は、東急株式会社の連結子会社であるConnectedDesign株式会社(東京都渋谷区)を吸収合併消滅会社とする吸収合併を2023年4月1日に行う。イッツ・コミュニケーションズは、放送法による一般放送事業、電気通信事業法による電気通信事業、情報システムに関するサービス提供、開発およびコンサルティング事業を行っている。ConnectedDesig

東京急行電鉄(9005)と旅行系イベント会社のポケカル、資本・業務提携

東京急行電鉄(9005)と株式会社ポケカル(東京都中央区)は、資本業務提携契約を締結した。ポケカルは、首都圏を中心に日帰りに特化したイベントや体験型ツアーなどを企画・販売する旅行系イベント会社。東急電鉄とポケカルは、東急線沿線や東急グループの施設を巡るツアーを共同開発し、実施している。本件M&Aにより、東京急行電鉄は、ポケカルの強みである商品開発力や顧客基盤を活用することで、東急線沿線やその他の東

この記事に関連するタグ

「TOB・グループ内再編・第三者割当増資・資本業務提携」に関連するコラム

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)とは?TOB(Take-OverBid)は株式公開買付けのことで、買付け価格や期間などを公表して株主から株式を売却するよう呼びかけ、買付ける手法を指します。一般的に買付け価格や市場価格より高く設定され、株主は市場価格よりも高く株式を売却できる可能性があります。他の企業を買収、組織再編する場合や、MBO(経営陣による買収)で非上場化する場合などに用いられます。TOBを仕掛ける

子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

M&A全般
子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

子会社化とは?子会社とは、親会社により100%または過半数が所有されている法人(※)を指します。子会社は独立した法人格を持ちながら、親会社の戦略に基づいて運営されることが一般的です。子会社には「完全子会社」「連結子会社」「非連結子会社」の3種類があります。※50%未満の保有率でも、議決権の総数に対する議決権の数の保有割合とその他の一定の事由から子会社と判断される場合もあります。この記事のポイント子

資金調達の方法とは?経営者が知っておくべき種類、メリットやポイントを解説

経営・ビジネス
資金調達の方法とは?経営者が知っておくべき種類、メリットやポイントを解説

資金調達とは?資金調達とは、企業経営に必要な資金を様々な方法で調達することを指します。各調達方法の種類、特長を経営者が把握し、いざという時に判断できるようにしておくことは不可欠です。資金調達は運転資金のほか、事業の立ち上げや拡大、投資、リスク管理など、事業の安定と成長を実現するための重要な手段です。一方でリスクや費用が伴うため、慎重に調達の計画を立てる必要があります。本記事では、資金調達の方法やそ

資本提携とは?業務提携との違いやメリット、流れをわかりやすく解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット、流れをわかりやすく解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携の概要、メリットやデメリット、主な流れについて解説します。この記事のポイント資本提携は、企業が資金や技術を提供し合い提携関係を築く手法。一方の企業が相手企業の株式を取得して提携関係を築くケースが一般的。資

M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A全般
M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A業界の経験豊富な2人が、世の中の企業のM&Aニュースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は「2024年のM&Aニュースの振り返りと2025年のM&A動向の予測」をテーマに解説します。※本記事はYouTube動画の内容を編集してご紹介します。解説のポイント2024年のM&A市場は大きく変化し、特にTOBやMBO案件が目立つ年であった。特に「同意なき買収提案」が多く見られた。第一生

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年2月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
2829

月別M&Aニュース

注目ニュースワード