【イベントレポート】イキイキと働き生産性向上を目指す企業評価総合研究所

広報室だより
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社員の仕事への意欲やエンゲージメントを高め、企業に関わる全ての人の幸福を目指すなど、ウェルビーイングの考え方を取り入れる企業が増えてきています。
日本M&Aセンターグループの企業評価総合研究所は「世界一の働きやすさで世界一の品質を目指す」ことを経営理念に掲げています。2023年4月14日には、全社員を対象にウェルビーイングについて学ぶ研修を開催し、心身ともに健康に働ける環境づくりのポイントについて理解を深めました。


米澤恭子代表取締役社長

企業評価総合研究所は社員91名のうち女性が8割を占め、ワーキングマザーも多く在籍しています。コロナ禍以前から在宅勤務やフレックス制度の導入など柔軟な働き方と仕事の成果を両立できる環境を整え、長期的なキャリアを築きやすい制度設計を進めています。
同社の米澤恭子代表取締役社長は、海外出張時に出会ったウェルビーイング研修での実体験を基に、書籍を読んでウェルビーイングを知るだけでなく、自社の社員にも体験による学びの機会を設けたいと考え、本研修の開催に至りました。

幸福度の上昇は生産性向上に寄与

今回の研修では、人材育成や幸福について研究する株式会社ハグニケーションズ 代表取締役 高木さと子さんを講師にお招きし、EVOL株式会社の前野マドカ氏の幸福学に基づく手法を用いて、ウェルビーイングの考え方について講演いただきました。
高木さんは「幸福の捉え方には人それぞれの考え方がある」としたうえで、自身の幸福のあり方を考えることが重要と指摘。「幸福であるとは悩みや邪念がなく目の前のことに集中できる」ことから、仕事の生産性が31%向上したとの研究結果があることも示しました。
また、前向きな考え方になるためのポイントとして、幸福学の研究結果に基づく幸せの4因子①「やってみよう」と挑戦すること、②「ありがとう」と人とのつながりを大切にすること、③「なんとかなる」と自信をもつこと、④「ありのままに」と個性を保つことが重要であると語ります。

講師の株式会社ハグニケーションズ 代表取締役 高木さと子さん

目の前の事象に集中することで洞察力や感受性が向上

自分と向き合い目の前の事象に集中することで、洞察力や感受性が高まることから、「マインドフルネス」の有効性を訴えました。

WHITETREE HEALTH AND BEAUTY代表取締役のフローレンスめぐみさん

その一例として、飲み物を使ったマインドフルネスであるマインドフルテイスティングと心身が整った状態で本質的な問いと向き合う対話を実施。シンガポールで美容健康ブランドを運営するWHITETREE HEALTH AND BEAUTY代表取締役のフローレンスめぐみさんをお招きし、10種類の厳選素材を使用したオーガニックハーブティーを提供いただきました。
時間をかけて五感を研ぎ澄ませながらハーブティーを試飲すると、参加者は「ハーブティーというと単純に香りがいいという印象しかありませんでしたが、集中して飲んでみると甘味や酸味を感じることができました」とマインドフルテイスティングの効果を実感しました。
イベントの最後は、自分と向き合う上で重要なテーマが書かれたダイアログカードを用いて、4人1組で自分の価値観を対話するワークショップが行われました。「自分が人生をかけて成し遂げたいことは」とのお題について語り合ったグループは「自分の人生について改めて考えてみると、大半を仕事に費やすと思うので、少しでも充実感を感じながら働けるよう、なりたい自分を考え続けたいと思いました」と感想を述べました。

自分と向き合い、心身ともに健康であるウェルビーイングの大切さ

米澤恭子代表取締役社長は「人が誰かの役に立つことで自分も幸せを実感できるとしたら、私は当社を世界一の働きやすい会社にすることを目指して経営することが、自分の幸せにつながっていると思います。今回の研修を通じて、改めて社員への感謝の気持ちがわきましたし、それを伝えるきっかけとなったことが嬉しいです。日常の中で自分と向き合う気持ちを育んでほしいと思います。」と本イベントを振り返り、さらに働きやすい会社にしていきたいと意気込みを語りました。社員がウェルビーイングを取り入れることで、心身ともに健康でモチベーションも高まると期待されます。日本M&Aセンターグループは、このような好循環により生産性の向上につなげていけるよう、邁進してまいります。

著者

M&A マガジン編集部

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日本M&Aセンター

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