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ニッポン高度紙工業(3891)、フィリピンのパルプ製造会社の株式取得

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ニッポン高度紙工業株式会社(3891)は、フィリピンでパルプの製造・販売事業を展開しているAlbay Agro-Industrial Development Corporation(ALD社)の株式を取得し、子会社化することを決定した。8月7日付で同社株式の40%を取得し、フィリピンでの外資規制に対する条件等が整い次第、残りの60%を取得する。取得価額は概算1,109百万円(フィー込)。

ニッポン高度紙工業は、アルミ電解コンデンサ用セパレータを主力製品として販売しており、国内外で高いシェアを占める。ALD 社は重要な原料調達先の一つ。
ALD 社は、パルプの原料となる原麻を調達する子会社(Tag Fiber, Inc.およびFiber Trading, Inc.)を持ち、高品質なパルプを日本や欧州に供給している。

ニッポン高度紙工業は、セパレータ事業における製品の原料の安定確保、及び事業拡大を目指す。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日(1回目)  2015年8月7日 株式の40%を取得
株式譲渡実行日(2回目)  2015年10月株式の60%を取得

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