
日本創発グループ、紙ディスプレー・紙什器メーカーの新和製作所を子会社化
株式会社日本創発グループ(7814)の連結子会社である東京リスマチック株式会社(東京都千代田区)は、株式会社新和製作所(埼玉県川越市)の株式譲受け及び第三者割当増資の引受けにより同社株式を取得し、新和製作所及び同社の完全子会社であるムサシパッケージ株式会社(埼玉県川越市)を連結子会社とすることを決定した。
なお、新和製作所及びムサシパッケージの資本金の額が、日本創発グループの資本金の額の10%以上であるため、同社は日本創発グループの特定子会社に該当する。
東京リスマチックは、印刷事業(オンデマンド印刷、オフセット印刷、大判インクジェット出力等)、サービス事業(クリエイティブサービス、什器設計サービス、展示会ブース施工等)を行っている。
新和製作所は、パッケージ事業をベースに、ディスプレイ・紙什器事業を発展させ、紙製パッケージやディスプレイに特化した事業を展開している。
ムサシパッケージは、商品の販売促進の要であるパッケージをメインとして、POP・ディスプレイまで、さらなる販売促進を目指す什器の提案や企画から製造まで、新和製作所と一体となって行っている。
背景・目的
日本創発グループの企業グループは、クリエイティブサービスを事業とし、顧客が創造性(クリエイティブ)を表現するために必要である多様なソリューションを提供するため、「クリエイティブをサポートする企業集団」として、幅広いビジネスを展開・推進している。
汎用的な一般情報用紙への印刷にとどまらずに、特殊素材・立体物への印刷に加え、多岐にわたる「カタチあるモノ」、例えばノベルティ・フィギュア・3Dプリンター造形など、またデジタルコンテンツなどのクリエイティブ提案を含めたソリューションの提供を行っている。
本件により、多様化するクリエイティブ需要に対して、新和製作所の特色ある事業を継続させつつ、グループの多様なソリューションも取り入れていくことで、顧客へのサービス向上を図る。
また、日本創発グループの企業グループ各社においても、同社がグループ商材を活用することなどを通して、シナジー創出を狙う。
株式の状況
| 取得前の所有株式数 | 新和製作所の普通株式 - 株 (議決権の数:- 個) (議決権所有割合:- %) |
| 取得株式数 | 新和製作所の普通株式 300,000株 (議決権の数:300,000個) |
| 取得価額(※1) | 新和製作所の普通株式 2,520百万円 財務調査費用等 3百万円 合計 2,523百万円 |
| 取得後の所有株式数 | 所有株式数 300,000株 うち間接所有 300,000株 (※2) (議決権の数:300,000個 うち間接所有:300,000個) (議決権所有割合:100.00% うち間接所有:100.00%) |
- (※1)取得価額については、新和製作所の純資産の額等を基礎として、財務の状況、資産の状況、将来の事業活動の見通し等の要因を総合的に勘案して合理的に算定し、双方協議の上妥結した価額。第三者割当増資の引受については、新和製作所の自己資本の充実により財務基盤の強化を図ることを目的としており、取得価額のうち第三者割当増資の引受額は2,352百万円。
- (※2)間接所有による株式数は、日本創発グループの連結子会社である東京リスマチックが取得する株式数となる。
日程
株式譲渡実行日:2026年1月7日(予定)
株式払込実行日:2026年1月7日(予定)








