
SBIホールディングスがネットショップ作成のBASEにTOBへ
SBINM合同会社は、BASE株式会社(4477)の普通株式に対して公開買付け(TOB)を実施することを決定した。
SBINMは、SBIホールディングス株式会社(8473)の完全子会社であるSBIER株式会社が持分の全てを所有する投資事業会社。
SBIホールディングスは、証券や銀行、保険などの金融サービスを幅広く手がける持株会社。近年はメディアやコンテンツ、IPを組み合わせた「ネオメディア生態系」の構築を進めている。
BASEは、ネットショップ作成サービス「BASE」やオンライン決済サービス「PAY.JP」などを通じて、事業者のオンライン販売と決済を支援する企業。購入者向けID決済・ショッピングアプリ「PAY ID」や、事業者向け資金調達サービス「YELL BANK」も展開している。
買付価格は普通株式1株につき340円。買付予定数の下限は設定していない。SBIホールディングスはBASEの経営の自主性と上場を維持したうえで持分法適用関連会社とする方針で、所有割合20.00%に相当する23,792,300株の取得を目標としている。
あわせてSBIホールディングスは、BASEとの間で資本業務提携契約を締結した。SBIグループが持つ金融機能や顧客基盤と、BASEが持つEC・決済プラットフォームを組み合わせることを目的としている。両社の利害を中長期的に一致させ、協業の継続性と実効性を高める。
両社は、コンテンツ・IPを対象としたコマース収益基盤の構築をシナジーとして見込む。メディアやイベントを起点とした販売チャネルの拡張とファン体験の強化、地方公共団体と連携したローカルオンラインショップによる地方創生の推進も想定する。決済をはじめとするフィンテック領域でも連携を進める。
BASEは本TOBに賛同の意見を表明する一方、株主が本TOBに応募するか否かについては、株主の判断に委ねることを決定した。
今後の予定:
公開買付開始公告日:2026年8月31日
買付け等の期間:2026年8月31日から2026年9月30日まで
決済の開始日:2026年10月7日(予定)





